私の母は創価学会員だった




男の子が欲しかったのに私は女に生まれてしまった



母は私が生まれる前に子宮外妊娠で救急車で運ばれ一命を取り留めた




その時の子はきっと男の子だったはずだから、その子が生まれていたらあんたはいなかったんだよと何度も聞かされた




子宮外妊娠の子は性別もわからない状態だったはずなのに、私が男じゃなく女に生まれたことが悔しかったのか幾度となく責められた




そんなこと言われても女に生まれたのは私のせいじゃないし、そもそも生んだのはあなたでしょ⁈




でも、母は事あるごとに恩着せがましく私を責めたので私は女に生まれたことに罪悪感を持ってしまった




おまけに私が女に生まれたのは過去世の悪業のせいだから信心しないと絶対に幸せになれないと脅された




物心ついてから何度となく言われ続けて私は自分が女であることを呪い自分が大嫌いになった




私が生まれたから母が不幸なんだと罪悪感でいっぱいになり、母の愚痴聞きや肩たたき、内職や家事の手伝いなどやれることは進んでやった




でも、母がいちばん喜ぶことは創価学会の宗教活動だった




勉強してもテストで100点取っても喜ばない




お手伝いをしても当たり前




気分がジェットコースターな母のご機嫌を損ねないように気を使い、母をほめたりなだめたり




ご機嫌を損ねると罵声とビンタが飛んでくる




どうしてママを怒らせることをするんだ‼️




大人になった私は母を激怒させた理由を思い出せない




きっと激怒するようなことじゃなかったのだろう




母を怒らせると今度は父に責められる




どうしてママを怒らせるようなことをするんだ‼️




父はぐちぐちと執拗に私を責めた




どうして、どうしてと聞かれてもなぜあんなに激怒してるのかわからないから答えられない




ただ泣きながらごめんなさいを繰り返す私




誰も私のことをわかってくれない




小学生の頃から私は確信してしまった




この世はつらく厳しく私のことをわかってくれる人はいないと




その間違った思い込みがその後の人生をものすごく生きづらいものにしてしまった




子供はまっさらな状態で生まれてくる




その純粋な脳が両親によって汚れていく




両親の心ない言葉で脳は萎縮して正常な働きができにくくなってしまう




多かれ少なかれ親も人間だから暴言や失言は仕方ないかもしれない




ただ、子供の心が大きく傷つくような言動をしても放置する親はいかがなものか?




私は優しい言葉をかけてもらった記憶がない




思い出せないだけかもしれないけど覚えていない




それだけ、ネガティブな言動が衝撃すぎて脳にしっかりインプットされてしまった




どうしてあの両親の元に生まれちゃったんだろうね私




もう、二人とも天国の住人だけど愚痴りたくなるよ💦




本当に毒親育ちは生きづらいからさぁ〜💦