フィンランドの首都ヘルシンキ
エストニアの首都タリン
イタリアの首都ローマ

と、3都市の旅をして、同じ首都でもそれぞれ全く違うなと感じました。当たり前ですが東京ともぜんぜんちがいます。

短い滞在での超主観ですが、こんなことを感じました。


まずヘルシンキの人は、みんなおしゃれでびっくりします。
寒い地域なので厚着なのですが、みなさん色やボリュームのバランスが抜群に良くて、見惚れてしまうほど。
つい暗い色に傾きがちな冬の装いも、マフラーや手袋がとてもカラフルで(しかも真っ赤とかスカイブルーとか、パッとした色味)、本当にかっこよいです。


そしてみなさん親切。何かを聞けば丁寧に教えてくださいます(英語が堪能!)。とてもやさしい。
無駄に笑ったりはしませんが、とても紳士的で、街に怖い感じの雰囲気がまったくありません。

きもーーち残念なのは、歩きたばこがOKなこと、かなと。


タリンの人は、お顔がちょっと怖く感じてしまいます。
おそらく、お顔の個性として、口角がさがっていて眉間にしわが寄っているのと、男性の上半身がとても大きいので、いかついというか、そう感じるだけで怒っているわけではなさそうです。
ヘルシンキと船で2時間しか離れていないのに、ファッションは全く違います。タリンの人はグレーや黒一色といった感じ。若い時はダウンジャケットを着ていて、年を重ねて裕福度が増すに連れて毛皮の分量が増え、最終的には全身毛皮のコートを着るのがステイタスの様でした。街にはデパートなどがたくさんあり、思っていたよりずっと都会的です。日本の街に近い!


ヘルシンキの人と比べると、それほどフレンドリーではありません。
観光地なのでもう観光客にはうんざりなのかも。

でも、観光地の商店のかたはとっても親切で英語も通じるので、困ることはまるでありません。



ローマのかたは、表現が難しい。
オシャレ度でいうと、ちょいわる雑誌レオンの言う通りで、男性はみんなおしゃれ。かっこいいです。驚くほどかっこよい。ですが、女性はそうでもないかんじ(すみません)。アイメイクを強めにしているせいか、女性のほうが強そうに見えます。

そしてローマの男性はみんなおしゃべり好きで、数人で並んで歩いて楽しそうにぺちゃくちゃしゃべっていました。まるで日本の女子高生。

また、ローマのかたは携帯でもほんとうによくしゃべっていて、きっとおしゃべりが好きなんですね。


大人にはわりと不親切で(東洋人だからかな?)、バス停などで困っていても助けてくれることはありません(笑)なにかを聞いても、ぶつぶつめんどくさそうに答えています。
が、一転、子どもにはものすごーーく優しくて、街でもバスの中でも、子どもを見ると「チャオ!」といって目を細め、頭やほおをなでてくれます。
最初はびっくりしましたが、たくさんの愛を受けて感激。




でもやっぱり、いちばん時がクイックに動いているのは東京。
ローマもタリンもヘルシンキも、東京よりはゆっくり時が流れていて、そして人も少ない印象です。

数日いただけの主観ですが(^ ^)