仮釈や満期で

   工場を卒業する場合、

明日、釈前寮だからの告知は、

 告知が速い優しい刑務官の人は、

その週の始まりぐらいに 

「いつ呼ばれても

  いいように準備しておくように」と言われる。

 

前日に荷物をまとめ置くように言われて

 わかっている人は、数日前から

 いらない本やそれ以外の日用品も

    いらないモノを処分していく。

 

私の場合、一週間前から

   着実に荷物を減らしにかかってました。

貯めていたサッカー雑誌を数回にわけ処分。

もういらない使わない日用品を

 使い切ってゴミ箱や

   願箋書いて工場で処分してもらった。

(静岡でも同じことをした)

 

工場卒業前日の夜に

 明日の朝に必要な物以外は、

すべて私物バックへしまう。

 

    工場卒業当日。

 

朝、起きてすぐにシーツ類を

     すべて外してきれいに畳み

洗面や朝食を食べ終わって

 すぐに洗面セットを私物バックへしまい、

掃除をして出役準備。。

   箸やコップなどそのフロアで

貸し出しているものはすべて回収する。

 シーツ類は、食器口に置いて出役。

 

工場の仲間と別で行くと思われたが

 私の工場は、出役時間が早くて

まだ迎えの親父が来ないということで

一緒に工場まで・・・。

   一緒に釈前寮行く人と

そのまま工場に入るかと思われたが

朝の連行の若い刑務官が

 「私が、連れて行きますか??」と

工場担当刑務官へ言うと

「そうしてくれるなら向こうも

 手が省けるからありがたいんじゃない」と

工場の仲間に最後の挨拶ができず。。

工場担当刑務官にお礼を言って、

   私物バックを抱えて釈前寮へ向かう。。

途中で配役を言われた分室にいき、

 釈前寮へ配役するみたいなことを言われて

ついに釈前寮へ。

  私たちの工場が一番早くついた。。

 

何人来るのか? どんな人が??

ほんとに1週間なのかと

同じ工場の人が担当の親父に

        あれこれ聞いてくれた

 

釈前寮へ全員つく前に

   一番乗りの私たちがすぐに荷物検査。。

ノート類は、

   検査が時間がかかるために回収。

持って帰りたい私物も回収。

私は、サッカーの選手名鑑を

    持って帰りたかったので預ける。。

 

荷物検査が終わったら部屋を案内され、

もう使わない官物類は、

   青いカゴに入れるように言われて

洗濯も毎日出来るとのことだったので

   もう使わない居室着や

ランニングシャツなどの下着は、

とりま5日分ぐらいだけ残して

あとは、それいがいは、青いカゴへ

荷物を置いて整理が出来たら

  多目的ホールに元に戻ってくるように

言われ元へ部屋へ戻る。。

 

そんなことをしていたら続々と集まる。

釈前寮入所は、7人。 それ以外に3人。

   合計10人だそうだ。。

 

「令和になって

  一発目の仮釈メンバーだからな」

そういう説明を受けて

 釈前寮に、一週間しかいない。

だから奉仕作業もないとも説明された。

 

 1週間後には、外だからな。

 

本当は、二週間なんだけど特別・・・。

1週間だから奉仕活動もない。。

そのかわり釈前教育カリキュラムがビッチリ。

 

つまらないことを何度も注意されると

    調査になるから気をつけるように。。

  (うかれて羽目を外さないように苦言)

 

 1週間が始まるのか…。。

 

これが工場卒業日の出来事です。

中には、朝一飯食べ片付けが終わったら

      すぐに釈前寮へ行く人もいる。。

全ては、刑務官采配次第(笑)。。

 

これが卒業日の当日の流れです。