夏至
(げし)
ことば
夏至は6月21日から7月7日まで
夏至の日は6月21日
陽熱至極しまた日の長きのいたりなるを以て也(暦便覧)
二十四節気の1つのことば
【写真:長谷八幡社 左京区】
昼の時間も長くなっていきますよ~
梅雨真っ只中ですが、まもなくあけます
蓮の花も咲きだしますとのこと。
沖縄は梅雨明けのようです
じめっとした陰気のとき、
気の巡りと身心調整を大切にしていきたいものです。
衣替えの時といわれる6月
このごろは、寒暖差もありまして
衣替えどころでありませんね
ただ、湿気もありますので、
梅雨晴れ間に、衣類を陽にあてたり、開けてみたり・・
また香(こう)は、ひろがりやすく
匂いに奥ゆきがでますので
焚いたり、忍ばせたりすることで
衣類には新しいものと差し替えてみたり、
同時に、少しでも
ご自身の気や身心のお役立てになるかとも感じます
微かに、静かな香しさを
忍ばせるだけでも 違うかと思います
躍動のすっきり元気へのお役立てに
夏至
(げし)gesi
言葉の響きからもみてみました
【写真:折りました、一重夏着物風 和紙
お寺さんの経和紙を活用】
古来、雨は動かずにちなんだ言葉かのように
動くような表情は全く無く、すっきり溌剌とした夏らしい表情をもち
不透明な響きが低音のように捉えています。
よそよそとした音を放ちつつ、孤立した感じは、紫陽花(あじさい)の言葉の響きとも
同じ。この四季ならではの風情がしっとりと放たれています。
孤立という言葉は、ネガティブなイメージが強いですが
鋭くも個性として自立の音。
梅雨最中ならではのためらいある情緒も受け入れ
それが振動となり、情緒という美として間接的に伝えている感じです。
梅雨晴れ間のすっきりとした響きも添えられ
梅雨時間の不透明な憂いある表情と反発しあうように。
その先にある移ろい、すっきり躍動へと導くための
今は必要な空間に音を響かせているのでしょう。
「夏(なつ)」は、無声破裂音という日本語の拍のうちのとりわけ強い音を使って、
厳しく活性的な季節感を出しています。
夏の音色と弾みあって、湿った梅雨の薫りをひろげながら
すっきりとした可愛らしい匂いもします。
6月末といえば、「夏越の大祓」
1,000年以上おこなわれているそうです。
これから半年の無病息災を祈る大祓(おおはらえ)
神事とされていて、
神に言葉を唱えながら穢れと無病息災を。
住んでいる人々とその土地、自然生命も含めて穢れを除きます。
神(カミ)は、天と地のエネルギー
イザナギ=大気中のエネルギー
イザナミ=大地のエネルギー
大祓は、これにちなんでいるのでしょうか
夏の大祓会
皆さまのところは、30日が多いですか
茅の輪くぐり(ちのわくぐり)を作った葉は
綺麗な水のところにしか育たないそうで、お話を聞いて神聖さを感じました。
町の人たちを思うきもちもふくめて
こちらを当日に山から採ってきたそうで、
そのためかとても青々としたいい匂いが広がっていました。
この夏時間の香しさを感じることができました。
1本ずつ、持ち帰って 玄関に飾って年末になったら戻し納めます
青々とした本来の香りが
みえない何かを除いてくれそうです。
ご覧の皆さまへも
無病息災となりますように
(私のなまえ香 二百六十六 夏至ことば)
※二十四節気は、1年365日を15日ずつに区切ったものでその区分点を節気。
※ちなみに七十二候は中国古代の天文学で黄河流域地方の気候を表現しているといわれています。
【写真はなまえ香オーダーメイド鈴りん+凛お包み】
・第2回京都府京都文化ベンチャーコンペテションアイデア部門ロマン・吉忠賞
・国際女性デー2011プレゼンコンテスト「フジサンケイビジネスアイ」賞
・第5回京都府京都文化ベンチャーコンペテションビジネスモデル部門京都中央信用金庫賞
・OMOTENASHISELECTION2016受賞「日本の美でおもてなし」
・第5回京都府京都女性起業家賞(アントレプレナー賞)京都府知事賞優秀賞