「マイナスイオン」「フィトンチッド」という言葉が成澤先生のレッスントークで紹介されます。今回はこのふたつの言葉をご紹介したと思います。

 

「マイナスイオン」という言葉を見聞きするようになったのは、そう昔ではない記憶があります。改めてこのマイナスイオンを考えてみると・・イメージとして出てくるのは「水・空気・雨・海・川・湖・・」とか、「ミネラルウォーター・空気清浄機・掃除機・ヘアードライヤー・・」など💦

 

とても緑深い森林などをイメージしてみても、そこには澄んだ湖や川、滝などがあって・・そこでたたずんで深呼吸など、マイナスイオンと言えば「空気や水に関連する」・・そんなイメージではないでしょうか。

 

では「フィトンチッド」とは・・・・・・・・・・・・???先生の解説からイメージすると「新緑・緑・植物・・?」なのではないでしょうか💦

 

 

調べてみると「マイナスイオンとは、空気中にある数種のイオンの中で、マイナスに帯電したもの」「空気の澄んだ森林や水辺・・特に滝など水しぶきが飛ぶ場所に多く存在する」・・・・・と説明されています。それ以上調べると、難しくなってしまうので、とりあえず「空気中にある」「澄んだ水辺・・特に水しぶきが飛ぶ場所にある」。そして、「体内に取り込まれると、新陳代謝を促進し、心身をリラックスさせる」という事から注目されています。

 

フィトンチッド・・植物療法の専門書などでよく紹介されますが、言葉そのものの意味は「Phyton・フィトン:植物」「cide・チッド:殺す」・・・何か怖い印象を受けますが、実際のところはフィトンチッドとは木の根や幹に多く含まれ、葉から放出される「植物にとって有害な微生物・虫などから身を守るための揮発性の化学物質」「植物が傷つけられた時に放出する殺菌性を持つ揮発性の物質」・・・どちらかと言うと「植物が外敵・・外側からの影響で傷ついた細胞を修復する物質」です。大きな木のそばにいると、どことなく安心感というか、心地がいいのは、フィトンチッドが樹木自身の傷ついた細胞を修復しているその恩恵を私たちは得ているからなのかもしれません。

 

 

雨からもマイナスイオンは発生されると言われています。雨上がりの後の植物が生き生きとして見えるのは、雨に含まれるマイナスイオンを受けながら、その雨の刺激で発せられたフィトンチッドで植物がリフレッシュしたためなのかもしれません。

 

今年は5月から雨続きで、早くも梅雨に入りました。雨上がりには、ちょっとした公園などを散歩するのもいいかもしれませんね。