五月は、「五月来る」という言葉もあって
陽暦では、晴れの日が多くなる月
早朝は、鶯の声
初音は4月ごろでした、鶯の声ホーホケキョ♪
この声、心和やかと感じることができるのは
日本人&日本語を活用するからこその大切な感性とのこと
明るいほうへ自然を愛で
平和であることを願う心根があるからなのです
少しずつ、桜の色も終え、若葉青葉へと衣替え。
青葉も美しく涼やかな心地
夏が来たよと、言わんばかり
新鮮な風から、若葉の青々とした匂いが1日中放たれています
調合する私にとって、繊細な匂いは学びと気づきになっているのです。
ありがと~ 自然さん
感謝をし、オーダーメイドの香りづくりへ活かすことが
あたりまえにあるとされる自然情景の匂いは、単一の薫り・香りだけでなくて、
風景や雰囲気や音、流れ、天候も重なり合って仕上がっている
細やかな草木、小さなお花さん・・そっと寄り添う昆虫など
四季の移ろいや変化それぞれの匂いが仕上がっていて香りで伝えてくれる
何気なくそっと咲く花の色
優しくて透明な感じがいい
匂い、薫り、香りは、
いい意味で複雑で、抒情的がいい
それを内に秘めていてひけらかさず
シンプルになまめかしく表現してくれる
繊細な匂いは、心の魔法
そして、本居宣長も伝えているように
「香りは嗅ぐ」と言った方が雅語(みやびご)で美しい日本語の響きです
(香りを「聞く」は、漢語中国)
5月、立春から数えて八十八日め、
5月2日ごろは 八十八夜
野菜の苗も成長はじまり、茶摘最盛期
別れ霜ということばもあるように、
霜ともこれにてお別れになります、
さようなら~
そして
農家さん、忙しく始まっています
美味なる旬のお野菜や伝統的なもの
有難くて美味しくて
田畑も美しい黄金比
【写真は岩倉具視邸 左京区】
そして、4日に土用明け
5日は、鯉のぼり節句
6日から20日「立夏(二十四節気)」になります。
夏が始まるという暦
昨年ブログに「立夏」のことをまとめています
ぜひ、またご覧くださいませ
立夏のことば・ぜひこちらご覧くださいませ。
蛙も元気、田や土や水と共に
仲間と一緒に協力しているような
リズミカル声は安らぎとなります。
この四季たる自然の声や音は、ゆらぎ波動のよい音として
私たちの身心や振動に心地よいものとのことです。
きっと、日本語ならではの声音で過ごしているからこそ
情景や情緒に無意識に触れることができているのでしょう。
【写真は京都左京区大原】
はちじゅうはちや
八十八夜
言葉の表情(音・リズム・響き)から
みてみました
夏も近づく~はちじゅうはちや
個性的な表情を捉え、庶民的な雰囲気をもっていて親しみを引き立てています。
明暗、強弱 そして情緒、風情・・
大和言葉の感情語から捉えた亡恩人の数字は秘めた感情もみることができます。
5月は夏であり、陽に相応しく強く強い音を捉えていて、老若男女幼児まで愛される言葉であることが
しっかり捉えられているのです。
個性的であり溌剌としたリズムは、晴れの日が多いとされる天そして広大な田の情景は大らかに。
若葉青葉溢れる風景でしょうか、開放的な響きももっておりました。
そして健康や清いという表情に何か茶の存在を添えるように捉えられていました。
八は末拡がる数でもありますが、はるか昔からこうして神聖なみえない感性も大切にしていた
私たち祖先の知恵に感動し、何よりも亡恩人の理論に新たなる感謝にあふれます。
日本の言葉は音や響き、リズムが大切のようで
紫式部は、話言葉で綴っていたとききます。
言葉は一文字ずつではなく、
全体の言葉の連なりにある音や響きリズムがひとつの形となって、感情が放たれるのです。
雰囲気や曖昧さ、思いや願い
自分でも定まらぬ気持ちを歌にしていたのでしょうか。
自然風物に例え、自分の思いを歌にしていた古代
そして、
自然の流れ=時間の流れにゆだねる。
五月 八十八夜、鯉のぼり、夏の節句
夏は豊作を願う神事も多く
お祭りも
この数日は、神社ならではの神木の匂いも伝わってきます
町を村を地域を・・何か清らかにしてくださっているのでしょうか
言葉を祈りとしていた
私たち祖先からの大切な流れを盛り上げていくこと。
そこで育った人たち、動物、作物、
植物共に育んできた行事ごとは
その地域の人たちの深い思いには
かないません。
そして、
その思いに共感する人たちが
増えている今
長い歴史ある伝統文化
この先の未来へ
もっと伝統を守っていこうと
願う人たちが増えていて
![日本国旗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/443.png)
![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
![走る人](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/044.gif)
![日本国旗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/443.png)
日本の言葉は、表情によって奥ゆきがありそこはかとなく深い。
受け取る人のその時の感情によって良くも悪くも伝わる
そのため、いろんな言葉の表情を感じ知ると、視点がひろがってパランスがいい
この積み重ねが、後へと大切になってゆくような
亡恩人さん曰く「言葉はポジティブに捉えなくてはいけない」
明るい方へ
日々、学びのつみかさね
日中は暑く、夜は肌寒さも
体内はあたためてくださいませ。
なまえ香
―あなたの名前で香りを創るオーダーメイドー
あなたの名前の表情(音・リズム・響き)から香りを創るオーダーメイド
お一人ずつ、調合し
和紙でひとおりふたおりとお包み