あの時の感覚を忘れたくないので

思い出した時に書いておく。

父が他界した時の

葬儀の話なのですけどね。

うちは神道なので、葬儀も神式。

仏教でいう所の「お通夜」の際に

「みたまうつしの儀」というのがありまして。

魂を体からに霊璽(れいじ)に移し

(仏教でいう位牌のようなもの)

人間から家の守護の神様になるのだけど、

神主さんが儀式を執り行って

ひゅーってやった瞬間に

あ、行っちゃった…

って感じがして。

その瞬間に

すっごく涙が出たのですよ。

私、あんまり

霊的なエネルギーとか

そういうの感じづらい方なのに

この時ばかりは

絶対に「気のせい」ではなかった

不思議な体験でした。

宗教によって

死後どうなるかの考え方は様々だけど。

魂って不思議だな…。