むすこ1。
2008年生まれの、6歳半です。

明日が卒園式。
本日をもちまして、我が家では、保育園生活が終了となります。


今日は私とむすこ1で上京しているので
さきほど、ふたりで乾杯してきました。


2009年の4月から通い始めたので、まるっと6年間
同じ保育園にて育てていただきました。

離乳食の食べ方、スプーンの持ち方、離乳の時期に、おむつはずし。
手の洗い方、歯磨きの仕方
そしてむすこ1は一人目の子どもなので、友達とのかかわり方も
ぜんぶ、保育園で教わってきました。
ありがたいです。


いまの区立保育園にはいるまで、
預け先がなくて、とても苦労しました。

今思えば、9月末生まれのむすこなので、区立に入るまでたった6か月間ですが
それでも、当時のポーラスタァの体制では
6か月間わたしが休んでいるわけにもいかない状態で
(そういう状態を作ってしまっていたのもわたしですが)
1日も早く預け先を確保して、仕事に戻らねば、と、たぶんわたし、目が血走っていました。


預けたいのに預けたくない
という、相反する気持ちに揺れて、毎日、胸の奥に涙がたまっているような状態で
せっかく子どもがうまれてかわいいのに、なんだか悲しい日々でした。

区立は満員で中途入園なんてありえなかったですし
近くの託児所に1日見学に行ったら、赤ちゃんの扱いがよくない先生がいてげんなりし
その後数か所面談に行きましたが、すべて満員で入れず
銀座近くの値が張る託児所預けましたが、大きな子と一緒の保育なうえに
建物が暗いのがどうしても辛くて、たった7日間ほどで心折れて退園
会社に連れてきてみましたが、ぜんぜん仕事にならず、
その後にみつけた港区の託児所に預けたものの、結果、むすこが高熱を出して入院。

もういっそ、託児所を作ろうかしらと思いましたが、
どう考えても採算があわない!

ようやく中央区の保育ママにあずかっていただけて一時ホッとし
そして4月に現在の保育所への入所通知が来て、うれしくてうれしくて、でした。

園庭があって、プロの先生がたくさんいて、
給食室があって温かいご飯がでて、家からそう遠くない場所。あーありがたい。

今思うと、たった6か月間になにをやっていたんだかと思いますが。
(でも当時は真剣だったんです)


ありがたいです。

時々、街で小さな子供と一緒にいるお母さんを見ると
「どうして私は、ああして子どもと過ごすことができないんだろう」と
落ち込んだりもしましたし

仕事が思うようにならず、
むすこは熱ばっかりだしますし、
仕事もむすこのことも、どっちもいまいちうまくいかなくて
全部自分のせいみたいな気持ちで苦しかったこともありましたが


↑笑ってふざけたブログばっかり書いていたころですが、正直、ちょっとつらかったころ!


それでも、6年間のうちに、少しずつ少しずつ仕事に整理もついてきて
6年目にして、先月、最後の最後で、やっと1か月まとまった休みが取れました。
遅れてやってきた、わたしの育休です(笑)


振り返ってしまうと
もっと抱っこすればよかった、
もっと一緒に遊べばよかった、
むすこの話をちゃんと聞いていただろうか、
おいしいご飯をもっとちゃんと作るんだった、
歌や物語をもっと教えてやるんだった
叱る回数がもっと少なかったらよかった

と、
この6年に、悔いが残る部分もありますが、時間は元には戻りません。
むすこは小学生になる。
とても、ひとりで道を歩くなんて想像できませんでしたが
来月には学校に通うようになるんですね。

小学校の6年がはじまります。
心に残る後悔は、未来への力に変えて、
むすことまだまだ一緒に歩んでいこう!なんて思う今日。


あーーー明日。
この時期になると毎年、「卒園生の母になるのは嫌だなー」と思っていましたが
いよいよわたしにも順番がまわってきてしまいました。

もう仕方ないですねー。せめて泣いておこっと。