しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
「死別の再婚のほうが、離婚後の再婚よりもラク」と思っている人もいるのではないでしょうか。
しかし、実際は違います。
亡くなった人をリアルに考えるのは難しいからです。
亡くなっているぶん、パートナーや子どもの中では、故人は多かれ少なかれ美化されていく場合が多いです。

また遺族の中では悪い思い出よりも、良い思い出のほうが思い出されたりします。
継親にとっては、いつも見えない敵と競っているような状況になります。
その敵を追い越すことは永遠にできないような感覚を持ち、やるせない気持ちになることもあるでしょう。
子どもの中でも亡くなった親との思い出は大切なもので、そこから抜け出すには相当な時間がかかるでしょう。
そんな中では、子どもも新しい親のことはどうしても受け入れ難いです。

またパートナーに先立たれた人は、再婚後、前の結婚生活と同じ生活を求める傾向にあります。
このような思いも、再婚相手には精神的な負担となるでしょう。
子どもも実親も、今までと同じ生活を求めることが、新しいパートナーにとっては辛いことを理解しましょう。
また今までとはまた別の、新しいパートナーとの暮らしや家族関係を築こうという気持ちが大切です。

 

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舘 智彦