MSXとは1983年に(米)マイクロソフトと日本のアスキーが共同で提唱したPCの規格です。
現在のWINDOWSパソコンと同じような考え方とつまり統一規格に合わせて各メーカーがパソコンを開発
するというものです。まあ現在のPCと違って自作はできませんけどね。
日本で特に普及したせいかMSX2の後半からはマイクロソフトは撤退しました。なんでもアメリカではまったく売れなかったみたいです。MSもこばかにされていたようですからね。半ば喧嘩別れだったみたいです。
日本では多くの家電メーカーが独自のMSXを開発、主に低価格入門向けPCとして普及しました。
松下が最後まで残ってました。ライバルだったソニーは2+規格までで撤退しましたね
2+までは松下・ソニー・三洋と三つ巴でした。
思い出話はこれまでにしてそんなMSXの歴史とソフトを収録した本をまず紹介します。
かって専門誌だったMSX MAGAZINEの復刊として販売されてる本です。
まだ手に入る場合もあるようですのでネット書店等で探してみてはいかがかな!
たくさんのゲームソフトが収録されてます。
エミュレーターで動作させているのですがBASICでソフトの開発もできるという優れものです。
手持ちのMSXのソフトを現在のWINDOWS PCで動かすこともできます。
ROMカートリッジも専用のリーダーで使えましたが今は販売終了しています。
本当はMACとかでも使えるエミュレーターになるはずでしたが結局WINDOWS関連のみのものしか開発されず期待は1チップMSXに移りましたがこれも5000台というノルマを超えられず現在まで凍結されています。
なかなか夢のある話だったんですけどね>1チップMSX