• プログラム情報


もしジニーのような妖精が現れて願いを
叶えてあげるとしたら
あなたはどんな願い事をしたいですか?

とんでもない想像であること、私も知っています。
知っていますが、それでも私は時々想像をします。
妖精が現れて願いを聞くなら堂々と言うだろう。
『建物主になってください。江南の方がいいですね。』
冗談のように本気です。

最近の青年たちの未来が非常に漠然としているとはいえ、中高年層も
漠然としていることは同じです。
株金持ちでもない。賢い家が一軒もない。集める魂も
ない。
引退するまでお金を貯めてみても80まで食べていくのは無理。
老後は一体どうするつもりか。

土のスプーンで生まれたのは確かだけど...スプーンは残せないままに土に
帰るだろう。
文字通り、今回の人生は終わった

全世代が暗鬱極まりないこの時代に
童話のような想像すらできない人生はあまりにも
素っ気ないかと思う

私はこのドラマを通じてささやかな幸せをプレゼントする、
小さいが確実な幸せのようなファンタジーを描いてみようと思います。

  • 人物関係図


  • 登場人物紹介


イ・ホンジョ (チョ・ボア)
이홍조 (조보아)

29歳、オンジュ市役所 緑地課 一般行政職9級公務員

親も兄弟姉妹も、連絡のつく親戚も、女友達に男友達もいない。
四柱推命に孤独な孤孤者がいると聞いたが...それでもこれは本当にひどいことだ。
夜になると毎晩酒を飲む。酒を飲むと悲しみが爆発してしくしく泣いた。
涙で一人酒を飲んでは、朝は元気そうな顔で元気に出勤し、にこにこ笑いながら一生懸命働く。

オンジュ東区役所の特急解決師であり、区民の悪口の聞き手。
頑として苦情、起承転結のない苦情、担当ではない苦情まで積極的に引き受ける。
市役所に発令された彼女は皆から羨ましがられた。

ホンジョは自分の熱心さが通じたと思ったが、それは不幸の序幕だった。
修習期間、監査室で密かに指示した暗行監察を熱心に行っただけなのに
そのことでチーム長が叱責される過程で波乱が起きた。
彼女は市役所に行く前からすでに、市役所を避ける対象になっていた。

セルフ検定試験、ノリャンジン考試村、一人部屋暮らしにつながった暗黒の歳月、
その長くて長かったひとりご飯も飽きて死にそうなのに、職場でも各自で食べるご飯だなんて。
夜勤を終えて最終バスに乗るときは、
監視カメラもない危険千万な路地を登って古びた住宅2階に到着すると、
君が一緒にいる夜を想像した。

雨の夜には傘を持ったまま迎えに来てくれて、
並んで座ってネットフリックスを見ながら 一緒にチキンとビールを食べて、
職場で経験した鬱憤を吐き出せば、あいつが悪いやつだな、お前はよくやっているよ、
と言ってくれる...まだ私のところに来ていない君が...いっしょにいる夜。
ホンジョはその「君」が政策補佐官クォン・ジェギョンになることを切に願った。
でもそんなに切望していたクォン・ジェギョンは来なくて...チャン・シニュという人間がやってきた。
古い木箱とともに。





チャン・シニュ (ロウン)
장신유 (로운)

33歳のオンジュ市役所法律諮問官、弁護士

きれいそのものだ。外見は遵守し、言葉は簡潔で、行動はまっすぐで。
香りで表現すると「清明な秋の日差しにさらさらと乾ききったリネンシャツの香り」というか?
自分の話はあまりしなかったが、着て着るものすべてがブランド品だから
大学の同窓生やロースクールの同期たちは「ちょっとした家の子供みたい」と言った。
成績1位にスポーツ万能、さらにそれとなくギャグ欲まであって人気が高かった。
特に男性に。

朝鮮時代からこれまで数多くの要職に傑出した人材を輩出した豊山張氏 ウニ公派。
この気骨がある名門家には、先代から伝わる
「伝説の故郷※1」ような話があった。

『ぞっとする呪いが受け継がれるだろう』
『オンジュ山のふもとに位置する神堂は、あのままにしておきなさい』

実はシニュの家は350年間、唯一息子たちにだけつながる遺伝病を持っていた。
父はそれを呪いだと信じて、神堂はそのままにしておいた。シニュは呪いを信じなかったが、
いつか僕にも遺伝病が現れるとは信じていた。
病気は突然、幻触?(外部の刺激がないにもかかわらず、肌に物体が触れたと感じる感覚)とともにやってきた。
血に濡れた手がゆっくり頬を包み込む感じがした、消えれば
その手が触れたところが燃えていくような激しい苦痛が続いた。
治療法のない希少疾患であるうえ、進行が非常に早く
数ヵ月後には片麻痺によって手足の正常な機能を失う恐れがあるという。
怒り心頭な父は、これは全部あのクソみたいな呪いのせいだと言った
直ちに全国八道の巫女を総動員して超大型お祓いでもする勢いだったが
左脳型人間のシニュは違った。

法律事務所はいつ頃辞めるのか。彼女のナヨンとは別れた方がいいよな...
いつにも増して早く冷徹で論理的で理性的な判断を下さなければならないと考えた。
一人の女に会う前までは。

※1 伝説の故郷・・・KBSで1977年~1988年に放送されシリーズ化した、伝説を元にした怪談ドラマ





クォン・ジェギョン (ハジュン)
권재경 (하준)

35歳、オンジュ市役所政策補佐官

オンジュ市役所の実力者。「ビダム(ビジュアル担当)」と呼ばれる。
ソウル大学経営学科出身で、シニュの直属の先輩だ。

来たくなかった。オンジュ市役所など。
政治を夢見たし、中央省庁の要職に就くこともできたが、家族が足を引っ張ることを知っている。
アルコール依存症の父親、ろくでなし一家の長男だが、裕福な家庭で愛されて育ったような外見だ。

最高のスーツスタイル、たまに披露する彼氏ルック、
今日は、前髪有りか前髪無しか、すべての行動が話題になる。
スイートな笑顔に息切れする女性たちが溢れているが、その笑顔が本物ではない。
ピンク色の包装紙に包まれた冷たい氷というか。

愛も恋愛も結婚も全く興味がない。
一時愛した女がいて、しばらく結婚を夢見たこともあるけど
父が彼女に絶えずお金を借りてきたことを知った後、心を閉ざした。
二度と愛する女性を私の家族と関わりたくなかった。
そんな気持ちだった。好きだと告白してきたホンジョを押し出したのは。
『僕のような人じゃなくていい人と出会って』

ところが、しばらくしてホンジョに近づくシニュを見た。
結婚を約束した彼女もいるのに何してるの?怒りがこみ上げる。
ところが、ホンジョさえシニュに揺れる。
そんな二人を見守るの、到底できない。
『いい人に会えって言ったのに、彼女のいる男と出会うなんて思わなかった。』
心を隠すのはここまで。
ジェギョンはホンジョに直進することにする。





ユン・ナヨン (ユラ)
윤나연 (유라)

29歳、インテリアデザイナー

普段は女神の美貌を披露し、働く時はいたずらっ子になる。
鉄製のはしごを踏んで上がって電動ドリルをダアアっと激しく打つとタフだけど、とてもきれいだね。

法務法人ローアンドハイのリモデリングに参加した。終わらせたら特に部屋一つが問題だった。
電気が入らず、締め切りは浮き上がり、作り付けのタンスはアンコウが合わなかった。
作業者にやらせることもできるアフターサービスを直接引き受けたのは、その部屋の主人がシニュだったからだ。
ナヨンは彼の外見に一目惚れし、彼のスペックに2回惚れた。
それで、一度に手が届く問題を10回にわたって見直した。
男たちは100%見ないふりをしながらちらっとしていたが、シニュは本当に文書だけ見た。
必殺技を使った。システムエアコンを見るためにはしごを踏んで上がったが、わざとよろめいた。
シニュが彼女を抱きしめた。ゲーム終了。

2年間恋愛をしているのにプロポーズがなく、やきもきした。
家の中に伝わる遺伝病に悩んでいるという事実を後で知った時は
みぞおちの先がひんやりと痛んできた。頭は別れ、でも心はもっと燃え上がった。
痛みまで愛するのが本当の愛だ、と思う自らが耐えられないほど可愛かった。
私、まるでメロドラマの主人公みたいじゃない? ところで、シニュがちょっとおかしい。
私に何も言わずに法律事務所を辞めてオンジュ市役所に移ったのだ。
父親のユン・ハギョンン市長は、予備婿が私を助けに来たと喜んだが、気になった。
勘ははずれていない。

○市役所の人達

コン・ソグ (ヒョン・ボンシク)
공서구 (현봉식)

48歳、環境緑地課チーム長、6級

ことあるごとに気が短い性格のあるコンチーム長と呼ばれる。
癌闘病を長くしてる母親の看病をしてみると、いつのまにか休んでいる老独身男性になっていた。
看病による頻繁な休職で昇進が遅れたが、今公務員合格証をもらったばかりのホンジョが
贈収賄で監察班に届け出たため、5級昇進を目前に控えて昇進を逃した。
心が狭く、後先もものすごく長い方なので、自分を苦境に立たせたホンジョを堂々といじめさせた。

ちょうど更年期も訪れ、極度に鋭敏だった矢先、運悪く丁度かかったわけだ。
世の中楽しいことはないし、株に投資した三千まで吹き飛ばしてしまうほどだが
うれしい知らせが聞こえてくる。

マ・ウニョンが離婚したんだよ!
どうやって慰めたらいいか分からないな…?言葉はそうだったが、心の中では万歳三唱歌った。
彼女の初恋にはなれなかったが、最後の愛にはなれる。ファイト!
でも…受け入れることはできるのか?イケメン俳優と暮らしていた彼女が、こんなうるさい俺の顔を?



マ・ウニョン (イ・ボンニョン)
마은영 (이봉련)

47歳、緑地課長、5級

仕事のできる強いお姉さんだ。同期の中で一番昇進が早かった。
常に自己開発に熱中し、外見の装いは後回しだ。彼女にとって服とは体を覆う道具にすぎない。
10年分の年次休暇を使い果たし、30日ぶりに復帰したウニョンは別人になっていた。
休暇中、彼女は離婚した。

花中年で有名な年下の夫が犯した不倫スキャンダルは超大型ゴシップで
韓国中を弄んだ。
市役所のすべての同僚がウニョンが極端な選択でもするのではないかと心配したという。
しかし、彼女はより強いメンタルに戻った。
局長になるよ!恋愛もするよ!熱く!
相手がコン・ソグになるとは思わなかった。

20年以上私を片思いしている純情男...悪くない。
中年のロマンスは難しく始まるが、縛られたくない。
『結婚は別に。事実婚がいい』その言葉にはっ!息切れするソグは不細工だ。可愛い。


ソン・セビョル (パク・ギョンヘ)
손새별 (박경혜)

29歳、緑地科8級、緑地職

仕事のできるキツネ※2だ。大変で目立たないことはできるだけ避ける。
ホンジョにあらゆる雑務を押し付ける。
以前いた9級後輩は同じキツネ科で扱いにくかったが、ホンジョは言われた通り黙々とやり遂げる。
それでも可愛がることはできない。なんで?私よりきれいだから。
心が狭いコンチーム長が良いわけではないが、ホンジョをあまりにも嫌っているという事実を知って同じ側になる。
どういうわけか、ホンジョをいじめる主犯になった。

※2キツネ・・・男性ウケが良い行動をする女性

ユ・スジョン (ミラム)

유수정 (미람)

32歳、緑地科7級、緑地職

オンジュ市役所の代表パコム※3
どの部署で何があったのか、誰と誰がサムをするのか分からないことはない。
主な関心事は市役所のツートップ、クォン・ジェギョンとチャン・シニュ。
2人のうち誰でもいいから恋愛してみたら思い残すことはないだろう。
コンチーム長とセビョルが主導するホンジョをいじめにのに本気ではなかったが...
遅ればせながら本気になる。チャン・シニュとクォン・ジェギョンがホンジョが好きだって?あり得る?

※3 パコム(빠꼼)・・・何事や事情によどみなく明るかったり、気が利いたりする人

ナ・ジュンボム (アン・サンウ)

나중범 (안상우)

41歳、グリーン造園社長

第2の緑地課職員と言っても過言ではない。それだけ緊密な関係だ。
オンジュ市公園の造園、街路樹および緑地帯の草花植栽、遊歩道管理など多様な仕事を引き受けている。
仕事の集中的な発注ではなく、それだけ仕事が上手で信じて任せるのだ。
植物に対する理解が豊富で、ホンジョに沢山助けを出す。
行方不明になった妻に似ていると言って、たまにご飯でも食べようとしたが、ますます過度な執着を見せる。


パク・ギドン (イム・ヒョンス)
박기동 (임현수)

32歳、法務チーム主務官、7級

シニュが憎い。彼を補筆しなければならないのが主な業務だが、本当にやりたくない。
見ているとお腹が痛い。自分が持っていないものをすべて持って生まれた。
すでに探しておいた文書も訳もなく遅く渡し、電話にもわざと出ない。
シニュのユーモア感覚がいくら優れていても絶対笑ってくれない!
しかし、どういうわけか彼を見てぽかんと笑っている。この感情は何だろう?

オ・サムシク (ユ・スヌン)

오삼식 (유순웅)

70代、公共労働者

ホンジョが管理する老人公共勤労者の一人だ。
炎天下で苦労する老人たちを優しく気遣うホンジョがかわいい。
孤児同然のホンジョもおじいちゃん〜!とよく懐いてる。
孫のウラムを一人で育てる。

オ・ウラム (パク・ジェジュン)

오우람 (박재준)

9歳、サムシクの孫

名前はウラム※4だが体格は小さい。親もいないし、友達もいない。
いつも一人で公園でコンビニホットドッグやおにぎりで食事を済ます。
公園を担当するホンジョとなぜかご飯の友達になり、お礼に恋愛相談をしてくれたりもする。

※4 ウラム(우람)・・・우람하다 (ウラマダ)でたくましい、体格が大きくて丈夫の意味



○シニュの人達

チャン・セホン (イ・ピルモ)
장세헌 (이필모)

55歳、バウ建設会長、シニュの父

「呪い」に関する話を父親から聞いた時、彼もやはりシニュのように はぁ…?と言ったそうだ。
ずっと前に弟を亡くした。タバコも吸っていないのに肺がんで若くして亡くなった。
毎年肺炎に罹り、数年前には敗血症で悪化して死んだ。
セホンは考えた。ここまで来たら呪いは迷信ではなくサイエンスだと。
会社一つだけを残し、ほとんどすべての財産をシニュに譲った。
条件は『元気な時に早く結婚して子供から産むこと!』
他人の目には幸運だが、心配事が山ほどある。
娘3人、息子3人を産んで賑やかな家庭になることを願ったが、一人の息子。
遺伝病まであるので、先祖の代が切れるのではないかと戦々恐々としている。
そんなにきれいで優しい彼女がいるのに、どうして結婚しないのかさっぱり理解できない。
いつも妻をいじめるが、離婚されそうになって気がつく。


ソン・ユンジュ (チョン・ヘヨン)
송윤주 (정혜영)

40歳のような53歳、シニュの母

俳優として一番ホットな時に突然婚前妊娠した。悪口を言われた。その時はそうだった。
引退して33年。人生に楽しみがない。息子のシニュと遊ぶのが一番面白いが、長い間会っていない。
「元気に育ってね」とそう言ったら、無駄に有能に成長して法律事務所になぜ入るの、
週に100時間ずつ働いて倒れた。
夫は「男」だ。口を開けば息子のことが心配にもならないのか、注意しながら文句も言う。
人々がどうしてそんなに浮気をするのか分かる気がする。
この男とこうやって生きていて死ぬのかな...とても悔しい。
『どこ、今何してるの?私と星を見に行かない?』という歌を聞いたら
『うんうん!星を見に行こう!』と叫びたかった。涙がぽろぽろと流れた。
新しい人生を始めたい。
夫はあざ笑うが、息子は応援する。
さすが私の息子!私とコロナマキアート一杯飲む?嫌なの?じゃあヤンニョムキッチンは?


ウノル (キム・ヘオク)
은월 (김혜옥)

70代、巫女

オンジュ山の麓に位置する神堂を守りながら、50年以上も神占※5を見てきた。
一時は何年も予約がいっぱいで、あらゆる財閥の奥さんと有力政治家が並んでいた。
しかし、年を取るにつれて、神のお告げを受ける力が弱くなり、神の娘も現れず、ウノルは忘れ去られた。
老衰に転倒まで重なって身動きが取れなくなり、療養病院に入った。
2年ぶりに誰かが訪ねてきた。 ホンジョだった。
彼女が仕える身主神※6エンチョが言った。
木箱の主人がホンジョだと、呪術書を返す時が来たと、

※5 神占・・・霊による占い
※6 身主神・・・身に乗せられ、他人の占いをする主体となる神。


キム・ウク (イ・テリ)

김욱 (이태리)


33歳、ローアンドハイの弁護士


シンユの高校の同級生で親友。

すべてが適当だ。見た目も、働くのも、遊ぶのも。

どこからでも飛び散らないで、落ちこぼれもしないようにしよう。真ん中だけにしよう。

丸々とした性格のため、本音を打ち明けるのが本当にいい男。

でも羽のように軽い男。

シニュの悩みを聞くと時々かっとなる。贅沢ばっか言ってるのか?


※画像は全てJTBC公式サイトから引用、翻訳

閲覧ありがとうございました💞