さて。雪で中止になった土曜日の東京競馬。
日中は全く雪が降らず、土曜日の夜に積雪…日曜日の発走時刻が遅延するというオチでした。
発達したコンピューターを用いても…競馬、天気ともに予想はすることは難しいようです。
2月11日 佐賀メイン
佐賀記念
JpnⅢ
の予想です
~施行条件~
施行距離:佐賀2000m
出走条件:4歳以上
負担斤量:別定
~出走各馬の紹介と評価~
1.テーオーエナジー 57 岩田
3歳時に兵庫CSを勝ち、芝ダート両方のダービーにも出走した好素材。フェブラリーSではなく佐賀記念で賞金を積みに来た。このメンバーなら労せずともハナ。逃げて完勝まで。
2.リーゼントロック 56 松岡
ワンペースな走りで、地方競馬の時計の要す馬場は合っている。一時期ほどの勢いは感じないものの、恵まれれば中央OPでも掲示板確保。この相手なら流れひとつ。
3. カガノカリスマ 56 渡辺竜
前走の川崎記念は6着も、上位とは開き。現状力不足。
4.アスカノロマン 58 大宰
不振が長いが、2016年のフェブラリーS、チャンピオンズカップ3着の実績馬。前走のメンバーで掲示板確保なら、相手がさらに緩和したここはチャンス。
5.キクノソル 56 岡部
昨年の佐賀記念は大きく離された4着。地元の重賞では欠かせない存在だが、交流となるとパンチ不足。恵まれた時。
6.スーパーノヴァ 56 兒島
園田時代の格を考えると通用は不可能。参加のみ。
7.ヒラボクラターシュ 55 山本聡
東京競馬順延の影響で山本騎手に乗り替わり。気難しいタイプで、乗り替わりはマイナス。同世代同士の対決は注目。テーオーエナジーを徹底マークでどこまでやれるか。
8.エイシンニシパ 56 吉村
時々気難しいところを見せて大敗することも有るが、地元同士ならそこそこ走れている。交流重賞でもこれだけメンバーが楽なら着位は有りそう。
9.メイショウスミトモ 58 古川
シリウスS、名古屋GPを勝った後から調子を落とし気味。近走は二桁着順も目立つ状況。追い切りの内容も悪く、ここは着まで。
10.グレイトパール 57 鮫島克
衝撃の佐賀移籍。佐賀では流石に力関係が楽で2連勝。当初の期待からは不満の残る内容だが、ブラジルCで0.7差ならこのメンバーなら十分勝ち負け。単の可能性は十分。
11.スーパージェット 56 山口
佐賀・高知のダービー2冠馬。古馬になってからの成長がイマイチで、ここも相手関係が厳しい。
~予想~
◎テーオーエナジー
○グレイトパール
▲ヒラボクラターシュ
☆アスカノロマン
△リーゼントロック
飛躍への足掛かりとしたい
あえて佐賀を選んだ馬を買う!
佐賀記念は冬の大一番フェブラリーSと時期が被るので、強力な中央馬が来ません。
逆にそれを利用して賞金を加算して、飛躍の足掛かりとする馬も居るわけです。
かつてはホッコータルマエやスマートファルコンがここをステップに大活躍。
中央で通用しなくなって地方交流に矛先を向けてきた馬よりも、そういった目標・目的を持った勢いの有る馬を買うことがポイントとなる重賞でしょう。
◎テーオーエナジー
能力最上位と見る。この枠なら逃げる。
テーオーエナジー・ヒラボクラターシュの一騎討ちという見方が強い一戦。
前走の相手関係は厳しかったとはいえ、1000m61.9のOPとしてはスローのペースでバテたヒラボクラターシュよりも、OP2連勝の内容が完勝のテーオーエナジーを上に取りたいところ
ヒラボクラターシュとの斤量差2kgが有るにしても、実力はテーオーエナジーのほうが抜きん出ている。
前々走でチュウワウィザードに対して2馬身半の完勝(これもスローペースなのだけど…)
そのチュウワウィザードが名古屋グランプリで後の川崎記念馬ミツバに勝った後に、東海Sでインティの2着(後続には7馬身差)となれば、ここでは力が抜けている
他に行きたい馬も居らずこの枠なら逃げると見る。逃げて圧勝まで。
○グレイトパール
ブラジルカップ0.7秒差。
確かに元々の実力、勢いを考えたら…まだまだ不満の残る内容なのは間違いない。
(正直言うと…もともと騒がれてた時から抜きん出てるとは感じてなかったんですけど)
佐賀に行っての2戦はメンバーが軽すぎて比較対象にならないが 、 ブラジルC0.7差でアスカノロマンにも先着している
しかも流れたペースでアスカノロマンよりも外を回って前受け。対アスカノロマンという意味では完勝。
それならばここでも通用して良いはず。
前走は身体をほぐす程度の調教で9馬身千切って2.08.2の圧勝。今回は確り負荷をかけてきた。中央馬相手でも勝負になる
▲ヒラボクラターシュ
コスモカナディアン物差しで…。
シリウスS、福島民友カップでコスモカナディアンに先着している点に注目。
そのコスモカナディアンが東海Sでアスカノロマンには先着しているし、今回はアスカノロマンに対して2kgの斤量差。普通に考えればアスカノロマンには先着を許さないはず。
ただし、チャンピオンズカップは相手も強かったものの、1000m通過61.9のスローの流れで終いパッタリ。揉まれ弱いから地方交流は力を出しやすいのは確か。
それでもJBCクラシックで自ら厳しい流れに身を投じて勝ち馬と0.8差のテーオーエナジーを逆転まではどうだろう
☆アスカノロマン
交流重賞なら着は拾える
近走は不振も、JBCクラシック0.5秒差、チャンピオンズカップ1.4秒差。このメンバーなら通用はするはず。
58kgという斤量が厳しく、ヒラボクラターシュを逆転までは至らないという計算にはしたものの、チャンピオンズカップはスロー競馬でポジションが前/内だったことを考えれば、ヒラボクラターシュより後ろに居たアスカノロマンのほうが苦しかったという見方も出来る。
チャンピオンズカップ確かに内を追走したものの、脚が一瞬のこの馬は前との距離感が空いたり、あまりにもスローになると苦しい。そういう展開になってしまったのがチャンピオンズカップ
ヒラボクラターシュに何か間違いが有ったときや佐賀の砂に合わなかった時は2着争いまで顔を出せる。
△リーゼントロック
こちらもハマった時には差を詰める。地方の時計のかかる馬場は合っている。恵まれた時は上位まで。
~買い目~
◎→○▲☆→○▲☆△
3連単9点
もし、ヒラボクラターシュとテーオーエナジーで牽制しあってペースが流れたらグレイトパールの単も有るかもしれませんね…