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今日は樟南-鹿実との決勝戦。
樟南はなんと言っても、2年生エース・戸田君。
これまで39回を投げ失点は準々決勝と準決勝の僅か『2』。
また、制球力と低めのスライダーが冴え、奪った三振も『56』。
1回・1個以上の奪三振率は予選とは言え素晴らしいです。

対する鹿実は準々決勝と準決勝をサヨナラ勝ちで上ってきました。
4番・川崎君の打撃不振と、準決勝で早々に交代したエース・用皆君が気になりますが、
今年は守備のチームなので、堅い守備からリズムを作れるかが鍵と見ておりました。

拮抗したゲーム展開は必至ですね!!

試合は仕事の合間にインターネット中継をコソ見する程度だった為、詳しくは見れませんでしたが(号泣)、序盤の1・2回で鹿実が2点を挙げました。
少々、心配していましたが、2年生エース・戸田君には疲れがあったんですかね~…。

その後は鹿実が堅い守備で試合は投手戦へ。
先発・用皆君、2番手・野田君が安定した投球を見せ、ゲームセット。
鹿実が2年ぶり17回目となる甲子園への切符を掴みました。

春・県大会とNHK旗ではいずれも決勝で樟南に敗れていた鹿実でしたが、最後の夏でその雪辱を果たし、甲子園への切符を掴みました。夏にキッチリ仕上げてくるのは鹿実らしいですね。
個人的には樟南の2年生エース・戸田君の投球を甲子園で見てみたかったですが、彼には来年、期待するとしましょう!!

しかし昔と違い、最近の高校野球は良い投手ひとりだけでは厳しいですね。
確かに決勝での戸田君の投球も素晴らしかったですが、それ以上に鹿実の用皆君と2番手・野田君の投球が素晴らしく、樟南打線は最後まで的玉を絞りきれず…。
継投の重要性を改めて感じた大会でした。