軽度認知障害(MCI)かな?と思う実父の記録鉛筆

 

2022年春休み(子供を連れて2泊3日帰省)

・数日前、都内で友達と飲み、お店で粗相をした(小)と母から聞く。そのことがあったからか、帰省中は全く飲酒せず。家でも沢山飲んだ日は失敗することがあるそう

・会話をしていて特別気になる点はない

・自転車で出かける

・図書館で本の予約をし、連絡を受けて一人で取りに行く

・孫のヨーヨーの紐の絡まりをとってくれる

・「hayにベルトのお下がりが欲しい」と伝えると、使わないベルトを出してきて穴を開け、革用クリームで手入れをしてくれる

・歩きがゆっくり

 

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コンディション◎!お酒を飲まなければ!

母も、この調子ならということで、今月また祖父母の元へ1週間程帰省(介護)するそうOK

 

私達が公園で遊んでいたら、父が自転車で様子を見に来て(桜の下で孫達と記念写真)、「この後子供達連れてマックで休憩して帰るわ」と伝えて別れて、マックにいたらまた父が様子を見に来てガラス窓の向こうから手を振っていましたニコニコ

広い公園内で私達を見つけたのも、マックに寄る予定を覚えていたのも、すごいことだよお父さん。

子供達は、「あ、じーじ」「おーい」なんて呑気に手を振り返すバイバイ

私は、誰も気が付いていないかもしれないけど、奇跡の瞬間が今ここにあるんですよと叫びたくなる。

 

父と二人でこのマックに来たのは、30年以上前のこと。

父は煙草をくわえながら、ホットココアを飲む幼い私を眺めていた‥

ように見えて、当時具合の悪かった自分の両親のことを考えていたのかもしれない。

(間もなく祖父が亡くなり、祖母は認知症になり数年入院してから亡くなる)

あれからホットココアは販売終了して、店内は禁煙となり、改装され、私は桜もちパイなんて食べている。

ガラス窓の向こうから、父の変わらない眼差しを受けながら。