刑務所には、
共同室(雑居房)というのがあります。
多くても最大7人ぐらい一緒に過ごします。
その部屋のルールは、
大きくざっくり話すとこんなのがあります。
① 刑務所内の整理整頓要領を
守らなければいけない
*これは、刑務所の
基本ルールなので破ると
調査や減点されます→進類・降類に左右されます。
② 房長のいうことは、守ること。
*房長は、だいたい古株のかたが
工場担当刑務官から任命を受けているので
房長=工場担当刑務官
つまり逆のことをいうと
部屋で何かあると房長が呼ばれます。
一時的に部屋の人の代わりに怒られているので
房長は、ストレスを感じやすいポジション。。
なので同室の者にきつく当たることもあります。
③ 部屋の決めごとや
ルールは、守ること
これは、
1、歴代のその部屋の人達から
あとからに来た人達が引き継いでいるパターン
2、房長や同室の古い人達が決めてパターン
清掃・リモコンのチャンネル権・食器洗いなど
やる人や順番などを決めていたり、
食事中のマナーなど
ことこまかく決めている部屋もあります。
守らないとどうなるか→
部屋から追い出されることになるでしょう
追い出し方法
①優しい追い出し方法
工場担当刑務官へ
部屋のことを一切守ってくれなくて
房長や他の同室の人複数と相談する。
→おそらく他の部屋で様子見。
それでもダメだったら→
工場担当刑務官が反抗とみなして調査にさせるでしょう
②強制的に追い出す方法ドアキック
部屋で喧嘩になりそうになったり、
もう面倒見るの限界って時に
その人以外の人で口裏合わせしてから
誰かが思いっきりドアをキックします、。
そうすると刑務官が飛んできます。
誰が蹴った?ときいてきますので
「 ●●です 」 と 口にしますと
その人だけが連行されます。
部屋の人は、後日面接にあいますが
口裏褪あわせておけば
連 行 されることはないでしょう。
喧嘩になったら部屋の全員、連行されます。
ある意味、いじめなんですけどね
私は、静岡刑務所で
ドアキックを何度も見ました。
刑務所は、上下関係に厳しいです。
歳の年功序列ではなく
工場にやってきた順の年功序列なので
若い受刑者が
60・70代ぐらいの受刑者から
敬語をたいな感じで話をしていることがあります。
+計算・用務・衛生係の人には、
怒らせたり、逆らっちゃだめといのもあります
刑務所は、社会の縮図・カースト制が
目で見て、はっきりわかるところなのです。
怖いって思われるのがそこかも
複数の待ち人さんから
受刑者になっている方が困っていることを
手紙で書いてあった内容を見て
書かなくてはと想い書かせて頂きました。
以前にも同じような内容書いたこともあります
そちらも宜しかったら見てみてくださいね。