(秋好中宮の女別当1).国つ神空にことわる中ならばなほざりごとをまづやたださむ


@(秋好中宮の女別当1)A.
「国つ神」がもしも空から二人の仲をお裁きになるのでしたら、あなた(源氏)の誠実さのないお言葉をまず先に正されることでしょう。



(秋好中宮の女別当1)B.<鎮魂>
<天神様><道真公>がもしも空から(「雷」を落として)ふたり(藤原氏と源高明)の仲をお裁きになるのでしたら、高明の<なおざりな裁判><冤罪>をまず正すでしょう。



(秋好中宮の女別当1)C.<読み替え>
高天原の国産みの神様が、
空から(然るべき)お裁きを下される、「(葦原の)中つ国」<日本列島>であるならば、
なおざりなままのこと(東京裁判)を、まずは正すでしょう。