染井吉野の蕾がぷっくり膨らんで、春の訪れを感じさせますね。

さてさて。この、桜の咲く一歩前のこの時期、ほんの一時。
私が草木のみどりで、この世で一番好きなもの。
柳の新芽の季節です。








淡い緑の綿雪をまぶしたような細い枝が、フワフワと風になびく様子が本当に好き。
これがですね、桜が満開の時期になると葉っぱが少しガッシリしてきて、可憐さが無くなるのですよ。

今日のお稽古帰り、まだ少し明るかったので川沿いを走り、可愛い柳を愛でて参りました。
この写真は夕方なので、あまり美しくなくて残念ですが。
青空のもとで見ると、最高に可愛いですよ。


季節のお便りといえば。

もう20年近く前になると思いますが、鳩居堂にてあんまり素敵で衝動買いした和紙作りの季節のハガキがあります。



実際に使う機会もないまま、年月が過ぎました。
パソコンや携帯スマホでのメールに慣れ親しみ過ぎると、改まって葉書出すのって、妙に照れくさいんですね。

それを、今回活用する機会がやってきました。
先だっての正月、もう軽く10年は無精にも無沙汰をしていた親戚のおばちゃんに、ようやく会いました。
自分の無精で会わなかっただけなのに、顔を見ることができて涙が出るほど嬉しかったのです。

そのおばちゃんに手紙を書こう。
なぜならおばちゃんはメールをやらないからね。
あの柄ならば、出すのは今しかないでしょグッグッ🌸




喜んでくれるかな。
葉書用の切手なんて、前回買った記憶がないくらい久しぶりに買った。「今、葉書用切手はいくらなんですか?」って、聞かなきゃ分かっていませんでした。
字は下手だけど普通の細筆みたいなタイプの筆ペンを使った。
踊り関係の祝儀袋や熨斗紙の表書き以外で筆で字を書く事は、まず無いね。ま、筆で祝儀袋や熨斗紙に名前や字を書く機会がそこそこあるっていうのも、よくある話でもないかもしれないが。



同じ葉書でついでに誕生日近い母にも書く。
母よ、ついででゴメンね😃