亡くなる前日まで、病気とは気付いてあげられなかった私は、なんてヒドイ飼い主なんだろうと情けなかった。
癌でした。
最近よく吐くなとは思ってたのですが、
うちは猫4匹飼ってるので、猫ってよく吐いたりするので特に病気とは思わず見過ごしてました。
一昨日、お水も飲んですぐ吐いたので、さすがの呑気な私でも、あっ、大変だと思い、日曜も診察してる病院に駆けつけました!
重症ですね
と、先生。
考えられる病気は3つあります。
もしも癌だったら、痛み止めなどで症状緩和くらいしか出来ません、死期を待つのみです。
えっ、癌⁈
ビックリしました!
特にこの子はおデブさんだから、検査で麻酔をかけますが、ショックで致死の可能性もあります。
先生、承知の上です。
あらゆる手を尽くして検査をしてくださいとお願いしました。
脱水症状ですから、兎に角、点滴をして、明日検査をします。
入院となりました。
明日夕方に一度様子を見に来て下さいと。
愛ちゃん、頑張ってね!この先生に助けてもらおうねと声かけして、病院を後にしました。
翌日朝の10時頃、病院から連絡があり、
検査中に麻酔で、呼吸が止まりそうです、
すぐに病院に来てもらえますか と。
慌ててとるものもとりあえず、駆けつけました。
喉から管を入れられ、もう既に瞳孔は開いて、器械で心臓が動いてる状態。
所謂 脳死状態でした。
嘘だ、昨日まで可愛く、愛想を振りまいていたのに、、、
もう管を外して下さいとお願いしました。
愛ちゃん、頑張ったね、もう楽になろうね。
先生はやはり、癌でしたね。と。
命って儚いです。
2日前まで、抱っこしてと甘えて膝に乗って来てたのが遠い遠い昔のように感じられました。
この時、
愛ちゃん 可愛いね💕
ありがとうね。
ってすりすりしてあげて
というより
私の方が、すりすりしてもらってたのです。
愛ちゃんとの10年間に、
私はあなたからたくさんの愛をいただきました。
亡き夫も大好きだった 愛ちゃん。
夫はよく言ってました。
何でも欲しいもの買ってあげるよ、
ダイヤモンドの首輪が欲しいか?
なんて甘やかしてましたね。
4匹のうち、一番臆病で、来客があると一目散に逃げ周り、部屋の隅に隠れていたね。
そのくせプライド高く、一番美人さんだった。
いつも黒サビの末っ子のくっちゃんを
よしよししながら添い寝してあげてた
優しいお姉ちゃんだったね。
いたずらして叱られたら素直におとなしくなってたね、良い子だったよ。
しかし、おデブさんだから歩くとお腹が床に触れそうなくらいでしたね。
夫と似てて、あなたもあっという間に
あの世へ逝きましたね。
もう博さんとは会えたのかなァ。
愛ちゃん、ありがとう!
ありがとう!
ありがとう!
寂しがりやのくっちゃんを慰めてあげるね。