どうにも納得がいかない。私が神経質すぎるだけなのかな??
エイズデー(12月1日)にちなんで、毎年12月にHIV検査をしている。
一昨年も、その前も、12月にエイズ系のセンターで受けたのだけど、
去年は行けなかったため、今回は別の場所での検査となった。
どうやら、元保健所だった場所のようだ。
そこで、(私にとっては)アンビリバボーなことを体験する。
当然のように、受付では番号札だけをもらう。
プライバシー保護の観点から、HIV検査では名前なんて聞かれない。
受付を済ませ、待合所に行くと、私の他に10名くらいの人が、
待合所や廊下にある長イスに座っていた。
簡単な問診表を記入し、順番を待つ。
程なくして、採血所に連れて行かれた。
採血所の前にも、長イスがあって5名程が待機していた。
と、ここまでは良かった。
名前を呼ばれ、採血所に入る。
広い室内(教室2個分くらい)の中央が、
つい立てで4つに仕切られていた。
正面を向く形で2つ
それに、背を向ける形で2つ。
今までのHIV検査の時は、採血は個室だったので、
大部屋での採血にまず面食らった。
が、一番驚いたのは、座った時の、隣人との距離の近さだ。
たぶん、冗談抜きで3mくらいだと思う。
私と隣の人の間に、確かについ立てはある。
けれど、そのつい立ては、保健室にあるみたいな、
キャスター付きの布製のつい立てだ。
つい立ての隙間から、採血される女性の腕と服が見える。
「よく、採血が難しい手だって言われるんです~♪」っていう、
女性の明るい声が聞こえる。
声が、聞こえる。
その状況で、私の番がスタートする。
HIV検査における問診票は、大体どこも同じ内容だ。
●心配していること
(コンドームなしの膣性交、コンドームなしの肛門性交、針刺し事故、注射の回し打ち等)
●感染したかもしれない時期
●コンドームの使用状況(いつも/ときどき/使用しない)
●性交の対象(異性のみ/同性のみ/両方)
そんな内容のさっき書いた問診票を
看護士さんが読み上げ、確認していく。
「性交の対象は~で、時期は~ごろ、ですね」って感じで。
もう、すっごいすっごいヤダ!!!!
内容を確認されること、そのものじゃなくて、
隣人との距離が近いままで、確認されることが。
だって、(小さいけど)声は聞こえるんだよ??
しかも、どんな服を着ている人なのか、(うっすら)見えるんだよ?
しかも、その人と止血室でまた一緒になるから...
つまりは、横にいた人がどの人か特定できるんだよ!?
プライバシーってそういうことじゃないの?
性的指向とかって、超デリケートな情報だと思うんですけど。
陰性/陽性かだけが、バレなきゃいいってもんじゃないでしょ!!!
これ、ドキドキしながら初めて検査に来た人だったら、
もう2度と来たくないって思うんじゃない?
それが、マイノリティーの人だったら、なおさら。
検査は、人生の中で1回だけ受けたらいいってもんじゃなく、
時期によって、ルーティーンでやってもらう必要があるのだし、
それを考えたら、検査する場から足を遠のかせるようなことは、
いかがなものかと思う。
ふつふつと沸く怒りで、血がいつも以上に早く採れました...(-_-)
席を立って、止血室まで歩く途中、また驚愕。
つい立ての使い方が下手すぎて、
隠す気がないんじゃないかって言うくらい、丸見え。
私の後ろで、採血されてた人の顔がはっきり見えました。
もう、呆れてものも言えない。
ボツワナのtebelopele(HIV検査所)の爪の垢を煎じて飲ませたい。
献血をHIV検査代わりに使うなっていう論争が12月にあったけど、
そういうのを止めさすためにも、
こういうところのプライバシーはしっかりして欲しい。
同じ部屋の中でやるのならば、
中央にかためるのではなく、四隅で検査をするべきだ。
そうしたら、隣人の声はまず聞こえない。
よっぽど、クレームをつけようかと思ったけど、
今日は、ひとまず我慢。
来週、検査結果を取りに行くのだけど、
その時もこんな感じだったら、さすがに声を上げるかも。
さて、どうなることでしょう...