たまに色々考えます。特に、本家を見た後は。
そんな物語達をブログに書いてみようと思います。
台本や小説のように細かいとこまで煮詰めようとするとその過程でモチベーションを失うので粗筋だけで。
まずは高校の時に考えていたものに多少手を加えたものを。
『転生試験』
交通事故で死亡した主人公。
目が覚めると、とある大広間にいた。周りにも大勢の人間がいる。
そこに、天使がやってくる。
天使「皆さんは死亡しました。ただし、今から行う転生試験に合格すれば、転生する事が出来ます」
天使が言うには、今から24時間、地上に降りる事が出来るらしい。その間に良い事を行えば、転生出来るらしい。ただし、その枠は限られているとの事。
天使「皆さんには今から24時間、地上で何でも思い通りに出来る力を与えました。それでは試験スタートです!」
主人公は地上に降りていた。そして、自宅に向かった。自宅には、体の弱い母がいる。
主人公は母に、今まで育ててくれた感謝と、急に死んでしまった事への謝罪を告げる。
母「いいのよ。本当は悲しくてしょうがないけど、もう過ぎてしまった事だからいいの。あの世で幸せにね」
母に別れを告げた主人公が外に出ると、見知らぬ霊に声をかけられる。
霊「お前、どれだけいい事した?」
主「俺は別にいいよ。ただ、母さんに別れを言って来た」
霊「欲のないやつだなぁ。俺なんてさっき車にはねられそうだった男の子を助けたよ」
主「それは凄いな」
霊「でも席は限られてるって話だし、もっと良い事しないと!」
そして、24時間が経過した。
再び、主人公達は大広間に集められた。
天使「悲しい事です……合格した人間が一人しかいないなんて」
そういって天使は、主人公を指し示した。
天使「おめでとうございます。貴方が唯一、試験に合格しました」
沸き起こるブーイング。
霊「お前、何をしたんだよ!」
主「いや、別に俺は何も……これは何かの間違いです!」
天使「いいえ、間違いではありません。生前お世話になった人間に感謝を述べる。霊として許される、最大限の良い事です」
霊「俺は人の命を救ったんだぞ!」
天使「貴方が助けた男の子は、将来の凶悪殺人犯です。貴方は一人を助けた代償に、将来の何十もの命を奪った。地獄行きです」
霊「そんな!」
天使「他にも、霊の分際で地上のものに干渉する事は大変な罪です。身内や知り合いに最期の言葉を伝える、最期の一時を過ごす、これだけが許される事です」
主人公だけが眩い光溢れる部屋に連れて行かれ、他の霊達はそのままそこにいる……