2023天皇杯2回戦 vs 関西大学 駒場スタジアム | 南/北 浦議SNSの続き

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浦和レッズ観戦記を中心につらつらと書こうと思います。

勝つには勝ったが連戦の最中に120分は余計。

最低限の、ホントに最低限の結果。


スタメンは予想通りターンオーバー。

前線にカンテ、リンセン、モーベルグを並べトップ下に小泉。

ボランチに柴戸、平野。SBは左大畑、右馬渡。GKは牲川。


前半から関西大学の出足が速くビルドアップに苦戦。

前には繋がっても肝心な場面でパス精度が低く決定機が作れない。

普段の練習の様子はわからないが、なんだかこの試合で初めて顔を合わせましたとでもいうような、お互いが狙ってるプレーを理解していない感じ。

ならば個の違いで上回れるかと言うと、デュエルは良くて五分五分。


スコアレスで前半を折り返してからも変わらず。

たまらずモーベルグ、小泉、柴戸を下げて敦樹、大久保、明本を投入するとようやく展開が変わり、攻め込む場面も増えたがシュートがことごとく枠外かGK正面。

関西大学も防戦に回りながら時おり鋭いカウンターを繰り出し、85分あたりでゴール前フリーで打たれたシュートは大きくクロスバーを越えたが、あわや万事休すの場面。


避けたかった延長戦に突入するとさすがに関西大学もスタミナが尽きたか、サイド攻撃からこぼれを敦樹が押し込んだ決勝点でなんとか勝利を手に入れた。


試合後には出島から浦和オレのコール。

浦和サポーターからも関西大学「赤き血のイレブン」に対して盛大な拍手が送られた。
一方ゴール裏から浦和の選手にはブーイングの嵐。まあ、仕方ないか。

勝つには勝ったが、なぜこんな試合になってしまったのか。

憶測でしかないが、カテゴリーが大きく違う相手に外国人選手を並べた布陣は適切だったか。

途中出場し戦況を変えた明本、敦樹、大久保が大学サッカー経験者だったというのは偶々か。

もやもやが残る勝利だったが、それにしても関西大学は組織的で個々の強度も高いいいチームだった。

君たちの誇り、見せつけられてしまったよ。