こんにちは!
ナキのブログを訪れてくださり、ありがとうございます。
私は20代のころ子宮が奇形だということがわかりました。
双角子宮といって子宮の中がふたつに分かれている奇形です。
妊娠出産はできるらしいけど、いろんなリスクがあるそうです。
私はそれを知ってホッとしました。
どうしてか?
普通はショックで落ち込むことなのに!
幼い頃から私は、母に出産の辛さや痛みのことを何度も聞かされてきました。
母は私を産む前に、子宮外妊娠で救急病院に搬送され、たまたま夜間診療の担当医が産婦人科の医師だったので助かったというエピソードがあります。
その話も幾度となく聞かされました。
その時できたお腹の大きな傷あとも見せられて💦
そして、その子宮外妊娠したときの子は絶対に男の子だから、その子が生まれていたらあんたはいなかったんだからね!と言われました。
それ絶対言っちゃダメなヤツだよね💦
母は自分が女に生まれたことを呪っているようで、私が男だったらよかったのに!と何度も私にグチりました。
そして、母は私に女に生まれたのは前世の行いが悪いからだと何度も言いました。
私は自分が女であることが罰であり、女に生まれた罪悪感を感じてきました。
両親は男の子が欲しかったのに。
私が女に生まれてきてごめんなさい💦
私は自分の性を否定して育ち、次第に「生まれる」ということに嫌悪感を覚えるようになりました。
「生まれる」ということはそういう事実があって成り立つ。
私にとって妊娠出産は、言葉だけでも使いたくない嫌悪するもの。
妊娠出産は苦しくて辛くて、ものすごく苦痛をともなうもの。
妊娠出産は私にとって恐怖でしかない。
子宮奇形で産みにくいなら、産めない理由になる!
誰もが子宮奇形だと聞けば、それ以上子どもがいない理由を聞いてこない。
私は安心して面倒な事柄をかわせる。
親の呪いの言葉って本当に怖いです。
私は母から女に生まれたこと、母になることをネガティブなこととして聞かされ、自分を否定する人間になってしまいました。
自己否定はかなり克服できていますが、まだ妊娠出産とか赤ちゃんという言葉は苦手です。
実は妊娠出産という文字を入力するだけでも嫌悪感があります💦
ものごころついたころから聞かされた、強烈な罪悪感や嫌悪感はなかなか消えません。
毒親って本当に子どもの人生を破壊する天才です。
私が幸せな家庭を持てなかったのは、母の呪いの言葉が強烈過ぎたからだと思っています。
毒親育ちでも幸せな家庭を持てている方は、すごいと思ってしまいます。
私は産むのが怖くて怖くて無理でした。
それ以上に自分が毒親になる自信があったので、産めなくてよかったとホッとしていたりして💦
悲しいけど仕方ないなぁ💦
子どもがいるとか夫がいるとかじゃなくて、自分が自分を幸せにしてあげるのが大切!
私が私を幸せにしてあげよう!
ここまで読み進めてくださり、ありがとうございました。
心より感謝いたします!
