日本がIWC（国際捕鯨委員会）を脱退して商業捕鯨を開始したのは自民党二階幹事長の圧力による利権と票集めの為でしょうね。
調査捕鯨も南極にまで遠征して、利権の為にクジラ殺しをする日本は国際社会で非難されていました。
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-35529672
捕鯨は伝統でも食文化でもない、調査の体もなしていない、需要もないのに利権と似非伝統にしがみつく恥さらしです。しかもIWC脱退は国会審議も通さず自民党の独断による憲法違反です。
ネトウヨは利権とは関係がないのに捕鯨を応援しています。他国から批判されると血が騒ぐようです。（地元の人なら利害がなくても擁護するでしょうけど）
倫理価値観で論ずると不毛になることはわかっていますが、あえて私見を書いてみます。
アニマルライツから見て、環境から見て
よく牛豚肉食べてるくせに捕鯨反対するな。とか言われていますがそんな事はないです。それを言い始めたら最終的には無人島で裸で果物のみを採取して暮らしていなければ動物愛護や環境保護は出来ないという事になります。そもそもアニマルライツ原理主義の人はヴィーガンなので畜産肉も鯨も食べていませんが。そうは言っても多かれ少なかれ動物や自然を犠牲にしなくては人間は生きていけません。「出来る事から」動物の苦痛や犠牲を減らそうということです。
たしかに牛豚を食べていてクジラは可愛そうでは説得力に欠けてしまいます。でも日本人も牛豚を食べているではないですか。牛豚を食べていてさらに鯨が必要なの？食べたくもないのに。
捕鯨をするなら畜産を全廃する、あるいは畜産をするなら捕鯨を全廃するという事ならまだ分かります（まあ前者は不可能でしょう）。両方はいらないです！飽食の時代、牛豚で需要がいっぱいなのに、新たに売れないクジラまで殺せば廃棄処分、無駄な犠牲が増えるだけです。シェアの変化はないでしょう。畜産（養殖）も環境に与える影響は大きいですが、狩猟は乱獲によって絶滅の危機に瀕したり絶滅した動物がいます。また狩猟によって個体数を人間がコントロールするなんて本来はやるべきことではないでしょう。環境保全によって回復するべきです。また、鯨、イルカは神経質な動物です養殖はだめでしょう（アニマルウェルフェアにも反する）。
どちらの方が「出来る事から」なのかと、需要があるないの優先順位からして捕鯨をなくす事に賛成です。畜産に関しては廃止は困難です。過多すぎる肉食を減らすこと、工場式畜産を無くし動物福祉の向上、環境負荷の削減を願っています。
ヒューマンライツからみて
では人間の視点から見てみましょう。本当にクジラが好きな人なら殺して食べることなど出来ないはず。犬を家族のように大事にしてる人は犬肉を食べることは出来ません。一般の人が牛豚を食べられるのは種差別しているからです。上記にも書いてありますがアニマルライツからみると確かにそれでは整合性がとれていません。しかし、文化文化いうなら、日本人は犬を家族や友人として認識しているのが現代の文化です。そこから想像してみれば、欧米人にとって友人であるクジラを目の前で殺されて深く傷つき涙したことに、思いを馳せることはできないのでしょうか。死んだ友達はよみがえりません。
「捕鯨で生活している人がいる」・・・それはそうでしょう。それも文化ですが、時代の価値観に合わなくなったものは淘汰されます。かつては奴隷売買で生活している人がいました。ポケベル製造で生計を立てていた人、公衆電話の部品を作って生計を立てていた人は転職を余儀なくされたでしょう。その人達の生活も心配したのでしょうか。
鯨肉は不味いうえ、食物連鎖により水銀やマイクロプラスチックが濃縮され健康にも悪いです。
結局ネトウヨはクジラを好きなのではなく、捕鯨で生活している人の心配をしているのでもなく、他国から日本を批判されたことが許せないというナショナリズムという自尊心から捕鯨を擁護しているだけしょう。
閲覧注意
和歌山県太地町イルカ猟、現在は血が出ない殺し方だそうですがイルカの苦痛は変わりません。イルカの家族の群れごと追い込み水族館に売る個体は高値て売られ、売れない個体は家族が見ている前で刺し殺され肉にされます。
※追記、海外の食文化「犬食」犬を生きたまま丸焼きにして食べるのを見て辛い思いをした人多いと思います。バカウヨが「他国の文化に口出しするな」「牛豚を食っているくせに」なんて言うかも知れませんが無視して反対しましょう。よかったら続きの記事を読んで下さい→植物はいいのか？
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話が変わりますが、モスバーガーで一部の店舗てソイパティバーガー、彩り野菜のキンピラ、小麦粉アレルゲン対策子供メニューを休止するそうです。
ベジタリアンの私は困るので店舗とお客様相談室に無くさないようにお願いしました。(*´-`)