6月4日は夫の7回目の命日です。




8回忌です。




先日やっと納骨してホッとしたような淋しいような気持ちです。




7年ひとりで生きてきました。




生きてるだけで偉いねって自分を褒めてあげます照れ




7年前の6月3日は夫が入院していた緩和ケア病棟で各病室のドアの改修工事とフロアの配管工事が行われ、機械音が院内に響き渡っていました。




夫が入院してるのにタイミング悪いったらないわ💦




おまけに夫の病室のトイレの配管から水漏れ💦




先生と看護師さんにもう長くないですよと言われてたのでこのタイミング⁉️と苦笑い💦




私の妹夫婦がお見舞いに来てくれたのもこの日でした。




ロビーで話しをしていたら、配管工事の業者さんがそーれ‼️そーれ‼️と大きな声で配管を引っ張り上げていました。




病室で意識のない夫と対照的にロビーは活気づいていました。




妹夫婦となんでこのタイミングで工事?って笑ってしまいました笑い泣き




夫は痛みと苦しみで眠れない状態がずっと続いていたので、主治医から眠剤で意識をなくした方が本人も苦しくないと提案されました。




夫本人は眠剤で意識がなくなることを嫌がりました。




きっとそれで私と二度と会えなくなるのが嫌だったのでしょうショボーン




夫は話すこともできなくなっていました。




眠剤を投与すると意思の疎通ができなくなるけど苦しみをなくしてあげたくてお願いしました。




もう頑張らなくていいよ💦




眠っていいんだよ💦




夫が亡くなる数日前から私と夫の連れ子の長女さんが病院に泊まり込みで看病していました。




長女さんがいてくれたお陰で安心してお風呂や食事に行けました。




お互い交代で付き添えたのですごく感謝してます。




6月4日の午前中に夫の会社の上司さんが書類を持ってお見舞いに来てくれました。




上司さんは涙を流しながら夫の左手を握ってHさんわかりますか?僕です!Hさん!Hさん!と夫と最期のお別れをしてくれました。




夫の右手は長女さんがお父さん!お父さん!と呼びながら握っていました。




その間、トイレの水漏れを修理しに業者さんがやってきました。




最期のお別れかもしれないシーンが繰り広げられている中、すごくバツ悪そうに業者さんはごめんなさいねと修理を始めました。




またまたこのタイミング⁉️




しばらくして会社の上司さんはこんなときにお邪魔してしまい申し訳ありませんでしたと深々とお辞儀して帰って行かれました。




夫の左手がやっと空いた‼️




でも、上司さんがいる間、修理でトイレに行けなかった私は慌ててトイレに駆け込みました。




その瞬間、長女さんの泣き叫ぶ声が‼️




お父さん‼️お父さん‼️嫌だ‼️




お父さん‼️お父さん‼️



ありがとう‼️ありがとう‼️




看護師さんも駆けつけてくれていました。




私はなんとまだトイレから出られない💦




え〜っ💦💦💦




待って待って待って‼️




慌ててトイレから出て夫の左手を握ろうとしたらもう動かなくなってたんですえーん💦




なんてこったいっ⁉️




夫の手を取ってもパタンって力が抜けて逝ってしまったのがわかりましたえーん




夫の名前を呼びながら泣き叫びました!




間に合わなかったぁ〜っ💦




すかさず看護師さんが「まだ大丈夫‼️間に合いましたよ‼️」と言ってくれましたが夫はすでに息を引き取ってしまっていました💦




うそ⁉️うそ⁉️うそ〜っえーん




上司さんがいたので夫を看取ることができなかったんです💦




でも、もしかしたら夫の優しさだったのかもしれません。




私がトイレを我慢してたからトイレに行けたのを見届けて安心して旅立って行ったのかもしれません。




7年前の今日はドタバタとしてて悲しくておかしくて忘れられない1日でした。




夫は天国で笑ってるかな?




いろんなことがあってひとりで乗り越えてきたよ。




今もつらいことがあって苦しいけど乗り越えていくから見守っていてね!