★BOTSLOG★

2008年6月24日 青年海外協力隊・エイズ対策で、ボツワナに上陸したぐうたらNAKOの生活記。

いつも支えてくれてるみんなに向けて、
ふっと思い出してくれてたあなたに向けて、
地球の裏側で、ゆる~く いろんな想いを綴ります。
(2010年6月に無事帰国しました)



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どうにも納得がいかない。私が神経質すぎるだけなのかな??

エイズデー(12月1日)にちなんで、毎年12月にHIV検査をしている。
一昨年も、その前も、12月にエイズ系のセンターで受けたのだけど、
去年は行けなかったため、今回は別の場所での検査となった。
どうやら、元保健所だった場所のようだ。

そこで、(私にとっては)アンビリバボーなことを体験する。

当然のように、受付では番号札だけをもらう。
プライバシー保護の観点から、HIV検査では名前なんて聞かれない。
受付を済ませ、待合所に行くと、私の他に10名くらいの人が、
待合所や廊下にある長イスに座っていた。
簡単な問診表を記入し、順番を待つ。
程なくして、採血所に連れて行かれた。
採血所の前にも、長イスがあって5名程が待機していた。

と、ここまでは良かった。

名前を呼ばれ、採血所に入る。
広い室内(教室2個分くらい)の中央が、
つい立てで4つに仕切られていた。
正面を向く形で2つ
それに、背を向ける形で2つ。

今までのHIV検査の時は、採血は個室だったので、
大部屋での採血にまず面食らった。
が、一番驚いたのは、座った時の、隣人との距離の近さだ。
たぶん、冗談抜きで3mくらいだと思う。

私と隣の人の間に、確かについ立てはある。
けれど、そのつい立ては、保健室にあるみたいな、
キャスター付きの布製のつい立てだ。
つい立ての隙間から、採血される女性の腕と服が見える。
「よく、採血が難しい手だって言われるんです~♪」っていう、
女性の明るい声が聞こえる。
声が、聞こえる。

その状況で、私の番がスタートする。

HIV検査における問診票は、大体どこも同じ内容だ。
●心配していること
(コンドームなしの膣性交、コンドームなしの肛門性交、針刺し事故、注射の回し打ち等)
●感染したかもしれない時期
●コンドームの使用状況(いつも/ときどき/使用しない)
●性交の対象(異性のみ/同性のみ/両方)

そんな内容のさっき書いた問診票を
看護士さんが読み上げ、確認していく。
「性交の対象は~で、時期は~ごろ、ですね」って感じで。

もう、すっごいすっごいヤダ!!!!

内容を確認されること、そのものじゃなくて、
隣人との距離が近いままで、確認されることが。
だって、(小さいけど)声は聞こえるんだよ??
しかも、どんな服を着ている人なのか、(うっすら)見えるんだよ?
しかも、その人と止血室でまた一緒になるから...
つまりは、横にいた人がどの人か特定できるんだよ!?

プライバシーってそういうことじゃないの?
性的指向とかって、超デリケートな情報だと思うんですけど。

陰性/陽性かだけが、バレなきゃいいってもんじゃないでしょ!!!

これ、ドキドキしながら初めて検査に来た人だったら、
もう2度と来たくないって思うんじゃない?
それが、マイノリティーの人だったら、なおさら。
検査は、人生の中で1回だけ受けたらいいってもんじゃなく、
時期によって、ルーティーンでやってもらう必要があるのだし、
それを考えたら、検査する場から足を遠のかせるようなことは、
いかがなものかと思う。

ふつふつと沸く怒りで、血がいつも以上に早く採れました...(-_-)

席を立って、止血室まで歩く途中、また驚愕。
つい立ての使い方が下手すぎて、
隠す気がないんじゃないかって言うくらい、丸見え。
私の後ろで、採血されてた人の顔がはっきり見えました。
もう、呆れてものも言えない。
ボツワナのtebelopele(HIV検査所)の爪の垢を煎じて飲ませたい。


献血をHIV検査代わりに使うなっていう論争が12月にあったけど、
そういうのを止めさすためにも、
こういうところのプライバシーはしっかりして欲しい。

同じ部屋の中でやるのならば、
中央にかためるのではなく、四隅で検査をするべきだ。
そうしたら、隣人の声はまず聞こえない。

よっぽど、クレームをつけようかと思ったけど、
今日は、ひとまず我慢。
来週、検査結果を取りに行くのだけど、
その時もこんな感じだったら、さすがに声を上げるかも。
さて、どうなることでしょう...















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毎年、8月第1週の金~日で行われる「横浜エイズ文化フォーラム」
ボランティアした年、来場だけした年などを経て、今年はじめて講師としてお話する機会を頂きました。

ボツワナから帰って来て、早いもので3年以上がすでに経過して、
正直エイズのことから頭が遠ざかり、あまり考えなくなっていた最近の生活。
もちろん忘れ去ったわけではないし、一般的の人よりは、気にかけてる方だとは思うけれど、
それでも、ボツワナにいた時よりは、1/5くらいになってる感覚。

当時、感じていたことを思い出すべく、プレゼンを作る前に、ボツワナ滞在時の日記&写真を見返す。
自分の2年分の日記を読み返したり、活動写真をじっくり見返すなんて、
実は帰国後、初めてかも知れない。(動物や旅行の写真は、割と見るくせに)
ボツワナ自体は、旅行でさんざん楽しんだ私だったけれど、
あんまり、協力隊らしい活動残していないし、ちゃんと講師できるのかなあ...と思いつつ。

でも。
日記を読み返したら、今の自分が思っていた以上に、
過去の自分は、ちゃんとエイズのこと考えてたみたい。

自分なりにボツワナのエイズの状況を観察し、考察し、記録してた。
そりゃ、感染率が23.4%の国にいて、エイズ対策に関わっていればそうもなるか。

写真をみて、自分が思っていた以上にいろんな活動・体験をする機会に恵まれていたことや、
(あ~!こんなことあったな)(そうだこの時、こんな気持ちだった)とか思い出して、
すごいすごーいボツワナの配属先や同僚が恋しくなりました。そして、改めて感謝の気持ちが再燃。

やっぱり、とても貴重な体験だったと思うのよ。
世界で2番目にHIV感染率が高い、
アフリカのエイズ対策 最先端の国で、
エイズに関わる活動をさせてもらえたってのは。
でも、それができたのは、配属先のみんなが、
この変なちっちゃい日本人を受け入れてくれたくれたからなのだと、本当に心の底から思った。
もちろん、今までだって、配属先のみんなには感謝してたけど、
ここまで深く、実感をもって感謝したのは、初めてかも知れない。
帰国後3年目にして、ちょっと泣きそうになった。

いっつも、そういうの気づくの遅いんだよな。
もっと、ちゃんと同僚に礼を尽くし、感謝の気持ちを表せたんじゃないかなあ。
あの頃は、あの生活が当たり前すぎて、ありがとうも上っ面だけだった気がする。
ああ、みんなに会いたいなあ。。。



そんなこと考えてたら、プレゼン準備はさっぱり進まず(笑)
Ka nako(ツワナ語でon time/時間通り)にしか行動できない私は、
やっぱり、前日までパワポが全く出来ていないという事態に陥り、
先延ばしにしてた自分を呪いながら、ほぼ完徹で作ったのでした。

プレゼン自体は、伝えきれない部分や言葉足らずの部分もたくさんあったと思うけれど、
まあ、ベストは尽くしたと思うし、私なりになんとかやれたかな?って感じでした。
新しい出逢いも得て、またひとつご縁が広がったことに感謝★
貴重な機会をくださった横浜エイズ市民活動センターのみなさん、ありがとうございました。




(後記)
毎週、アウトリーチオフィサーが、各フィールドから集め、
レポートで報告してくれていた現場でのケースストーリー。
私は、それを読んで、ボツワナエイズの現状をたくさん知れたのだけど、
活動時に、これを日本語に翻訳して伝えたい、そう思っていたことを今回思い出した。
そのうち、少しずつここで公開できたら良いな。
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ボイツェポが、病気の彼女をケアする時、その辺で座って喋っている、隣人に声をかけた。

「あなたたち、隣人が困っているのに、助けないなんてどういうこと!?
 洗濯物がたまっているんだから、洗ってあげなさいよ!!」

そういうと、ボイツェポは、自分の財布からP10を取り出し、彼女たちに渡した。
P10は、わずか、缶コーラが2本買えるくらいの額だけれど、薄給のボイツェポが自分のポケットマネーから出したことに、まず驚いた。
自分だったら、見ず知らずの人のために、お金をさっと出せるだろうか。

そして、何より驚いたのが、隣人がその言葉を素直に受け止め、吐いた物がついた他人の洋服を、文句も言わず洗い始めたことだった。

日本だったら、どうだろう?そう考えた。
自分のアパートの隣人の、汚物のついた洋服を、たった500円くらいのお金で、素直に一生懸命、洗うことが出来るだろうか。まず、無理だろう。
家族や親戚なら、いざ知らず、ましてや隣人。友人でもひょっとしたらためらうかも知れないのに。

パタパタと風に舞う色とりどりの洗濯物を見ていたら、
日本では多くの場所で、失われてしまった支えあいの精神が、ここにはあるんだなと感動した。
同時に、もし1人暮らしで病気になっても、誰も面倒を見てくれないどころか、気にもかけてくれないのが日本なんだと思うと、すごく淋しく、そして怖いなと思った。


にしても、洗濯時や、入浴介助の時に、ボイツェポも含め、全員が手袋をしていたのが気になった。
うーん、手に傷がなければ、感染しないんじゃ…
そもそも、手袋の口から水がいっぱい入って来ちゃってて、効果ない気がするんだけど…
患者さんは、そういうの気になったりは、しないんだろうか…って気にするのは、日本的な発想かしら。うーん、どうなんだろう…

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