こんにちは!
nakiのブログを訪れてくださり、ありがとうございます。
夫が亡くなってから6年が経ちました。
月日の流れが死別の悲しみをずいぶんと癒してくれたと感じてます。
夫が亡くなってから私が
何をして自分を立ち直らせたか
を書き綴っていきたいと思います。
私と夫は再婚同士でした。
結婚して7年で夫がすい臓がんになってしまい
見つかってたった5か月で帰らぬ人に!
夫と私はとても仲がよく、毎日たくさんおしゃべりをしました。
いっしょにショッピングに行ったり、旅行したり。
お互い運動も好きで同じスポーツジムに通っていました。
夫といっしょにいられる休日は、楽しみでワクワクしてました♪
すい臓がんになってからは
生きてほしい!
と寝る間も惜しんで夫のケアをしました。
でも、夫はすい臓がんに勝つことはできませんでした。
最期は壮絶で痛みに耐えながら生きている夫を
楽にしてあげたいと祈るしかなかった!
息を引き取った瞬間
もう苦しまなくていいんだよ。
ゆっくり休んで!
という安堵と
もう2度と会えなくなるんだ。
おしゃべりもできなくなるんだ。
という喪失感と悲しみでいっぱいでした。
遺言で葬儀はせずに大学へ献体してほしいと言われていたので
夫の希望通り、お通夜だけして献体に送り出しました。
献体に出すと2年ほどでお骨になって帰ってきます。
夫が亡くなった現実を突きつけられるようで
火葬とお骨拾いをしたくなかった私は、寂しいけど少しだけ安堵しました。
毎日毎日泣きました。
ただただ、泣き疲れるまで泣いて泣いて。
ひとり暮らしになってお仕事もしていなかったので
思う存分、泣き暮らしました。
しばらく経ってから、友人に自分の好きなことをすると気が紛れるよと
アドバイスを受け、昔やっていたゴスペルをしようと思いました。
ちょうどその頃、クリスマスのゴスペルコンサートの参加募集があり
これだ!っと参加することに。
みんなで歌を歌っている間は、すべてを忘れられる。
歌う曲の中に「Oh Happy Day」がありました。
この曲は映画「天使にラブソングを2」で注目を集めたゴスペル・ソングです。
夫を亡くして全然Happyじゃねーよ!!!
と思ったけど
歌の力で自然に笑顔で歌ってる自分がいました。
Oh Happy Dayの日本語訳は以下です。
おお、幸せなる日
神が私の罪を清めてくれた
おお、幸せなる日
神は教えてくれた
どのように罪を清めるのかを
生きる術を 祈りを
そして喜びに満ちた日を
自由な日々を
これって私に向けた応援歌だったんですね。
喜びに満ちた自由な日々を過ごしなさいって!
2017年12月クリスマス ゴスペルコンサートのステージで
笑顔で手を叩きながら「Oh Happy Day」を熱唱!
客席に夫がいると思って!
私、頑張って生きるから心配しないで見守っていてね。
立ち直るためにはたくさんのことをしましたが
今回はここまで。
もしも、あなたが悲しみに満ちた日々を過ごしていたら
少しだけ勇気を持って好きなことやってみるとよいと思いますよ。
なんでもいいんです。
本を読むでも、ドラマ見るでも、スイーツ食べるでもね。
ここまで読み進めてくださり、ありがとうございました。
心より感謝いたします。
