• 企画意図
人は一日平均200回の嘘をつくという。
私たちは習慣的に嘘をついて、
知っていながら嘘にだまされる。
上司のアルバムにいっぱいの不細工な赤ちゃんの写真を見ながら
きれいだと大げさに言ってくれて、
後ろでは私の悪口を言ったに違いない部下の
照れくさいお世辞にだまされてやる。
久しぶりに会った友達へ
痩せたという挨拶を忘れずに、
SNSが虚勢と嘘に満ちていることを知りながらも
見ていると内心羨ましい。
私たちは真実が欲しいと言いながらも
いざ真実だけの世の中では生きていけないということをすでによく知っている。

しかし、愛する時は特に真実と嘘に厳しくなる。
もしかしたら騙されるかもしれないから。信じられない人を愛するようになるかと思って。
その不安を静めようとあれこれ確認しようとする。
誰かは恋人の携帯検査をしたり、
親しい友人や家族に会って信頼できる人なのか把握しようと思う。
結婚情報会社の数百項目と複雑な書類提出は
信頼に到達するための時間を短縮させると思われることもある。
しかし、すべてを確認した後、訪れる信頼はどれだけ維持できるだろうか。
いや、そもそもすべてを確認することができるかな?
ただ愛してるから信じるのは無謀に見えるけど
それが愛の美しさであり、
そのような完全な信念は、一人の人生を変えることもある。

嘘が聞こえる能力のせいで 
誰も信じなかった人物を通じて
真実の美しさではなく、
信じることの美しさの物語。

  • 人物関係図


  • 人物紹介

モク・ソリ (キム・ソヒョン)
목솔희 (김소현)

27歳/女/ライアーハンター

嘘の声を区別する先天的な能力のせいで、世の中は善良な人と悪い人ではなく、欺く人と騙される人に転がるということを早くから悟った。

こんな能力を世の中にただ私一人で持っているという事実にうぬぼれていたのもつかの間、徐々に悟った。これは超能力ではなく呪いであることを。誰も完全に信じられない呪い。笑って後頭部を打たなければならない呪い。他人が笑う時に笑えず、結局寂しくなるしかない呪い。どうせこうなったこと、この呪いを最大限効果的に使うことでもしようと思って検事や警察にならなければならないという考えも少しした。しかし、勉強に素質もなく、貧しい家庭生活に金稼ぎは一刻を争う。結局、友人たちが文系理科を悩んでいた時、真実の神霊様を祀る巫女に進路を決めた。

別名「ライアーハンター」。

録音や電話通話では嘘が聞こえないという限界のため、嘘を直接聞くために出張に通い、運命になかった財閥家にもなり、国会出入り記者にもなり、スーツ姿の面接官になることもある。腕が良いと知り合いを通じて噂されてタロットカフェに偽装しておいた相談所の前には依頼人が乗ってきた最高級セダンが絶えない。

そんな中、マスクで顔を覆った怪しい男が隣の家に引っ越してくる。口を開けば嘘がこぼれると予想したが、不思議なことに嘘はつかない。そんなにこの怪しい男の最初の嘘を待っていて、思わずだんだん心を開いてしまうが...




キム・ドハ (ファン・ミニョン)
김도하 (황민현)

29歳/男/作曲家

現在、国内著作権料収入1位の売れっ子作曲家。

しかし5年前、殺人容疑者になって世間を騒がせた過去がある。結局、嫌疑なしで釈放されたが、世の中は彼に死刑宣告を下した。テレビでは彼を殺人者に追い込む同窓生のインタビューが流れ、インターネットでは殺人者の身の上だと卒業写真が飛び交った。町内の市場の床で突然暴かれ追われるように引っ越したが、その後マスクで顔を覆ってこそ外出できるようになり、夜には悪夢にまともに眠れなかった。

このまま二度と世の中に出られないようだったが、音楽に素質があったおかげで大衆音楽作曲で3年ぶりに莫大なお金を稼いだ。今はソウルの展望が見渡せるペントハウスで暮らす、誰が見ても成功した人生だ。依然として対人忌避症と不眠症に苦しんでいるけども…。

ある事件で要塞のような自分の家からまた逃げる身になってしまった。ヨンソ洞のある多世帯住宅に。そこに住む隣の女性が気になる。自分の正体を知っているが知らないふりをしてくれるようで、勘が良いのか他人が騙される時に一人で騙されることもない。ただ遭遇しないのが得策だ。避けて逃げてみるが、ある瞬間この女性の前では何もかも無駄なことに気づく。




イ・ガンミン (ソ・ジフン)
이강민 (서지훈)

31歳/男/刑事

助けが必要な人をただ通り過ぎることができない天生警察。

そんな暖かい心のためだろうか。世の中の人を敵と見るように刃が立っているソリに傷も多く愛も多いということにすぐ気づいた。父親の不在、事故を起こす母親の後始末をするために早く大人になったせいだと思うと胸が痛む。それで早く良い家族になってあげたかった。

しかし、人生は思った通りにはいかなかった。 ソリの口から別れようという言葉が出た。『オッパ、嘘...全部聞こえるの』その変な言葉が最後だった。遠ざかるソリを見ながらも、これは別れるのではなく、ただしばらく離れているのだ、私たちの愛がこのように簡単に終わるはずがないと信じて耐えた。

ヨンソ警察署に配置され、ソリに再び会ったのは偶然ではなかった。最初から欲を出したわけではなく、ただ遠くから顔でも見たいという考えだったが、実際にまた会うと3年の空白が色あせるほど心臓がドキドキする。




シャオン (イ・シウ)
샤온 (이시우)

24歳 / 女 / 歌手

高校卒業を控えて出た町内のど自慢大会で、ドゥクチャンの目に留まり、Jエンターテインメントに入ってきた生まれながらの芸能人。

繊細な感性表現、聴衆を集中させる生まれつきの声と魅力で、韓国歌謡界の唯一の存在として定着することに成功した。格別なファン愛に、仕事においてだけはプロ精神も透徹して業界で噂もいいのに、不思議とドハ問題さえ絡めば気を緩める。自分にぴったりの歌を作ってくれるドハがソウルメイトに感じられた。ピアノ演奏がよく似合うドハの長い指も好きだし、一日中家にいるからか紫外線一度も見たことのないような白い肌も好きだし、無口でたまに聞ける貴重な声でもいいし、人の視線を恐れる弱い姿さえも可愛くていいし...ただ全部いい!どうせ私以外には知り合いの女性が一人いないから、5年かかっても10年かかっても結局はハッピーエンドになると確信する。私たちは運命であり、すでに音楽で私たちの魂は熱く交流しているから。



○Jエイターテインメントの人達

チョ・ドゥクチャン (ユン・ジウン)

조득찬 (윤지온)

31歳/男/Jエンタテインメント代表

ドハとシャオンが属しているJエンターテインメントの代表であり、ドハの親しい兄。
ハクチョンで知られている実業家の長男。

親から金だけでなく、事業家的気質、人を扱うリーダーシップを受け継いだおかげで、大きな困難もなく国内屈指のエンターテインメント企業を築き上げた。もちろん、そこにはヒット曲を作ってくれたドハと才能あふれるシャオンの役割が大きかった。ドハとの縁はいろいろと格別だ。いびきをかく時から毎日交わって遊んだおかげで、町内の友人たちはドゥクチャンの実弟はジェチャンではなくドハだと勘違いするほどだった。大学進学後はソウルで一緒に他地生活をしながらさらに格別になった。それだけなのか時期が合ってドハと軍隊まで同伴入隊したのだからドハについては家族よりも、もしかしたらドハ自身よりもよく知っていると自信を持っている。このようなドハがオムジ事件後、引きこもり廃人のように生きようと作曲と専攻を生かして大衆音楽をやってみろと絶えず勧め、結局シャオンの専担作曲家として成功させた。お互いに恩人になってあげたわけだ。

できちゃった結婚したが、団らんな家庭もあり、会社も安定的に運営するのにただ一つ、事業をしてみるとして事を犯す弟ジェチャンが彼の唯一の悩みの種だ。



チョ・ジェチャン (ナム・ヒョヌ)
조재찬 (남현우)

29歳/男/Jエンタテインメント企画室長

ドゥクチャンの弟。

勉強ができ、性格が良く、人気も高い兄がいつも1位だった家の雰囲気の中で落ち込んで暮らした。それで彼はちょっと違う方法で関心を得ようと努力した。教室の一番後ろの席に座って寝る問題児。お酒、タバコは基本。友達をいじめるやんちゃなことをして学生時代を過ごした。大人になった後は両親に手を広げてワインバー、イタリアンレストラン、カフェ...流行に合わせているような店を開いてみたが、次々とやめてしまった。

売れっ子の兄が人間らしく生きてみろとソウルに呼び、Jエンターテインメントの企画室長というポストまで明け渡したが、まともに出勤もせずにお金だけを受け取る月給ルパン。事業に対する未練を捨てられず、最近手作りバーガー店をオープンしたが、再びハエだけが飛び散ると胸が痛む。兄を憎んで嫉妬しながらも、一方では羨望して憧れる。兄の前にいるとしっぽを下ろした子犬のようにおとなしいが、やさしい人の前では勢いよく昔のヤクザが飛び出してくるその中で最も甘い相手はドハだ。5年前のその事件以来、ドハの弱点をしっかり握っているからだ。



パク・ムジン (ソン・ジヌ)
박무진 (송진우)

42歳/男/Jエンタ取締役兼作曲家

Jエンターテインメント取締役兼作曲家。自称キム・ドハのライバル。

シャオンに数多くの曲を提案してみたが、結局シャオンが選ぶのはいつもキム・ドハの曲だった。 偶然、ドハの曲と一緒に並んで1位候補に上がれば、いつも1位の座を奪われ、あれほど念願していた最高の作曲家賞受賞もドハに奪われるなんて、女子高怪談晩年2位※1のような劣等感に包まれるしかない。

ドハが嫌いだが、実はドハの音楽を一番熱心に聞く人だ。狂ったように聞き、分析し、噛み締めて感嘆し軽蔑する。「狂ったやつだ。どうしてこんなに上手く作るんだ?」「こいつ、これどこかで盗作してきたんじゃないか?」ドハに会ったら聞きたいことが多い。どうやってこう書いたのか、どこからインスピレーションを得て、リファレンス※2を探すのか。俺の曲はどう思うか、俺みたいにお前も俺をライバルだと思うのかって。

※1女子校怪談晩年2位・・・韓国ホラー映画 女子校怪談でのキム・ジョンスク。いつも1位への嫉妬心に満ちて、犯人に間違われやすい。

※2リファレンス・・・人物の参考



○ソリの周辺人物

ペク・チフン (ハ・ジョンウ)
백치훈 (하종우)

26歳/男/ソリのボディーガード

ソルヒのボディーガードで運転手。

明るい笑顔が見るだけで笑みを浮かべる。脳はもっと明るい。名前からも分かるように、天然が溢れている。『映画「使徒」で使徒世子が死ぬんですって??ああ、まだ見てないのにネタバレしないでください!』だからといって何事も天然が流れるわけではない。しっかりとした腕、身長190cmに迫るフィジカル。任された任務は誠実に遂行し、決して粗末な姿を見せないプロ。

シャオンの熱血ファンで、本来の夢はシャオンの警護員になることだった。しかし、人生史のどこが思い通りになるのか。なぜかソリの警護員になり、なぜか警護よりは運転をもっと多くするようになった。このため警護学科を出たのか恥ずかしさを感じる時もあるが、ソリの事業が拡大するのを見守りながら嬉しい瞬間もあり、ライアーハンターを迎えるというそれなりの自負心もある。今はソリが実の姉のように楽になった。



カサンドラ (パク・ギョンヘ)
카산드라 (박경혜)

27歳 / 女 / タロット占い師兼バリスタ

ソリが運営するタロットカフェのアルバイト。

本名はユン・イェスル。賢くてしっかりしている。人生史に努力しても計画通りにはいかないという真理を早く悟り、運命論と虚無主義に陥って通っていた名門大学を退学した。占いとタロット、命理学を独学して働くようになったのがソリのタロットカフェ。真実の神を祀るというのに、いくら考えてもそのような神は初めてだった。ソリの能力を少し疑った瞬間もあったが、そばで見守りながら本物であることを認める。同い年だが敬語を使いながら丁寧に仕えるようになった。

ソリが出張で席をよく外すので、タロットカフェの実質的なおかみさんに他ならない。VIP客の予約受付、ソリのスケジュール管理はもちろん一般客のタロット占いもしてくれてコーヒーも淹れて...体が10個でも足りない中で、ソリの微妙な感情変化まで素早く読み取る。もしかしたら、ソリより彼女の方が巫女にふさわしいのかもしれない。



チャ・ヒャンスク (チン・ギョン)
차향숙 (진경)

50歳/女/ソリの母

幼い頃からきれいだと言われるほど聞いて育った。きれいだからお金持ちの男性に会って、嫁ぎさえうまくいけばいいと周りではいつもそう言っていた。金持ちのハンサムな坊ちゃんテソプと恋愛しながら結婚の話が交わされる時までは、その言葉は実現するようだった。

だが、突然の不渡りでテソプの家はバラバラになり、王子様のようだったテソプはあっという間に乞食になった。しかし、それほどテソプを捨てるには彼女は幼すぎて熱かった。それほどお金がなくてもいいと言って始めた結婚生活は苦労の連続だった。ない暮らしに突然ソリまで持つようになると、悩みが大きくなった。譲るスプーンはないから、私のお腹の中にいるこの子は素晴らしい才能を生まれ変わらせてほしいと、一生食べて生きるスプーンを握って生まれて私もそのスプーンの恩恵を受けてほしいと。祈ってまた祈った。ソリが嘘を聞く能力があると分かった時、これをどうやって使えるか幸せな悩みをした。

しかし、その能力が合口になって背中に刀を差すとは。これ以上壊れることはないかと思い、テソプに離婚を要求し、手綱をほどいた子馬のように生きることにした。そのように時には退職した乗務員、保育園の院長、大学病院の医師、地方大学教授の真似をしながら、男たちの懐を壊すことに素質を発揮している。



モク・テソプ (アン・ネサン)
목태섭 (안내상)

53歳/男/自然人

裕福な家で一人息子として育った。しかし、突然の不渡りであっという間に借金が山積みになり、結婚は遠い話になってしまった。大丈夫だと最後まで行ってみようというヒャンスクの言葉にテソプは誓った。死ぬまでこの女を愛し、責任を負うと。

できる限りのことはしたが、手に水を一度もつけずに生きてきたせいか、長くはできなかった。時には追い出され、時には自ら辞めた。そのように生きていたが、ある瞬間振り返ってみるとヒャンスクは詐欺師になっていて、愛する娘は私の母親を警察に叱った親不孝女になっていた。その時まではヒャンスクと結婚しながらした誓いには変わりがなかったのに、ヒャンスクが他の男に会うことを知った時、その誓いは崩れた。ヒャンスクにこれ以上あげられるものがないことに気づき、素直に離婚印鑑を押した。

衝撃で山の奥深くで自然人として生きながら世の中と塀を築いた。たまにソリに手紙で安否を伝えるのが疎通の全てだ。



○ドハの周辺人物


チョン・ヨンミ (ソ・ジョンヨン)
정연미 (서정연)

50代/女/国会議員

ドハの母。洗練された上品なイメージを漂わせるが、その中には権力欲が溢れている。交通事故で夫を亡くし、一人でドハを育てた。その時、ドハは10歳だった。ハクチョンっ子。 ハクチョン有志の娘として裕福に育ち、ソウルで大学を卒業した後、ハクチョン市長になるつもりで再びハクチョンに戻って結婚した。

夫を失った悲劇をシングルマザーのイメージメイキングに活用し、ドハがソウル大学に進学すると子供を成功的に育てた母親としてイメージで教育監候補になった。しかし、息子が殺人容疑者になると、プロフィールから母親という名前を消した。ドハは俺が殺したと言って、俺ではないと言って、ある日は何も言わずに口をつぐんだ。何が真実なのか分からなかった。怖かった。私の息子が殺人者であることもありうるというのが恐ろしく、息子のために今まで築いてきた政治人生が終わるのではないかと怖かった。

持っていた人脈を総動員して事件を慌てて終えた。その後、対外的にドハはドイツに留学中としている。このような理由で作曲家キム・ドハの正体が明らかにならないことを願うのは彼女も同じだ。



チェ・オモ (クォン・ドンホ)
최엄호 (권동호)

35歳/男/オムジの兄

口が悪く行動も荒いが、聡明で鋭い目つきをしている。情況上、ドハがオムジ事件の犯人であると確信したため、嫌疑なしで釈放されたドハの背中にナイフを刺した。殺人未遂で独房で暮らしてきた後も、オムジの失踪事件にだけ没頭した。警察庁前で警察の捜査を促す1人デモも行い、身分証を偽造して刑事のふりをしてオムジの事件を暴いたりもした。

恵まれない家庭環境では、オムジは妹以上だった。娘のようで、時には母親のようだった。あれほど切ない妹なので、5年が過ぎた今でもドハを許せない。ドハは嘘探知機の供述を拒否し、ドハの母親は自分の権力で事件を急きょ終結させたからだ。今や彼の目標はただオムジを探すこと、ドハを殺して復讐すること。その二つだけだ。



チャン・ジュンギュ (ソ・ヒョンチョル)
장중규 (서현철)

50代前半/男/ライブジャズバー「オアシス運営」

オアシスライブジャズバーの社長でドラマー。

4年前、危なく見えるドハを発見し、むやみに店に連れてきて座らせたのが縁の始まりだった。その後、ドハは時々オアシスを訪れ、音楽を聴いていった。ピアノセッションをやめて悩みだと言うと、自分が弾いてみると言いながら一つ条件をつけた。サングラスでもマスクでも顔を隠して演奏するという条件。演奏1分で趣味として学んだ腕前ではないことに一気に気づき、何をしているのか、ピアノはどこで習ったのか気になったが、何も聞かなかった。
私の口で言ってくれたのはキム氏の姓だけだからキム君と呼ぶ。 確かなことは、ピアノを弾くと幸せそうに見えること。もしかしたらここがキム君の本当の「オアシス」かもしれない。




○ヨンソ洞の人達

ソ・ボロ (チョ・ジンセ)
소보로 (조진세)

34歳/男/ヨンソベーカリー社長

俺の悪口は我慢しても、俺のパンが悪口を言われるのは我慢できない。「魅力が全くないですね」より 「パンがおいしくないですね。」の方が腹立つ。

彼には誰にも言えない2つの秘密があるが、1つ目はこの歳になるまで童貞ということ、2つ目は結婚情報会社の長期会員だということだ。小心な性格に自信も足りなくて女の前ではまともに話せないが、パンにおいてだけは挑戦精神が充満して自負心もあふれる。女はいなくても子供のように育てたパンがあるから、俺の人生もなかなかいいと思う。



オ・オベク (キム・ウォヌン)
오오백 (김원훈)

34歳/男/ブワブワ社長

蓮西洞の路地にあるクラフトビール屋、ブワブワの社長。

化粧品や香水、ブランド品などに詳しいグルーミング族※3で、自宅前のコンビニに行っても全身鏡の前で30分はうろついている。このように自分を飾らせる原動力はやはり女性。ユーチューブには「女の誘い方」に対する登録チャンネルがいっぱいで、きれいな女なら寝ていても飛び起きてフラッティング※4を飛ばす。「オッパが〜」最近女性たちが嫌がる3人称オッパの話し方を依然として愛用しながらも、世の中どんな女性でもその気になれば誘うことができると固く信じている。

このすべてが通じないたった一人の女性がいる。 サラダ屋さんの社長、チョロク。

※3グルーミング族・・・ファッションと美容に惜しみなくお金を使う男性。

※4フラッティング・・・相手に好意を持って行う誘惑目的の行為



ファン・チョロク (オム・ジユン)
황초록 (엄지윤)

30歳/女/チョロクサラダ社長

ソリのタロットカフェの近くにあるサラダ屋の社長。

素直だ。しかし、あまりにも正直すぎる。言葉にフィルタリングがなく不本意ながら「ファクト暴力」を広めるが日常。楽しくて騒ぐ時は知らなかったが、周りの雰囲気がしらけると、ようやく徐々に気づく。もしかして今この雰囲気私のせい?私今何を言ったっけ...?それほど陰険なところがなく、人の後頭部を叩くことのない単純な性格。

売って残ったサラダを食べながら、 こうやってダイエットしたらどうするんだろう...一日も早く私だけを見つめてくれる優しい男に会って、真剣に恋愛したい。

※画像は全てtvN公式サイトから引用、翻訳
閲覧ありがとうございました💟