あっというまの、49日。。 | コリアna自遊空間

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1999年世紀末〜一筋にSECHSKIESと고지용(コジヨン)だけのファンです♡

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愛犬ジョンが旅立ってから、もう49日。
はやいなあ。。。

ジョンが亡くなった当時は、あまりにもショックすぎて何も語りたくなかった。
何があったのかも、どんな状態だったのかも。

ただのペットだなんて、とんでもない。
ジョンはすっかり我が家の一員で大事な家族だったから。
ムスコであり、キョウダイであり。。
家族みんながジョンを心の支えに、幾たびどれほど救われてきたかわからない。

だけどジョンは、自分が家族と一緒にいられる時間が限られてきたことがわかっていたのだなあ、
と今にして思う。。
旅立つ約1年くらい前から、ジョンは異常なくらいに甘えたがるようになり、
ワガママになってしまい何かと母を手こずらせていた。

今年15歳の高齢犬でありながらも、ずっと元気だったジョンの異変は8月頃突然訪れた。
食べ物をよく吐くようになって、受けつけなくなってしまい一気に激ヤセしてしまった。

かかりつけの病院に行ったら、胃腸に同時に2つも難病を併発していて、
内1つはシーズーには珍しい不治の病だとわかった。
医師からは1ヶ月もつかどうか…と告知され、
治療はできる限りジョンが苦しまないようにしてあげよう、と決めた。

ジョンはわりと好き嫌いが激しいので、病院指定の食べ物は一切食べてくれず、
他に何とか食べてくれそうなものを懸命に食べさせていたけど、
ジョンの難病は食べても食べても口から身体から栄養が全部出てしまい、
ますます痩せ細っていく一方で、ある時は腸の痙攣で激痛があったのだろうか、
急に横に倒れて痛い痛いと泣き叫んだこともあった。

その痛みがジョンにとってはショックだったのだろうか。。
それから以降、ワンとも一切声を出さなくなってしまった。。。

あまりに痛がるジョンを不憫がる母の口から 安楽死 について出たけど、わたしは即反対した。
安楽死は、生きている人間のエゴだと思うからだ。

安楽死については、人によって考えかたに違いがあると思うし、
その症状や状態にもよるだろうから一概には否定し難い部分はある。

だけどこの時は、そんなことをしなくてもジョンはもう間もなく逝く、そんな予感がしていたので
天寿をまっとうさせるために見守り寄り添い続けることが最も大事だと思った。

それも家族だから、家族しかできない、特別な愛情のかたちだから。

わたしたち家族は、末期ガンで壮絶な闘病を経て旅立った父と過ごした時にそれらを深く学んだ。

ジョン、お父さんが迎えにくるんだね。。
ふとなんとなくそう感じたのは、闘病中のジョンがしきりに、
父の仏壇の前にばかり座るようになったからだった。

ジョンの治療の経過は、薬物の副作用に苦しみあまり思わしくなかった。
そのため、治療はいったんやめることになり、点滴のみになった。

そして治療をやめたその日の夜、ジョンの容態が急変した。

ジョンの呼吸が次第に弱くなり、前足がダラ~ンと力が抜けて、
「ジョン!ジョン!」と呼んでも一切反応しなくなった。
抱き抱えた母がもうダメだと観念した時だ。

奇跡が起きた。

死んだと思ったジョンが、また息を吹き返してムクッと起き上がったのだ。

そして、何かを探すようにヨロヨロと歩き出して、力尽きて座り込んでしまった。
ジョンは、まだ旅立てない理由があったみたいだ。

実は翌日、出張でめったに立ち寄ることのない弟が実家に来ることになっていた。
ジョンはきっと、翌日弟が来るのをちゃんとわかっていて待っていたのだろうと思う。

小さな小さな命なりに、ちゃんと思うことがあるんだ。
小さくも意志も感情もあり、その思いを一心に、限りある時間を生きようとする。

小さな小さな命の、大きな愛のかたちだと思った。

だから、どんなことがあろうとも、なにがあっても、
人間の一方的なエゴで生き物の命を絶ってはならないのだ。

翌朝、病院に行って点滴を受けたものの、
医師は聴診器をあててもうダメだ…といった風に首を横に振るだけだった。
ジョンはそれから横になって寝たきりになってしまった。

母は、ジョンにハチミツをなめさせたり、ポカリスエットをなめさせたり、
できる限りのことをした。

ようやくその日の夕方頃、弟が実家に着いた。
そして、ジョンは弟に何度も撫でてもらってホッとしたかのように、
間もなくして静かに息を引き取って旅立っていった。。。

やっぱり、ジョンは待っていたんだ。
弟を待って、安心して、ジョンなりに気が済んで、それから安らかに旅立っていった。

純粋で健気とはこういうことなんだなあ、と心の底から思う。

ジョンは確かに前夜に仮死状態に陥ったのに、
それでもまだ、まだ待たなければいけないと、必死にがんばってくれた。
あまりにも健気すぎて、愛らしくて、愛らしくて、涙がとまらなくなる。

弟も、しばらく眠っているジョンのそばから離れようとしなかった。

それはまるで奇跡のような、神様が与えてくれたオマケのような、1日だった。

ジョンは翌日ペット霊園に葬ることになった。
霊園に向かうときは、自然に近所の方々が集まって皆でジョンをなでて送りだしてくださった。
ジョンはしあわせものだね。

これ以外にも、実は不思議な出来事が幾つかあった。
だけど、それはジョンと家族だけの秘密にしていこうと思う。

もし叶うならば。
また、ジョンに逢いたい。
ジョンが生まれ変わってきてほしい。

また、ジョンのようなコを家族に迎えたいなぁと願っています。