こんにちは!
nakiのブログを訪れてくださり、ありがとうございます。
今日は毒親育ちの人に合ったカウンセラーさんについてです。
私は過去にカウンセリングに通っていたことがあります。
「人格障害かもしれない」の著者の磯部潮先生のクリニックに
週1回、3年間通院していました。
その時のカウンセラーさんは若い女性で優しい感じの方でした。
基本に忠実なカウンセリングで否定も肯定もしない。
傾聴して、クライアントが自ら答えを導き出していく感じでした。
3年経った頃、そのカウンセラーさんが退職することになり
私もカウンセリングを卒業しました。
聞いてもらうことで、随分と気持ちが落ち着いたことは確かでした。
でも、話しても話しても何となくモヤモヤした感じがあって
すっきりとはしませんでした。
ある時、そのカウンセラーさんに妹の話をしました。
妹は小学校低学年の頃、夢遊病になってしまいました。
夢遊病とは、夜中に睡眠状態のままで動きまわってしまう病気で
睡眠時遊行症ともいいます。
私と妹は二段ベッドで寝ていたのですが、突然起きて
歩き回るので最初は驚きました。
後をついてベッドに戻そうと声を掛けても返事はなく、
ただ「ママ?ママ?ママ?」と母を探し回ります。
両親は飲みに行っていないことが多く
「ママは今はいないよ」って言ってもまったく聞かずに
1階から2階まで家中を探し回ってから
またベッドに自分で戻ります。
それを聞いてカウンセラーさんは妹さんの方が
重症かもしれないと言いました。
目の前に苦しくて、毎週通ってきているのに
妹の方が重症と言われてショックでした。
確かに妹もつらかったと思うけど普通に結婚して子供も
二人もうけて幸せそうに暮らしています。
もしそう思ったとしても目の前のクライアントに他の人の方が
大変だったと言うのは違うと思います!
そのカウンセリング後、やっぱり余計につらくなりました。(涙)
毒親育ちがカウンセリングを受ける場合は
過去タイプのカウンセラーさんの方が効果的です。
つらい過去によって生きづらいのに、過去は済んだことだから
未来に向かって目標を立てて楽しいことをしましょう!
なんて言われてもインナーチャイルドが怒り出すだけかと。
カウンセラーさんには過去タイプ=原因論をもちいるタイプと
未来タイプ=目的論をもちいるタイプがいます。
未来タイプが合う人もいれば、過去をきちんと整理して
承認していかないと解決しない人もいます。
人それぞれだから難しいとは思いますが、少なくとも私は過去タイプ推し。
そして、話していても勉強不足なカウンセラーさんもいて
傷口に塩どころか、タバスコ塗っちゃうこともあって
余計につらくなることがあります。
いろいろ話しても「あなただけじゃない、みんなそうだよ。」とか
「育ててくれたんだから感謝しないと」とか
一般常識を振りかざして、なんでもポジティブに持って行こうと
されるとかなりキツイ。
話した後に落ち込んで数日、動けなくなることも。
心がざらざら、ヒリヒリする。
自分に合ったカウンセラーさんを見つけるのは
大変かもしれませんが合わないなと思ったら
勇気を出して変えることをお勧めします。
時間とお金がもったいないことになる前に!
ここまで読み進めてくださり、ありがとうございました。
心より感謝いたします。
