私がタイに来た当時の<10年前の日本人タイ就職事情>と<現在の日本人タイ就職事情>に変化を感じています。なので簡単にまとめてみようと思います
【10年前の日本人タイ就職事情】
・英語またはタイ語が可能な人材(英語力をより重視)
・未経験でもOKな営業職が多かった
・高卒の人でもタイ就職ができていた
・給与面においては高給取りであった
【現在の日本人タイ就職事情】
・英語またはタイ語が可能な人材を求める求人案件もあるが、タイ語力をより重視に変化(今はできなくても習得する意欲を求められる場合もあり)
・未経験でもOKな職業が減った
▶より専門知識のあるエンジニア等は重宝されるようになった。
・高卒だと就職が難しい場合もあり
・円安バーツ高の影響を受け、安易にタイに就職を希望する人が増えたことにより日本人の給与レートが低くても、応募人材がいる状況に変わった
・タイ人社会に馴染める性格かどうかが重要
・タイ人マネージャーの方が給与額が高い
<日本とタイの雇用形態の違い>
現在は日本も変わりつつあるかと思いますが、依然として終身雇用制度が残っているのではないでしょうか?
タイでは欧米系の雇用形態とアジア系の雇用形態のそれぞれの要素を取り入れた中間の位置にあると思います。
まずタイでは「試用期間」があります。(最大で119日)
タイ系企業の場合は”率先力”を求めます。つまり欧米系の雇用形態と同様にパフォーマンスが残せなければ、契約終了もザラにあります。一方、アジア系の雇用形態と同様に年功序列感もまだ色濃く残っています。
日本では年に2回ボーナスを保証されていることが一般的ですが、タイでは業績やパフォーマンスによっては何年間にも渡りボーナスを支給しない企業も多いです。
参考になれば幸いです