今日は電子カルテメーカー主催の医療経営セミナーに出席してきました。
講演会の内容は、
個別指導に役立つカルテ整備術・記載術でした。
審査機関に信頼される印象の良いレセプト作成のポイントについてお話があり、
さらに、電子カルテのセッティングをどのように工夫すると
日常診療の短い時間に効率よく必要な記載が可能となるか
具体例を挙げて説明がありました。
医師は誰しも一人一人の患者さんを丁寧に診察・治療したいと思っているはずなのですが、
患者さんが増えてくるにしたがってカルテ記載が薄くなり、
レセプト請求や個別指導に耐えられないクオリティーになってしまう可能性があります。
大きな病院に勤めていた医師は特にそうなりがちではないでしょうか。
私のクリニックはまだそれほど混雑している状況ではないので、
比較的丁寧なカルテ記載はできていると思うのですが、
セミナーで強調していたいくつかのポイントが十分ではありませんでした。
一例を挙げれば、
ビタミンB1処方の患者さんについて
その必要性を定期的に評価し記載しているかという点です。
そのほかにもカルテ記載が不十分な場合、
個別指導で指摘される可能性がある項目をいろいろと教えていただきました。
今後患者さんが増えてきたときに備えて、
短時間に効率よく、過不足ない適切なカルテ記載が可能となるよう、
開院一か月前から今日に至るまで、
医療秘書・看護師と協力して、
さらに電子カルテのセッティングを成熟させていくつもりです。
医療経営セミナー、とてもよい勉強になりました。
電子カルテメーカーのシステムエンジニアの方も大変協力的なので、
どこまで電子カルテ成熟させることができるか、
今から楽しみです。