備蓄米が放出されたみたいですが、
米が安くなったと感じますか?
一般市民の私からすると、
その効果が全然感じられません。
依然高いままのような気がしてます
価格:税込みで4,200円弱
先日、テレビを見ていたら、
『備蓄米流通後も…コメの価格下がらず
赤字経営の“病院食”も』
みたいなニュースをみました。
コレを見て、
「あ~これはシンドイな…」
って思ってしまいましたね…。
シンドイ理由①パンに変えれば良いワケじゃない
「米が高くて買えないなら
パンに変えればいいじゃない?」
って思う方もいるかもしれませんが、
入院患者にはいろいろな方がいます。
中にはパン食に変えるのが
厳しい方もいるんですよね。
私も入院中はその一人でした。
ご高齢の患者
パンは柔らかいし食べやすいイメージですが、
ご高齢の方は嚥下機能の低下で、
喉につまってしまう可能性もあるようで、
安易にパンに変えられないそうです。
心臓疾患・高血圧の患者
パンにすると
栄養価の計算が大変になるそうです。
動画を見てそのあたりは初めて知りました
循環器系の疾患の方の食事とかを調べてみると、
「減塩・低脂肪・カロリー」
など注意点が色々とありました。
※心臓疾患や高血圧の方の
食事の詳細について知りたい方は
下記の記事が参考になると思います。
回復状態に合わせた調整が必要な方
お腹の病気で入院されたことがある方なら、
ここはピンと来るかもしれません。
患者の回復状態にあわせて、
ご飯の柔らかさ
なども調整されて提供されていたと思います
私の場合は、
ループス腸炎という病気で入院した時、
その時の状況によりますが、
毎回2週間〜1ヶ月の絶食をしていました。
絶食後は、
重湯→1分粥→3分粥→5分粥→7分粥→全粥
と細かくお粥の柔らかさを
調整していただいたものを
食べさせて頂いたので、
これをパンでやるとなると
難しいと思いました(笑)
しかも、
普通食のご飯でさえも、
柔らかめのご飯とかもありますので…。
パンでこれだけの調整するのは
至難の業と思います。
※実際の入院時の重湯。
※実際の入院時のお粥。
シンドイ理由②上限ありの病院食代金
正直、ニュースを見るまで、
全然気にしてなかったのですが、
今年の4月にも
病院食の値段が
上がってたんですね!!!
総額: 670円→690円 (+20円)
(一般の方の自己負担:490円→510円(+20円))
ニュースでは、
「それでも赤字だ」と言っていました
※詳細は下記の厚生労働省資料をご覧ください
病院食は、
正直「美味しい!!!」と
喜んで食べるほどではありませんでしたが(笑)
それなりには美味しかったです
しかも、
三食きちんと栄養を考えて作られているので、
そういう部分を加味しても、
あの金額で頑張ってくれていると思います
ということで、
ニュースについて詳細はこちらの動画をどうぞ
入院患者にとっては、
食事も治療の一環であり、
入院中の少ない楽しみの一つでもあります
食事に影響がないように、
お米の価格が早く安定して欲しいと、
こういしたニュースからも思いました。