第78回(96年)大会・夏の甲子園決勝は松山商と熊本工の古豪対決となりました。

松山商が初回に挙げた3点を熊本工が徐々に追い上げ、土壇場9回で追いつくと試合は延長戦へ。
決勝戦ならではの白熱した戦いでした。

そして3-3の同点で迎えた10回裏の熊本工の攻撃。
1アウト3塁と外野飛球でも1点…すなわち一打サヨナラの場面でした。

その時、松山商・澤田監督が動きます。
10回途中からライトの守備に回っていたエース・新田君をベンチに下げます。
エース・新田君を諦め、大胆にもライトの守備を補強する策を取ったのです…






…しびれますね~。

追記:その後、松山商が3点を挙げ優勝を決めました。この好返球で一気に『流れ』が変わりましたね…。九州勢の決勝進出とあってナケナシも食い入るように見ていましたが、高校球児の生み出すドラマに感動したシーンです。しびれたと言うより、震えましたわ~…。