しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
ステップファミリーにとって、連れ子の複雑な心境を理解し、フォローしていくことが何より大切になります。
とくに連れ子が、反抗期・思春期といった不安定な時期を迎えている場合、再婚を遅らせるのも選択肢のひとつです。
しかし経済的、生活的理由で結婚し同居を開始する夫婦も多いでしょう。
子どもとの接しかたを長期的な目で見て、根気よくコミュニケーションを続けていく必要があります。

早くて10歳頃から始まる反抗期。
叱られたり干渉されることに強く反発します。
そういった反発があっても継親は大きな気持ちで受け止めましょう。
受け止めることが親になることだと心得ておください。
いずれ反抗期が終わる頃、そんな自分を受け止めてくれたことに、子どもは親からの愛情を感じます。

実親(血の繋がった親)が叱る役に、継親は慰める役に徹することも良い関係を築くポイントと言われています。
やはり急に登場した人に親の顔されて叱られても、子どもは抵抗を感じるほかないでしょう。
逆に叱られたときにいつも優しく接してくれる人というポジションでいれば、連れ子との関係は良好に築けます。
また継親と仲良くすることは、元親への裏切りに感じたり、また実親を継親に取られたという感覚になる連れ子もいることを理解しながら、自分たち家族なりの良い関係の作り方を探っていくことが大切です。

 

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舘 智彦