原題直訳:今世もよろしく

※赤字は表現を分かりやすくするために付け足したものです。

  • プログラム紹介
私たちはどのように生きなければならず、そしてどんな選択をすれば幸せになれるでしょうか?


ここに、死を18回も経験した女と 
大切な人の死後、世界の扉を閉めてしまった男がいます。

なんと千年にも及ぶ18回の前世を持つ女性は
19回目は「パン・ジウム」という女性の肉体で目覚めました。

「なんで私だけが前世を覚えてるんだろう?」
説明することも、話すことも出来ない悩みを抱えて生きています。

しかし今世には、はっきりとした目的があります。
短く燃え上がって終わってしまった前世から始まった-

「ムン・ソハ」に再び会うこと。
止まっている時間で、「ムン・ソハ」を再び動かすこと。
生きている瞬間まで、暖かく握った彼の手を離さないこと。

このドラマは前世を覚えている一人の女性の
猪突的な愛を応援する話であり、
死の後に残された人々には慰めが届くことを願う話です。

そして
みんなが各自の選択と方式で幸せになることを心から願いながら..
『生まれ変わってもよろしくね!』

  • 人物関係図


  • 人物紹介

パン・ジウム (シン・ヘソン)
반지음 (신혜선)

MIホテル戦略企画チームのメンバー(元MIモビティ先任研究員)

『ソハ、今世は完全に君に会うために生まれたんだ。』

千年を生きてきた内功が積み重なって作られた。素敵で力強い勢い、暖かいがクールな性格、神様が「惚れる」('반'할)ほど「作り出した事」('지'어냈'음')を略した名前、「パン・ジウム」だ。今世は容易ではなかった。貧しく貧しい家庭、夕方に逃げた母、アルコール依存症の父、不良のような兄... 正体不明の不安と理由のない悲しみが影のように付きまとい... ずっと何かを待っているような気がした。そして9歳の夏の午後に、前世のすべての記憶が戻ってきた。(18回目の人生:ユン・ジュウォン、17回目の人生:キム・ジュンホ...)

記憶が戻ってきて一番最初に思ったことは、
「ソハ、助かったかな?」

前世の縁と絡まっても幻滅が雪のように降っていたので我慢しようとした。しかし、しきりに「ソハ」その子が気にかかった。 

「私は、あなたをまた思い出した...
あなたは、私を覚えているかな?」

何でも一度ハマると何も恐れずにそのまま直進してしまう猪突的な性格、その性格が千年近く生きてきてずっと維持してきた運命だった。足を楽に伸ばせず自らを苦しめながら生きてきたが、今世はその猪突的な性格のおかげでソハに再び会うことができた。

ソハに再び会うためには、人生をリセットしなければならなかった。前世の能力値を総動員し、暴走機関車のように走った。 スタークイーン万能少女としてスタートを切り、ソハがいるMIモビティ入社に向かって突進した。大学早期入学と卒業、最年少先任研究員に至るまで。

パン・ジウム、これからムン・ソハに会いに行く。
これからノーブレーキ、直進だ!



幼いジウム
(박소이 パク・ソイ)



ムン・ソハ (アン・ボヒョン)

문서하 (안보현)


MIホテル戦略企画チーム専務


『パン・ジウムさん、どうしてこんなに突然現れるんですか?』

瞳に多くの思いがこもっている寂しいまなざし。心の中はまだ少年のまま傷の中に留まっている時がある。無数の人々がそばに留まろうとしたが、彼は冷たく打ち返した。「結局はこれもまた去るだろう、消えるだろう、死ぬだろう。」という恐怖のためだった。父はいつも忙しく、母は深い愛をくれたが、病気が深刻でそばにいてくれる時間がなかった。そんなソハを「愛らしい子」と見てくれた唯一の人が「ジュウォン姉さん」だった。どこか秘密なジュウォンの言葉が暴風の中でろうそくのようだったソハの感情をつかんでくれた。

母親の死以後、ジュウォンが世の中の全てであり、深く信じ、深く好きで、心の中が全てジュウォンだけだった。だが、予期せぬ事故で別れるようになって以来、ソハの世界は閉ざされてしまった。耳を怪我したせいで世の中は漆黒のように静かになったし... 乾いていった。父はそんなソハに耐えられず、海外に流刑させた。島のようにさまよって暮らし、母親との思い出が詰まったホテルに戻った。幼い頃から経験した愛する人たちの不在と聴力を失った苦痛を抱いて生きなければならないが、その中は深くて強い。

ところが…なぜか変な女が目の前に現れた。 

変な既視感がする。
なんだか見慣れない...世の何処かで出会ったような感情...
その瞬間、お姉さんが言った言葉が...突然浮かんだ。

『知ってる?死んだら生まれ変わる?』
『あなたは前世を信じてる?私は信じてる。なぜなら私は覚えているから。』



幼いソハ
(정현준 チョン・ヒョンジュン)




ユン・チョウォン (ハ・ユンギョン)
윤초원 (하윤경)

ジウムの前世(ジュウォン)の妹、造園士

誰が見ても愛らしいほど明るくて可愛い。 チョウォンはジウムがジュウォン(人生18回目)だった時、小さくてきれいな小石のような妹だった。天性が善良で自分の欲を半分に分け、食べていたものを分けてくれた子供だった。幼い年でかけがえのない暮らしをしていた姉のジュウォンと別れた後、頑張って明るいふりをしながら過ごしたのが花と木と植物の世界だった。

「すべてが咲いて散って、
死んだように見えた枝から新芽が出るんだね。」

生まれたばかりの新芽を見て、生きることは意志を持って生きることだと悟った。世の中の別れと死は、乗り越えなければならないのではなく、賢く経験しなければならないことだということを。いつかソハさんが韓国に戻ってまた会ったら、もっと良い姿を見せてあげないと。でも、帰ってこないと思っていたソハが韓国に来たんだよ、ドユンと一緒に。チョウォンの心臓が再びドキドキする。

しかし、再び戻ってきたソハは、チョウォンを避けるばかりだ。あらゆる言い訳で避けるだけのソハが理解できず、まだ「過去のその日」から抜け出せなかったソハがもどかしいばかりだった。しかし、チョウォンはソハの涙を見るまでは傷を忘れる速度が全て違うという、その当然のことを考えられなかった。

一方、「パン・ジウム」という女性と出会うことになる。
自分より幼いこの女から...
しきりに姉の姿が重なって見える。

パン・ジウム、この女、一体正体は何だろう...?


幼いチョウォン

(기소유 キ・ソユ)




ハ・ドユン (アン・ドング)
하도윤 (안동구)

ソハの秘書で親友

母親に代わって生まれた年の離れた弟を、一度も憎んだことのない、心の深い子供であり、父親を悩ませる心配もなく、勉強でも運動でも何でも最初からよくやっていた子供だった。しかし、父の突然の死の後、恐ろしい世界に転落した。9歳のドユンは自分の傷を世話する暇もなく、空席を一人で埋めた。7歳年下の弟に父親であり母親、兄の役割を果たさなければならなかったからだ。世の中にひかれたくなくて、いつも拳を握りしめて生きていかなければならず、嬉しいのか悲しいのか、腹が立つのか、どんな感情も簡単に取り出さない子供になった。

金持ちは縁起が悪くて、気が立っていた学生時代に自分と同じくらい気難しいソハに出会った。不安で複雑だったその時、「耳が聞こえない財閥2世」ムン・ソハから、なんとなく同質感を感じた。人の間に染み込まないように、ざらつく姿から、深い傷の中に沈んでいる瞳。経験した人だけが知っている、その感情達... 人生の背景は違うが、どこか似ている二人だった。何も言わなくても、お互いがお互いに理解できる、そんな-妙な関係だった。

そんな中、ソハの父親「ムン会長」に思いがけない提案を受けることになった。「ソハと一緒に留学してほしい。代わりに、ソハとは親友になって、全ての行動を報告せよ。」そのようにソハと共にドイツへ旅立ち、その後、ソハとは親しい間柄になった。ソハの親友であり、忠実な秘書の関係で十数年間、今はたった一言で、ソハの不安と敏感さを鎮めることができる唯一の人になった。しかし、越えられない壁があった。 

「ムン・ソハの下でも拭いてあげる奴」という言葉を聞く度に-後悔が沸き上がり、ムン会長にソハの全ての行動を報告しに行く度に妙な罪悪感に苦しめられた。息が詰まりそうだ。いっそのことどこかで事故でも起こったらいいな、と思った頃...

チョウォンが女のように見え始めた。荒れることなくたくましく、遠慮なく優しく、しわもなくさわやかに笑う女... ぎゅっと握っていた拳を伸ばして、乱れた横髪を渡したくさせる女。

ところで、俺がこの女性を好きになってもいいのかな?
俺、大したことないなんて、何だって



○ジウムの縁

キム・エギョン (チャ・チョンファ)
김애경 (차청화)

17回目の縁(エギョン キムチチム 食堂運営)

『世の中にどのようにして… 私たち二人がこんなに会うようになったかは分からないけど... とにかく君幼い頃から... 君を育てながら本当に面白くなって幸せになった...』

ジウムの17回目の人生「キム・ジュンホ」だった時、かわいそうな兄のかわいそうな娘だった。兄夫婦が亡くなり、サーカス団で流浪をしながら育てた、ずっと気がかりだったエギョン。著 ジウムが二度も転生する間、エギョンは中年の年に入っていた。

エギョンが36歳になった年、ツイストドーナツがジュージュー揚げられた暑い夏の日-曲がりくねって生きてきた女の子、「ジウン」がエギョンの粉食屋に飛び込んできた。『私だよ、ジュンホおじさん。お金を貸してくれ!』といきなり手を差し出した。 

猛烈にお金を貸してくれと言って、自分が「ジュンホおじさん」の生まれ変わりだと言った幼いジウム。エギョンはそんなジウムが戸惑いながらも、どこか気が向いた。そしてなぜか、ジュンホおじさんだとそろそろ信じられ始めた。どうでもいい、サーカス団を離れて一人で黙々と生きてきた孤独な人生に、あの小さな子供一人が一緒にしたらどうだろうか。

そのように二人は信じようが信じまいが、親友であり甥であり同居人になった。 疲れた日にはサツマイモに大根の水キムチ、マッコリ一杯を出して話し相手になってくれて...雨の日には、昔のリズムを口ずさみながら...過去の人生でできなかった縁を繋げようかと思ったが... しきりに胸がちくちく痛むのが尋常ではない。



チョ・ユソン (カン・ミョンジュ)
조유선 (강명주)

ジウム前世の母 (ジュウォン、チョウォンの母)

明るく愉快な女性。裕福な家で屈曲なく暮らし、美しい娘を産んだ。ジュウォンはいつも過分な娘だった。それで、世の中のあらゆるきれいなもので大事に育てたのに...青天の空に雷というか。娘が雷のような事故で死んでしまったのだ。世の中に幕が一つかぶせられた気分だった。その窮屈さともどかしさ、虚しさに耐えられなかった。「あの日、君を一人で送るのではなかったのに…お母さんがごめんね。」自責と怒りで歳月を送った。

そんなある日...「パン・ジウム」というお嬢さんが目の前に現れた。塀越しに、こっそり見ていたお嬢さん...なんか妙だなと思ったが...ふと、ジュウォンが死ぬ前に言ったことを思い出した。

『ママ...生まれ変わってママに会いに来るから...
悲しまないで...
ただ元気に暮らせばいいんだよ。』

ジュウォンが確かにそう言っていた...
そんなはずないけど...もしかして、ジュウォンがあなたか...?



パン・ハクス (ペク・スンチョル)
반학수 (백승철)

ジウムの父

アルコール依存症に、無能な家長として妻は子供2人を置いて早くから逃げ出し、自分にそっくりのヤンキーのような息子と毎日のように喧嘩をするのが日課。それでも娘一人はよく産まれて万能少女として噂になってお金を稼いできた。そのお金でお酒を買って飲むのがいいと思ったんだけど…ある日家を出て帰ってこなかった。



パン・ドンウ (ムン・ドンヒョク)
반동우 (문동혁)

ジウムの兄

父に教わったのは、人の背中を叩く方法、ただ得る小細工、お金、お金、お金が口癖なだけ。しかし、それさえも中途半端なため、容易ではない。大企業に入社した妹のジウムにお金を巻き上げようと必死だが、甘くない。偶然、貸金業者の事務所で途方もない秘密、いや、金になるような件数を盗み聞きしてしまう。



○ジウムの前世たち

ユン・ジュウォン (キム・シア)
윤주원 (김시아)

人生18回目/WWエンターの長女/1986年生まれ、韓国

『あなたは前世を信じるの?私は信じてる。私はこの人生が初めてじゃないから。』

ジウムのまさに以前の生、18回目の人生。裕福な家庭で育ったユソンの娘であり、チョウォンの姉だった。数回の転生を経験しながら、良い両親と家で生まれたことを珍しい幸運だと思い、9歳のソハに会った。気難しい第一印象とは違って、幼いソハは知れば知るほど特別だった。人生18回目の間、色々な感情を経験しながらこれ以上誰かを好きになることはないと思ったが、ソハは例外だった。ソハといると本当に12歳になった気分だった。暖かくて平凡な、それで貴重な日々だった。



キム・ジュンホ (イ・ジェギュン)
김중호 (이재균)

人生17回目/椿サーカス団員/1956年生まれ、韓国

『だから悲しまないで元気に暮らせばいいんだ。』

ジウムの17回目の人生。宙返りし、アコーディオンを演奏していたサーカス団員だった。かわいそうな兄のかわいそうな娘エギョンを、兄夫妻が死んでサーカス団で流浪しながら生きている間ずっと誠心誠意面倒を見て育てた。危険になるほど美しくなるという考えで無理な曲芸をしていつも幼いエギョンをハラハラさせる。肺病にかかって長い咳の末、幼いエギョンを置いて先に短い人生を終える。



○ソハの縁

イ・サンア (イ・ボヨン)
이상아 (이보영)

ソハの母、元MIホテル代表

きちんとした温和で優雅な女性。その上、財力まで兼ね備えているので、どこへ行っても視線を捕らえる人だった。ところが、ムン会長と結婚する瞬間から人生が衰え始めた。

花びらのようにひたすら愛らしくて貪欲だった人生が、一瞬にして虚しく枯れてしまった。ソハのために活気を取り戻そうと努力したが、治りにくい病気にかかってしまう。

一人で残されるソハのために、親友だったユソンの娘「ジュウォン」にソハを頼む。



ムン・ジョンフン (チェ・ジノ)
문정훈 (최진호)

ソハの父、MIグループ会長

グループのトップの座を守るために何事にも冷徹であり、感情に振り回されてはならないと考えた。しかし、本来生まれ持ったことを冷酷な気質で生まれたということを、妻のサンアに会って初めて知った。愛していないわけではなかったが、彼女を不幸の中に枯らしてしまった。

サンアを失って初めて知った。満たされなかった感情的空腹を彼女が満たしていたことを。遅ればせながら後悔を示すことはできなかったが、胸が熱くなり、耐えられなかった。

ところが、相次いで事故が起きてしまった。 その時、気づく。ソハをサンアのように失うことはできないと-それでもっと強く問い詰め、完璧に育てようとした。一生そのように生きてきたから他の方法は知らなかった。それが間違った方法だということも知らないまま。


イ・サンヒョク (イ・ヘヨン)

이상혁 (이해영)

ソハの叔父、MIグループ取締役

しなやかでほのぼのとした印象。賢くて繊細で仕事はできるが野心はない。そのため、MIグループのムン会長はサンヒョクを信じてずっとそばにいた。妹のサンアを大事にしていただけに、サンアの息子であるソハにも愛情を注いだ。ソハにだけは唯一信頼できる大人で良い母方の叔父。



○MIグループ

チャン・ヨノク (ペ・ヘソン)
장연옥 (배해선)

MIホテル代表

理知的な外見に満ちた野望。大学生の時、高校生だったサンア(ソハの母)の家庭教師の仕事を引き受けることになり、財閥家の華麗な世界に目覚めるようになり、人生をリセットしたくなった。

何を持ってもサンアの下であり、どのように飾ってもサンアにだけ視線が集まった。具合の悪いサンアが結局世を去った日、実は··· すっきりした。そうしてサンアが代表を務めていたホテルの代表職の座まで占めることになった。

このような野望がもともと胸の深いところに潜んでいたのか、サンアのそばにいると、見ものができたのか。しかし、もうこんなことは重要ではない。重要なのは、もうそんな欲を隠す必要がないということだ。



チャニョク (ピン・チャヌク)
찬혁 (빈찬욱)

ヨノクの息子。酒を飲んで遊ぶのが好きで、ヨノクの機嫌を損ねることが多い。



○その他の人達

イ・ジソク (リュ・ヘジュン)
이지석 (류해준)

デファングループ副社長、ソハの同級生

屈指の大企業デファングループの長男。きちんとした背景と違ってなんとなく器か小さい。高校の同級生だったソハはいつも敵対的で、なぜかすべてがこじれていた。一人だけの世の中に閉じ込められたようにいつも刃が立っていた。心の中では「俺はよくしてあげようとしているのに…」と思うが、情けなさがどこに行くだろうか、よくひねくれている。

突然ドイツから帰ってきたソハとバン・ジウムという変な女性としきりに絡むことになる。チョウォンが長い間好きで一人で結婚まで考える。



ミンギ (イ・チェミン)
민기 (이채민)

エギョンの食堂のアルバイト生

ある日、ジウムのもとにやってきた神秘的な青年。



ハンナ (イ・ハンナ)
한나 (이한나)

ダンサー

自由奔放なダンサー、ミンギの知人。



ハ・ドジン (イ・シウ)
하도진 (이시우)

ドユンの弟

ドユンの末弟で、国家代表準備中だ。実兄と同じくらいソハによく従う、大型犬のようなかわいい弟。

※画像は全てtvN公式サイトから引用、翻訳
閲覧ありがとうございました💕🙏