「食わず嫌いのシブースト」


 7分前まで優遇されていたカーテンの柄は忘れた


乳白色の月を時計代わりにしていた 

真昼に月は見えないのに


スーパーへ買い出しに

自転車のカゴには

迷彩色のピーマン一袋


風が強く、強く吹いて

細長い枝はいつまでも

フラダンスを踊っている


自転車の後ろがフワリと浮いた

「一緒に行くって言っただろう」

あれって空耳?


デザートを目の前にして

二年前から断言している

ダイエットは挫折の連続


世界一周してもつまらないTV


深夜 氷が落ちる音で

目が覚めた


嘘発見器と誘導尋問を

パンに挟んで


冷蔵庫の中のケーキが

気にかかる


見逃してきた過去とか

過去とか過去とか

                    _私という女


……


ニートだと言うとみんなが納得した 

あんがいと稼いでいるのに


散歩が日課で空を見上げる

真昼の月って なんだか薄っぺらい  

できそこないの輪切り大根みたいだ


風が強く、強く吹いて

競争した

息切れしていると


「大丈夫?」って

あれって亡霊?


「また、彼女、ネットに

  へばり付いているよ」


それって日常茶飯事だろう?

ちょっと気になるけれど…


5歳児の嘘泣き 

騙されるところだったから

許せなかった


深夜 喉が渇いてミネラルウォーターを飲む冷た過ぎて歯にしみる


こぼれたミルクの境界線をミスった事実

とか事実とか

               _僕という男


類似項目>


誰かを愛した記憶などない

それでもあなたが好きだった


〆のデザート


「はじめてシブーストを食べたのは三笠会館だった親友Bと」


「シブーストって、ネーミングだけオシャレなヤツだろう?」


「あれ?xxxxxxxxxxx。」


xxx、それってxxxxxx

  xxxxxxxxxxx xxxxxxxx

  xxxxxxxxxx!」


〆の〆


ファイナルアンサー的な

 見解の相違  _____!




…… シブーストを知らないなんて…




___

2018/  8.3  詩のサイトに投稿にて