深紅のバラが似合う女になりたい
あてもなく思ってた
悪い癖が発動する前に
バラの棘を抜く
花言葉なんかを信じて
深紅を選んだけど
誰に渡そうとしてるの?
自問自答が可笑しい
喜んでもらえなければ
目の前に飾ればいい
自分のものにしてしまえば
もがき苦しむことはない
幻想の中で生きてると思えば
楽になれる場所も見つかる
愛の言葉が聞こえてきても
私のものじゃないと
分かってるから
ひたすら歩いてみるだけ
誠意の見せ方なんて
どうにかなるでしょって
簡単にあしらってた
深紅のバラじゃなかったら
胸が痛むことはなかったかもしれない
それでも選んだのには理由がある
謎めいた愛でも貫きたいから
女を証明していきたいから
目をそらさず愛を誓いたい
私、何に悩んでる?