パソコンを購入するたびに延長保証に入っていますが、果たして本当に必要なのでしょうか。
昔見たテレビ番組で、林修先生が「延長保証は確率論的に付けない方がいい」と仰っていたのがやたらと記憶に残っています。
何台もパソコンを使ってきたので、メーカー保証期間を過ぎた故障が全体のどれくらいかはわかりませんが、正直なところ延長保証を使ったことは(加入した件数に比べて)多くはありません。
ただ、延長保証があったために助かったことも何度かあります。
延長保証を利用した例
●APPLE
Mac mini late2012を未だに使っていますが、こちらは何度も保証を利用させていただきました。
(現時点では延長保証期限はもちろん過ぎています)
当方のネット環境が悪かったのかもしれませんが(NTT光を使っていたころです)、無線でも有線でもネット経由のリカバリが出来ず、Appleに預かり修理で初期化をかけていただきました。
iPadも初代のころから何台か使っていますが、幸いこちらは延長保証のお世話になることなく、経年劣化してもっさりしてきた頃に新機種に買い替えることで使い続けています。
●EPSON
EPSON DIRECTでは何台か購入したことがあります。
修理をお願いしたことは一度で、しかも保証期間を過ぎていたため、有償での修理を覚悟していたところ、なぜか無料で修理していただけました。
●SONY
SONY時代のVAIOが起動しなくなり、修理に出したところ、延長保証がきいて無料で修理していただけました。
好きなメーカーだったのでSONY製VAIOが無くなって残念…
末期のVAIO TAPという一体型PCは未だ現役で使っていますが、コストパフォーマンスに優れた良い機種なんですよね。
現VAIO株式会社の製品も惹かれますが、ちょっとお財布事情的に厳しいかな
延長保証が使えなかった例
●東芝(現Dynabook)
ノートPCが本家の3年延長保証が切れた1年半後に故障したため、泣く泣く1万4千を払って修理していただきました。
保証切れ直後ではなかったので諦めもつきましたが、それでも残念です。
●Panasonic
PanasonicのLet's noteは大変お気に入りのノートパソコンで、現在も使っていますが、一度キートップがはずれて、しかも部品が折れたため自分で再度はめるのが不可能な状態になりました。
某ネットショップで付けた延長保証を利用しようとしたところ、ショップからは「今回のタイプの故障では延長保証は利用できない」旨の連絡が来ました。
最終的に、某ネットショップのサポートに瑕疵があったために無償での修理となりましたが、そうでなければ延長保証は使えないケースのようでした。
その他色々パソコンは使ってきましたが、壊れることなく機種変更を迎えました。
という事で、私の場合は保証を使ったパソコンは全保有パソコンの20%程度でした。
低価格帯のパソコンを買うのであれば、「壊れた時は買い替え時」と割り切って保証をつけないというのもアリかと思います。
ただ、高価格帯のパソコンを買うのであれば、数千円から一万円台の上乗せならば入っても良いかな…と思ってます。
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