平日の久しぶりの休みだ

天気も良いし、久しぶりに魚を食べたくなり、京急の「 みさきまぐろきっぷ」を買って、三崎港へと向かった

横浜から¥3,650のところ、1/31までは神奈川鉄道割というキャンペーンのため、なんと¥2,550で利用できる

もちろん神奈川県民でなくてもOKだ

❶往復乗車券➋京急バス乗り放題券❸まぐろまんぷく券(食事券)❹おもひ出券の4点セットがついてくる


電車&バス乗車券

きっぷ購入は全てスマホ決済で完結できるので、横浜へ向かう途中で、きっぷの購入を済ませる

横浜駅でスマホの画面を見せて、京急の特急列車に乗り込み約一時間で三崎口駅に降り立った

改札をでると、すぐ目の前に城ヶ島行のバスが待ち構えていた。

バスに揺られること15分、降りる時もスマホ画面を見せるだけで面倒な手続きは一切不要




まぐろまんぷく券

さて、いよいよ「まぐろきっぷ」最大の目玉ともいえる「マグロまんぷく券」の登場である。

三崎港の有名な食事処はほとんど利用可能だ。

アニメにでてきそうな老舗旅館の「三崎館 本店」でもつかえる

いろいろ目移りするが、バス停を降りた所にある、うらりマルシェのすぐ隣り、「鮮味楽」にいってみることにした



建物は新しそうで、何と言っても「ま ぐ ろ」の巨大な幟が目を引く。



メニューはまぐろきっぷ専用の「鮮味楽丼」

ネギトロ、赤身、中トロなどマグロの各部位の大き目の刺身が散りばめられた丼であるよだれ

鮮度もよく、特に中トロは最高だ 

値段ははっきりしないが、おそらくは¥2,000+消費税相当のものとおもわれる

これだけで、ほぼきっぷの元がとれてしまったポーン



マルシェの中もマグロ一色

特に他に見るものもないので、城ヶ島へ行ってみることにした。

城ヶ島



三崎港から城ヶ島までは、橋で結ばれていてバスで5分程

三崎港から渡し船も乗れるが、バスは乗り放題なので使わない手はない

冬の平日ということもあり、人影はほとんどない

度重なる地震による隆起てむき出しになった地層や、馬の背洞門など見どころは多いのだが…

最近のインバウンドブームもこのあたりは無縁のようだ

何故か結婚式の記念撮影が数組おこなわれていた


島といえば、夕日をみつめる猫

ここも例外ではないのだが… 何故?

三浦•三崎おもひで券



「まぐろきっぷ」はフリーきっぷではなく、往復乗車券なのだが、実は小さく「途中下車可能」と書かれている

つまり、逆戻りでなければいくらでも乗り降り可能なのである

せっかくなので、三崎口のとなりの駅の三浦海岸駅まで行ってみることにした。



「おもひで券」は、レンタサイクル、油壺の日帰り温泉、喫茶、お土産などに充当可能なのだ

三浦海岸の「BAYSIDE SHARE」では、何とクラフトビールが飲めて、三浦野菜のピクルスまで付いてくる

これはいかねば物申す



おもひできっぷ利用可能時間17:30LO少し前にすべり込むと、海の見える眺めの良い席を用意してくれた。

ビールはキリン スプリングバレー豊潤のホワイトかレッドを選べる

目の前に広がる、横須賀を望む三浦海岸の海に沈む夕日を眺めながら、三浦野菜のピクルスをツマミにビールを飲む

はるばる三浦半島の先端部までやってきて、マグロ丼に海を眺めながらビールも飲んで、交通費も含めて僅か¥2,500とは…

日本最後のデフレの残り香を味わった