〖秒懂本尊答 / すぐわかる ご本人が回答〗2019.５月
〖iD〗のアルバム発売の宣伝で、この時期いろいろなウェブサイトのミニインタビューを受けまくっていた。
＜War and Peace＞ についての質問も多かった。
このお衣装でのインタビューはいくつかある。
公式がなくなっているので Ming Xiさんのビデオから
Dimashの学歴は？
D：小さい頃から児童音楽学校で ピアノや声楽の専門的な授業を受けていました。
児童音楽学校は アクトべ・アクメット・ジュバノフ音楽院 (Aktobe's Akhmet Zhubanov Music College) の傍にあったので、後に僕もこの音楽院の学生になったんですよ。
4年間 オペラ専攻で卒業するまで Marat Aitimov （マラト・アイティモフ）先生のクラスにいたんです。
その後 カザフスタン国立芸術大学で ポップスとジャズを専攻しました。
卒業してからも この学校のマスターコースで編曲を専攻しています。
：Dimash は音楽一族
D：両親に感謝しています。
両親は カザフスタンでは有名な音楽活動家で、どちらも とても才能のある人達で、祖父母も音楽の方面では才能がある人達だから、彼らの支持と教育のお陰で 今の僕が歌手になれたんです。
とても良い先生にもめぐり合えました。
僕の先生は もともと僕の母の先生でもあったし。
：Dimash の音域について
D：よく言われるんですけど、この件に関して何かを言うのは嫌いなんです。
僕を一人の歌手として見てほしいので。
学校の教壇でパフォーマンスをする芸人じゃないですから。
（ビデオの後）
これは天からの授かりものだから 全身全霊で守って真摯に利用しようって。
僕の一番の目的・心からの希望は、僕の特技で観衆の皆さんを喜ばせることですから、みんなもそこに注目して欲しいんですよね。
："音楽の使者" という身分はどう思う？
D：正直に言うと、他の芸能人と同じで みんなの注目を得られるのが僕達が重視していることで、いろんな栄誉（賞）を受けるのは 僕もすごく嬉しいですよ。
でも僕は 過剰な賞賛をあんまり信じない人間なんでね。
いろんな賞を貰って 浮かれたりしない人間だから、こういう賞は将来の僕の才能の発展の道への激励の為の事前授与だと思っているんです。
だからこの身分に合うように一生懸命努力しようと思っているんですよね。
：音楽の使者として何をしようと思う？
D：歌手なら みんな 感情の表現を重視しないといけないです。
歌手の世界観や人生観、精神的価値観はそれぞれ違うと思うんです。
だから 僕のステージは毎回 その時の僕の状態を表現していると思います。
僕の一番の目的は 僕のパフォーマンスを通して僕たちの国の文化を世界に紹介したい ということなんです。
：〖歌手 (The Singer)〗
D：7年前の第1シーズンを見た時に、いつかこれに参加したいって子供心に憧れたんですよね。
数年後に この番組に招待されて参加したんですけど、その結果は皆さんご存じの通りですよね。
みんなも客観的な評価をしてくれましたけど、これは始まりに過ぎないです。
：＜戦争と平和＞について
D：世界には平等・平和・戦争のない生活が必要です。
どんな民族の子供たちにも 泣いたり、両親が苦しんでいる姿を見せてはいけないんです。
どの民族も みんな平等、世界中の人々は皆平等、この点をいつも忘れてはいけないんです。
世界は平和が必要。
僕たちはお互いを傷つけあってはいけないんです。
殺しあってはいけない。
僕たちは慈しみの心を持つことが必要なんですよ。
これが 僕がこの曲を通して伝えたいことなんです。
：2019年のコンサートプラン
D：母国でコンサートの計画があるので、世界中の人に母国に来て欲しいですね。
：カザフスタンを一言で表現すると？
D：カザフスタンは世界で一番素晴らしい国ですよ。
世界で一番すごくて、美しくて知恵がある国です。
英雄の末裔が暮らしている国。
：馬に乗れる？
D：勿論です。
でも、僕より優秀な騎手はいっぱいいますよ。
（カザフスタンの）一般人みんなに 英雄の血が流れていますからね。
歴史で言えば ある英雄は103回もマンツーマンで戦ったんだけど、70歳の時に病気を患って馬上で亡くなった。
でも70歳以前には 病気のことを誰にも気づかれずに たくさんの敵に打ち勝ったんですよ。
僕たちはこんな偉大な先輩の次世代として感謝し、喜ばしいと思っているんです。
：ダンスはできる？
D：コンサートの時には踊りますよ。
でも、正直なところ 他の歌手と違って 動きをすぐにできるようにはならないから、相当な努力をしないといけないんですよね。
だからダンスは得意とは言えないですね。
：カザフスタンの伝統料理を教えて
D：僕が一番好きなのは勿論 肉 ですね。
ホントのところは つらい時は食欲もなくなるんですけどね。
カザフスタンの肉は100％美味しいですよ。
肉の量が十分あれば どこの国の旅行者でも好きになるはずですよ。
：グルメについて
D：カザフスタンの伝統グルメはたくさんありますよ。
そのトップは 肉。
“беcбармак/ベシバルマック” (煮込んだ馬肉又は羊肉をのせた麺)と呼んでるんですけど、正確な言い方は “肉”。
カザフスタンの肉の消費量は世界第2位。
一位はオオカミね。
飲料も好きですよ。
牛乳・ヨーグルト・馬乳・ラクダ乳とかたくさんありますよ。
：カザフスタンの風光明媚を教えて
D：僕に言わせれば、他の国と比べると名所は特別ですね。
気候は暖かくて 湿度も丁度よく 旅行するには最適ですね。
ブラバイの どの山も川も 伝統的な物語から名づけられているんですよ。
カザフスタンの都市は どこも特徴があって 風光明媚なところが違っているんですよ。
観光地はいっぱいありますね。
：カザフスタンの一番美しいところはどこだと思う？
D：どの都市も特徴があって美しいですよ。
でも 僕にとっては生まれた所、アクトべが一番落ち着きますね。
急速に発展した都市なんですよ。
勿論アスタナ（首都）も。
ここはカザフスタンだけでなく 世界でも有名になったから この2つの都市がおすすめですね。
：Dimash にとってのカザフスタンって？
D：カザフスタンは世界一美しくて良い国。
今は世界でも注目を集め始めている国。
まだ若い国だけど、いろいろなことを成し遂げていますよ。
多分皆も知っていると思うけど、アスタナは全世界で一番若い首都で、国土は世界9位、東はアルタイ山脈、西はアティラウ州まで広大な土地は全部カザフスタンの土地ですよ。
この土地が 全てのカザフスタン人を育てたんです。
この国にも たくさんの民族が僕たちと一緒に共同で暮らしているんです。
みんな仲良く共存しています。
カザフスタンは独立政権の国家。
ほとんど全ての金属元素の鉱物がこの国にはあるんですよ。
だから僕にとっては カザフスタンよりいい国なんかないんです。
どの国の人もカザフスタン人には及ばない。
カザフスタンは僕の祖国。
＜War and Peace＞ Dimash 公式YouTube ↓