みんなが楽しみにしているゴールデンウィーク(GW)
私は毎年ブルーになる
⚠️かなりネガティブな内容なので無理な方はスルーしてください
忘れもしない7年前のGW
あの1週間の焦りと不安と恐怖は忘れられない
夫が腸閉塞を起こし、一命をとりとめ入院した後のこと
詰まってしまった腸にステント(管)を通す手術が必要だった
でも、ゴールデンウィークだったため、ステントの業者が連休に入っていて、手配できないことが判明
主治医に1週間待って欲しいと言われた
連休だからって緊急事態だからどうにかならないかと尋ねたら、どうにもならないとの事
そんな‼️
腸が詰まってしまったので、当然食べることもできず、点滴のみで1週間待つことになってしまった
鼻と口にチューブ
腕にも点滴のチューブ
夫はひどい吐き気と喉の渇きと花粉症で鼻も詰まっていて、息も苦しい最悪の状態だった
薬が飲めないため、すい臓がんの痛みもひどくなり入院している間に腹水も溜まってしまった
夫は喉の渇きでひどく水を欲しがったけど、水分調整のためたくさん飲ませることもできなかった
飲んでも腸が詰まっているので吸収できず口からチューブで吸い出すので、点滴で輸液を補給しても脳が渇いていると認識していたみたい
夫はかすれた声で砂漠にいるみたいと言った
がんの進行で体が熱く氷を欲しがったけど、病院にある氷は限りがあるので、毎日毎日氷をたくさん作ってクーラーボックスに入れ病院に運んだ
おまけに鼻から胃に通された胃の中身を吸引する装置の具合が悪く、常に気持ち悪く吐き気がある状態だった
病室に行くたび、夫がどんどん壊れていく
地獄のような日々
点滴での痛み止め投与では間に合わず、夫が拒否していたモルヒネに頼るしかないくらい激しい痛みに何度も襲われた
ずっと渋っていた夫は、痛みに耐えきれず、主治医にモルヒネをお願いした
主治医はモルヒネを投与する際のリスクから説明し始めた
人によっては、モルヒネを投与したら帰ってこられなくなる場合があるので了承してください
要するに死んじゃうかもよってこと💦
夫はその説明で怖くなりモルヒネを諦めた
数日後、そんなこと言ってられないくらいの激痛が襲ってきた
夫は覚悟を決めた
「モルヒネ投与をお願いします」弱々しい声で看護師に伝えた
しかし、運悪くそれをお願いした日、主治医は連休に入ってしまっていた
まさか、重症の患者を置いて休暇を取ってしまうとは、思いもよらなかった
しかも主治医が連休を取る事は聞いていない
医者も人なので、当然休みを取る権利はある
だから、休むのは構わないけど医療行為は休まないでほしかった
と言うのはモルヒネ投与は主治医しかできない決まりがあったから
目の前で痛みにのたうち回る患者を誰もケアすることができない
医師はいるのに、主治医しかモルヒネを投与できない
こんなことが実際にあるんだ![]()
申し訳なさそうに見守る看護師達
これほど辛い事はない
理不尽すぎる‼️
夫の依頼で主治医は休みを切り上げて来てくれた
ありがたかった
すぐにモルヒネ投与かと思いきや、今までの薬との兼ね合いで夜中にしか投与できないと告げられた
あまりの激痛で夫はすこし気が変になっていた
前の晩は病棟中に夫の「殺してくれ!」の悲鳴が響き渡ったそうだ
痛みに耐えるために噛み締めた唇の傷が痛々しかった
夫はもしかしたら最期になるかもしれないのでモルヒネ投与に付き添ってほしいと私に言った
私は覚悟した
モルヒネ投与は無事完了して痛みが少し緩和された
マジでホッとした(主治医大げさ!)
ただ、かなり進行してしまったので痛みがすべて消えたわけではなかった
GWが明け、やっと世間が平常になった
しかし、この1週間で夫はステント手術もできないくらい悪化した
主治医に緩和ケア病院への転院を勧められた
夫も承諾した
ここでまたしても、夫は不運に見舞われた
緩和ケア病院の病室が満室だったのだ‼️
なんてこと‼️
マジで運悪すぎ
💦💦💦
普通は満室になることないんですけどね💦
と緩和ケアの医師
夫の落胆ぶりは、かける言葉を失うほどだった
オレ、持つかな?
いつまで待てばいいんだ?
それから10日ほどで緩和ケア病院に転院することができた
長い長い時間を苦痛と共に過ごし、主治医や看護師はまったく患者に寄り添うことをせず心身ともに疲弊した入院生活だった
こんな苦痛を味わうのはもうイヤだ
健康は何よりも大切で健康であることが何よりもしあわせなことだと夫の悲惨な経験を目の当たりにして痛感した
こんなことがあった7年前のGW
私は今日も自分癒してあげようと思います
左足裏の足底腱膜炎も痛いからスポーツできないし、昨日無料登録したサブスクで映画でも見ようかな
ここまで読み進めてくださり、本当にありがとうございました。
心より感謝いたします。
私のようなGWなんもすることない人
下記リンクで無料で映画でもいかがですか?


