「あの世」はあるはずです。そして「この世」での行いを元に、とりあえずの行き先は決まると思います。しかし、


「死んでみなければわからない」


これが真理でしょう。詳しいことは、なにも、語れません。



よって、次、【Ⅱ】からは、「この世」のことについて書こうと思います。「この世」に生きる私ができるのは、それだけです。



……しかし、もう一度。



悪を多くなした者と、善を多くなしたもの。どちらも同じところへ(とりあえず)行くのは、ありえないでしょう。正しい信仰を持ち、善行を積む人はみんな、楽園の住人として、永く暮らすのではないでしょうか?