立夏
りっか
”夏の立つがゆへ也”(暦便覧より)
陶芸家稲田さん作品(信楽滋賀県)
春はおしまい、夏の始まりですよ
という合図
今回のブログには、
信楽焼陶芸家稲田さんから
この時季に相応しい写真が届きましたので
ぜひみなさんにも
ご一緒に掲載させていただきます
ご覧いただいながら、
立夏ならではの、空気美味たる信楽の地を
感じていただけますように
立夏は
5月6日~5月20日まで
二十四節気のひとつです。
気象的には6月からが夏
北海道は桜が開花したばかりですし・・
朝夕肌寒いときもあります
このように暦があることで節目となって、
”夏に入る”感情を整えることができます
サツキと鉄線の花が雨の中で爽やかな甘い香り
いい香りのようです
はて、鶯の声が今日もします
雨間に陽ざしが少し明るくなるときにあわせて。
五月の雨らしく、まだ肌寒い。
若葉は気持ちよさそうに浴びていますが
半袖に戸惑う時季でもあります。
お身体ご自愛ください
立夏から、蛙鳴くといわれています。
何匹いるの?と、
数えられないほど折り重なるような大合唱
これらの声や音は、ゆらぎとして波長のよい音に包みこまれ
大地や作物にとっても意味がある心地よい振動となります
日本人そして日本語によって、この蛙の声や自然の鳴き声や音が
美しく聴こえて、私たちは情緒や感性を感じる素敵なこと。
西欧の人たちには、雑音でしか聴こえないといわれています。
この情景を愛でる五月の月、情緒に寄り添ふことで感じとれるもの。
この時の感情や感覚を知ることで、
様々なものを察知したり、予感し、先見になる材料として
自然と共に感性を創らせていただいている私たち
貴重な時空間です
土用も明けての立夏
土を触ることとなりましょうか
田植えが始まるといわれていて、ご近所でも田植えの作業を見かけます
(土用期間は、土の神さまが宿り動き何かされています。
この時季ならではの青葉緑の色が
目に優しさを与えてくださいます
広大にひろがる田の苗1本ずつ連なった直線美がたまりません。
あたたかな感動と感謝を思います
りっか
riQka
言葉の表情からも捉えてみました
なんとも単純明快そしてさっぱりとした表現が高く捉えられている庶民的な言葉です。
若さ溢れ溌剌としたリズムが捉えられていて、若世代にとって親近感を感じるようです。
優雅でもなく複雑でもない、重たくも奥ゆきもない気持ちいほどのゼロポイントは、
情緒には若さゆえのスピード感。思うまま感じるままといわんばかりの感情が強くゆさぶるように表現されています。
それは健康的であり、しっかりと夏の風情が高くも春から夏への移ろいある響きも表現されていて
四季を愛で紡ぐように暦ならではの言葉である背景を感じとれています
夏=陽であるといわんばかりの言葉、それが単純明快さや活動的な表情へと繋がっています。
夏の初め、短期間ではある立夏らしい音には強さがあり
その景にある若葉青葉の躍動と鶯の姿見に相応しい新鮮さや明るさのある表情ポイントも捉えられていました。
さっぱり新鮮、甘やかな優しくも元気導く香しさがします。
【立夏ことば。二十四節気のことば】
気は「元気」「やる気」
気血水、気虚になると元気がなくなってしまうようです
気は「肝」であり、悪いものが身体に溜まると
のどつまったり、ため息や不安感・・
相手を思いやれず自分を主張して
他人を責めてしまいがちになったりになるようです。
身心はつながっているといわれいます、
食べ物も人間は悪いときに悪いものが欲しくなるそうです。
季節の変わり目でもありますので、
旬のものを意識して、食を心がけて
身心大切にくださいませませ
<ご紹介お知らせ>
稲田さん
陶芸家(信楽)
5月17日から24日まで
なんばタカシマヤ6階作家コーナーで出店されています。
なんばタカシマヤ6階
長年ファン常連さんもお見えになるようですが、
陶芸に興味ある方、始めての方、ご興味ある方もぜひお立ち寄りくださいませ
稲田さん、お話も楽しいです。
オリジナルの香り徳川の香 青葉若葉と共に
徳川美術館にて販売しています
5月27日開催 姫路市内の香アクティビティーは
すでに定員となり締め切りました
次回も開催しますので、改めてご案内させていただきます
お一人でもぜひご参画くださいね
おまちしています。