車イスのバスケットの話題をやっていた。
勿論、存在は知っていたが、最近では健常者もやっているらしい。これには正直驚いた。

健常者が車イスで・・・と言うのはどこか障害者に失礼になるのではないか、どこかにこんな気持ちがあったからだろう。
しかし、冷静に考えると、対象者が増えれば要求も増えて色々な面で改善されやすくなる可能性がある。
道具や器具の価格にも反映されていくだろう。そうなれば障害者にも良いことが増えるわけだ。

アイスホッケーやマラソンなど障害者のカテゴリーが増え、参加者も増えていると思う。
車イスを始め、障害者でもできるよう工夫されたスポーツが障害者の枠に留まらず一つのカテゴリーとして認知されれば将来的にパラリンピックからオリンピックにシフトする種目が出てくるかも知れない。

才能や努力という意味では、健常者でも障害者もバラツキは変わらないはずだ。裾野が広がるという意味では徐々にレベルアップしていく事しか考えられない。

スポーツと言う意味で考えれば、自転車は脚で漕ぐ、車イスは手で漕ぐと言う違いでどちらも人力の乗り物と言うことになる。脚は苦手だが手は強いという人が居れば、自転車から車イスに競技をシフトする可能性も否定できない。

そこら辺が、10年後どうなっているのか楽しみだ。