プロ野球はもうすぐオールスター戦だ。
毎年各球団の主力選手や今シーズンの活躍著しい選手達が集まり試合を行う、プロ野球のお祭りだ。
だが、ほっとんどの選手やチームスタッフは出ない。
オールスター期間中、その前後は試合が無かったりする。
ファームもオールスターがあるが、1軍同様に数日間は試合が行われない。
なので通常どのチームもここに2日間の休みをくれる。
シーズン中の休みは基本、試合の無い月曜日だけだ。
しかし、この期間に限っては夏の暑くなってくる時期だし、ちょうど半分くらいだし、試合も無いし、疲れてきてる頃だし、シーズン中に唯一連休が取れるタイミングだ。
各球団もほとんどこの期間中に選手やスタッフに連休を与えて、リフレッシュさせてくれる。
毎日毎日試合や練習やって、プロなんだから当たり前なんだけど、それはわかってるけど、やっぱり疲れる。
選手もスタッフも、そして何よりその家族が、子供が1番楽しみにしているのだ。
土日が休みじゃなくて、夏休みもお盆休みもないし、ましてや休み合わないから子供たちとは普段は一緒に出かけられない。
1軍の選手やスタッフなら尚更だ。
父さんとしても、唯一夏休みとして、2日間だけど、家族サービス出来るチャンスだ。
本人も家族もこのたった2日間の休みをとても楽しみにしている。
そんなのシーズン終わったら休みあるじゃん、と思われるかもしれない。
けど、やっぱり子供に夏休みの思い出の1つは作ってあげたい。
気分転換も出来るし、休む事で、またやる気も湧いてくるというものだ。
選手はまだ良い。
自分が頑張ればお金も稼げるし、現役で頑張る限り、それなりに家族だって理解してくれるだろう。
けれど、スタッフは違う。
スタッフの皆さんは基本、引退はない。
(もちろん退団する方もいるけど。)
なので、退団しない限りはずっと夏休みはないのだ。
スタッフの皆さんの夢とは、もちろん優勝する事だと思う。
しかし選手と違う所は、自分達自身の力で勝ち取る事が出来ないのだ。
要するに他力での、夢なのだ。
選手達に夢を託すしかないのだ。
いかに自分が献身的に頑張ろうが、選手が活躍して、かつ優勝してもらうしかないのだ。
自分がいくら頑張っても、基本、評価として給料はほとんど上がらない。
福利厚生なんて当然ないし、球団からの扱いはお世辞にも良いとは言えない。
労働時間は選手よりも、全然長い。
ファームの場合だと、朝の7時頃にはすでに球場に来て、家に帰るのは夜の8時とか9時だ。
だけど、みんな本当に献身的にチームのために頑張ってくれている。
そこはもうチームへの愛がモチベーションだ。
本当に本当に感謝している。
そんなスタッフさん達の為にも、オールスター休みくらいあげても良いと思うのだ。
でもでもでも、、、
1軍の成績が悪かったりすると、その休みが1日になる年がある。
しかも、ちょいちょいある、、。
「今年のオールスター休みは1日です」、と。
、、、。
気持ちはわかる。
成績悪いんだから、練習しよう、と。
プロなんだから、と。
監督やコーチは今年(毎年)結果を出さないとクビになる。
そりゃ必死に練習させるよ。
選手をバンバン酷使して使うよ。
疲れてるとか、来年故障しちゃうとか関係ないよ。
球団が結果だけじゃなく、チームの宝である選手をいかに故障させず育て、次世代につながるチーム作りをしていくか、という所をちゃんと評価してあげる事が、そうゆう酷使の予防にも繋がると思う。
けと、現状はそうではない。
ゆえに休みを潰して練習だ。
気分はまるで罰ゲームだ。
きっと監督やコーチだって、現役の時に休みが2日間から1日に減ったら、げんなりしただろうに。
休みくらいくれよ、って思ってたと思うよ。
本当ならば2日間ある休みが、1日になる現実。
もうみんな顔面蒼白だ。
1日練習増やしても変わらないよ。
逆にそれまでの首脳陣のやり方を、計画性の無さを、自分達自身が否定してる様なもんだ。
2日間→成績悪いから1日
と
2日間→成績悪いけど2日くれた
じゃ、気持ちの入り方が全然違う。
「はぁ、今年1日だけか、、、」
ってなりますよ。
連休くれたら
「前半は成績悪かったけど、気持ち切り替えて後半こそ頑張ろう!」
ってなりますよ。
スタッフなんか地獄だと思います。
監督やコーチ、選手に比べて、給料は全然安い、
休みも無い、唯一の連休も奪われる、、。
それじゃあモチベーションも上がらないんじゃないかと思う訳です。
休みが欲しい、なんてスタッフからなんて死んでも言えません。
じゃあ辞めていいよ、代わりはいくらでもいるから、という世界です。
せっかく入ったこのチームのために、長く献身的に勤めたいと誰しも思っていると思う。
けれど、スタッフに対する球団の待遇は総じて悪過ぎる様に感じてならない。
ほぼ言いなりだ。
言いたい事はほぼ言えない、たとえチームにとって良い事だとしても、とても怖くて言えやしない。
目立つ様な事はしなくなる。
無難にこなし始める。
これでは、せっかくのやる気を出そうと頑張ってるスタッフや、有能なスタッフも辞めてしまう。
それらを選手は間近で見ているのだ。
何とかしてあげたくても、それこそ選手も中々勇気を出して言えない。
まさに負の連鎖だ。
ただの休みの問題ではない。
ここに野球界の体質や、根本的な考え方の問題ながあるんじゃないのかと思う。
華やかなオールスターの裏側に、こういった球界の悩ましさが垣間見れるのだ 笑
なんとかしないとなー(´-`)