はじめて流産したときの傷付きは大きくて、
自律神経が乱れてしまいました。




不眠、低血圧と1ヶ月以上続き、起きて横になるだけの毎日。



それでも
時間と共に悲しみの鮮明さは薄れていき、もとの生活にもどることができました。




それでも身近な人の妊娠に心は揺さぶられ、
順調な妊娠経過を横目に、自分の得られない経験をしている妊婦の同僚を羨ましく思いながら仕事をしていました。



流産後のメンタルケアについては、その必要性が認識されつつあると思いますが



いくつかのコラムやニュースを覗くと



その対象に、妊娠初期の流産をした女性は入っていないことに違和感を感じました。



初期の流産は、よくあること。



だからって、傷付かないわけじゃない。



不妊治療の末の妊娠で流産する方も多くいるし、



私のように不妊治療後に妊娠を諦めたところ妊娠し、流産する人だっているのです。



私は確かに回復が早かったかもしれないけど、




その後の妊娠は期待する気持ちも抑え、流産の恐怖を色濃くかんじながら、




宿った命をただただ喜ぶだけのことができない人間もいるのです。



仕事に戻った私は、自分が感じる仕事の負担を訴えることもできず、元通りになったかのように振る舞いました。



結果、仕事を続けることができなくなりました。



辛いなら、仕事を減らしてもらうとか、調整をお願いするとか、自分から言わなくてはいけないのは社会人として当然だと思いつつも



そんなこと訴えられないくらい、弱気になり、ギリギリのところで保って仕事をしていたのだと思います。



産婦人科のクリニックで、よく起こる初期の流産のケアはしていられないのかもしれないけど



自分の子どもを守れなかった苦痛は、たとえ妊娠何週であっても抱えるものだと思います。






辛いときに辛いと言える人間でない私の欠陥かもしれない。



それでも、ちょっとした声かけで吐き出せたかもしれない。



そんなことをぐるぐる考えながら、職場を去ることになりました。



そういう精神状態もあることを、広く認知してもらいたいと思います。