何故か「今年は暖冬です」ブログにちょこちょこ"いいね"をしてもらっております。

 

融雪が進んで、自分の予想通りとはいえ、暖かすぎる毎日にスキーの話題が乏しいので、ちょっとマニアックなスキーブーツの話です。カタログを見た瞬間、「おっ!」と思ったので、ダルベロイルモロプロを紹介。

 

   

2023 IL MORO PRO
フレックス:120
ラスト:98mm  
重量(片足):2100g  
素材:ポリウレタン/グリラミド

テクノロジー
・逆向き第一バックル 
・ダイナリンクリアフィット リテンション 
・キネティック レスポンス タング
・衝撃吸収システム

 

       

 

 

2024 IL MORO PRO
フレックス:120
ラスト:99 mm
重量(片足):1900g
シェル素材:ポリウレタン

テクノロジー
・GRIP WALK OPTION
・GRIP WALK
・3DW
・PuRe TECHNOLOGY

 

こんなものを並べて何が言いたいかというと、なんと200gも軽量化されています。抜粋したテクノロジーを見ると「衝撃吸収システム」が無くなっています。以前に僕がダルベロを履いていた時、衝撃吸収素材が重たいと指摘していたのをようやく無しでリリースしてきたか。っと思った次第です。

この軽量化によって同じ3ピース構造のK2フレックス(旧FT)よりも、スペックでは軽量になりました。

その他は特にありません(笑)

 

ここで要らぬ超個人的見解を。3ピースブーツが軽いと思ってる人がいますが、間違いです。3ピースブーツは巻きタイプのインナーとの相性が非常によく、このインナーが軽いんです。ダルベロにしてもK2フレックスにしてもロアシェルは意外と厚みがあり、シェル単体で考えると、2ピースのレーシングブーツ並みだと僕は思っています。だからイルモロはフリースタイルって分類ですが、サイドの剛性はかなり高いです。

 

しかしながら、2ピースブーツと大差ない重量になったので、選びやすくなりましたね。