剣道八段審査の不正について | nam98323haruのブログ

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 皆さんは今回の平成26年11月27日、28日に行われた八段審査を見てどう思われましたか?
 全日本剣道連盟は本人の個人情報も分からず、公平にしていると言っていますが、実は資料があって、それを踏まえて審査をしています。特に今回の八段審査はそれが顕著に見てとれました。その中でも2日目の審査は明らかにおかしかった。
 例えば、八段合格者は今までは高度な技術力や鍛錬力、精神力が備わった者同士が審査する第一コートの受験者が約80%を占めていました。後の20%は年配の迫力もなく、内容もあまりよくない力のない受験者を合格させるというシステムです。これは年齢が重なっても長く剣道ができ、しかも八段受験の夢や希望を抱かせてその受験者を募り、受験費用を全日本剣道連盟の資金源に充当しているのです。この受験費用は全日本剣道連盟にとっては第一の資金調達方法となっているからです。だから夢や希望を抱せ、力不足の60才以降の人達を全国から募り、吟味してお土産代わりに合格させているのです。こうして適当に合格させて各年代ごとに散らしているのが全日本剣道連盟のやり方です。誠に姑息な手段で資金調達をしているのです。
 一方では「気攻めからの勝利で有効打突を確実に打つ」「打ち損じれば不合格」「120秒の世界」などと言って厳格な中に公正且つ厳選された審査の目で合皮を決定すると言っておきながら、他方では各県ごとの八段登録人数を見て調整し、八段を仕立て上げることをしています。つまり、実力もない者を八段に合格させているのです。しかもこれは全体の95%程度存在するので、現在、約500人の八段がいる中で、そのほとんどが仕立て上げられた八段、つまり作り上げられた八段、更に言えば、八段をプレゼントされた者がほとんどです。そうすると真の八段はせいぜい25人です。その逆で、今回の2日目の八段審査で第一コートからの一次合格者の精鋭の若手の全受験者が全滅するというとんでもない前代未聞の出来事が起こってしまった。つまり、今回の八段合格者は箸にも棒にも掛からない実力がない者を八段に仕立て上げた何者でもありません。逆に言うと、第一コート出身者の一次合格者を不合格にし、カスを合格させるという正反対のジャッジをするという暴挙です。こんなことを平気でやるのが現在の審査員と、最終的に調整したのが副会長の福本・松永氏なのです。であるから体質改善が必死なのです。
 二次受験者の若手の中でも4,5人よかった人がいましたが、その中でも目を引いたのが101Aの茂木選手や202Cの横田選手でした。特に横田選手は光るものが随所に見られ、感動の打突が連発し、会場からも多くの歓声が湧き上がっており、見事の一言でした。この両名は余程の手応えがあったのか、会場裏で二次合格後にある日本形の練習をしていたほどです。他にも2人日本形の練習をしていた選手もいました。ここまでするのは余程感触がよかったことからくるものです。しかし、このような選手が不合格となり、一方では、余程できが悪かったのか、本人は受かるはずがないと思い、既に着替えて帰ろうとしており、何度も係員から呼び出しをされていた選手がいたほどです。
 今回の八段審査は前代未聞であり、明らかにおかしいです。この合格者は若手を上回っていたのか全くもって疑問であります。私が見る限り、 なぜこんな人が七段なのかと疑問に思う選手も中に混ざっており、合格発表の時の空気は異様であり、武道館の観客も皆この発表にざわめき合っていました。つまり、会場の観客でさえこの合格発表に不信がっていたのです。
 また、今回の1日目に山口の稲田選手が合格していますが、「一生受からない」と皆が言っているトリッキーな選手です。このような選手が合格して、2日目のハイレベルな選手層の中で勝ち上がった若手の選手が全員不合格になるのは明らかにおかしく、出来レースと言う外ありません。これが歪であって、公平と言えるのでしょうか? 明らかに矛盾と画策がそこにあり、「落とされて」いるのです。
 以前からもそういうことがあり、例えば大阪の石田兄弟や栄花兄弟、宮崎兄弟、京都の高橋氏、岡山の松井氏や山根氏、長崎の馬場氏などの各八段など上げればキリがありませんが、これらがなぜ八段に合格したのかということは言うに及びません。これは有名選手に初めから丸が付いているからです。また、全く有名でない八段は現金営業をしたとも聞いています。
 ところで今回の高年齢受験者を合格させ、ハイレベルの第一コート出身の若手受験者を全滅させたのはある意図がありました。これについては敢えて言いませんが、色々と深い背景があるのです。
 今回、高年齢を合格させたのは、来年行われる世界大会の更なる資金集めが目的です。それで受験者の掘り起こしをし、受験者数を更に増大させ、その資金源を拡大するための狙いがあり、なんとも稚拙な拡大作です。
 これらを総合して考えるとこの八段審査は体のいい詐欺であり、今アメリカで話題になって暴動になっている人種差別と同じです。子供なども一生懸命に剣道の修練に勤しんでいます。それは剣道が好きだからであり、将来の八段受験者として夢や希望があるからです。しかし、その八段審査の合格の実態は「数合わせ」「帳尻合わせ」「出来レース」です。であるから、今回のような訳の分からない正反対の合格者となるのです。更に言えば、今回の合格者が不合格者で、不合格者が合格者だったのです。勝手気ままに厳しく条件を謳っておきながら、一方で初めから合格者が決まっていたり、八段を仕立て上げるのが9割以上で構成されるからです。
 つまり、上層部に媚びを売る者は八段に仕立て上げられ、正当に日夜鍛錬している実力者や八段に相応しい剣道家はことごとく落としているからです。それはその実力者が合格してしまうと自分たちが困ってしまうからです。そんな考えで八段合格の条件を容易く口にしてほしくありません。
 よって、八段審査の審査員と現在の全日本剣道連盟のシステムと体質を根本から変えなければならない責任があるはずです。これをせず金だけ搾取しているから詐欺なのです。
このように思っているのは私だけではないはずです。皆さんはどう思いますか?
 私は全日本剣道連盟に問いたい。八段審査の合格の基準は審査の内容なのか、それとも肩書きなのかどっちなのか? また、肩書きといっても警察や教員しかダメなのか? 一般人は実力で合格させてもらえず、こじ付けで合格させられるだけなのか? 体裁を保つだけで受からせるのであれば、1つ名誉職を設ければいいだけです。実力がない者を八段に仕立て上げることは本人にとってもためにならず、恥をかくだけです。真剣に修練してきている人間にとってはいい迷惑で。
 ぜひ皆さんの意見を聞かせて頂き、これを機に全日本剣道連盟の体質改善が行えればと切望します。