出産レポ④~陣痛室から分娩室へ~ | †---てっちゃまん日記---†

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2011年1月に長男誕生、2016年1月に次男が誕生しました☆
そんな私はエス55の2月うまれです。
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【ゴットハンドNさん現る】

◆AM 6:30
新しい看護婦さんのNさん登場。

Nさんと3時頃からいた看護婦さん二人に旦那さんの3人がかわるがわる手助けしてくれる。Nさんが来てすぐ内診。

子宮口8cm!!なんと、1時間半で3cmも開いてる!!

このNさんのいきみ逃しの手がハンパなく神の手!!

私と旦那さんでお尻の穴を指先で押してたけど、Nさんは手のひらでいきみ逃しをするんです。

赤ちゃんの頭がまあるいから、指先だけで押してもちゃんといきみ逃しができないから、手のひらで赤ちゃんの頭をまあるく支えるように押し返してあげないといけないんだって!

これをしてもらってから陣痛がものすごく楽になった!

私の場合、赤ちゃんは3回に分けてぐいっ!ぐいぐいっ!!と押してくる。

それも前!後ろ、後ろ!って感じ。

それに合わせてNさんは手のひらを上手にくいっ、くいくいって合わせて押し返してくれるんです。

まさにゴットハンド!!


◆AM 7:00
先生の内診。

子宮口9cm。陣痛の波ごとに仰向けで内診するから内診が痛いんじゃなくて陣痛が痛い。

「9cmまできたので手術の準備します。」

と、点滴の針を刺そうとするけどすぐ次の陣痛がきて私が腕を振り払うから刺せない。

多分1~2分間隔くらいできてたと思う。

陣痛が治まってからいそいで針を刺す。

そのまま分娩室へ寝たまま移動。


【分娩室!いよいよ出産へ】

◆AM 8:15
1時間ほど分娩室で横に寝たままの姿勢でいきみ逃し。

たまに赤ちゃんに呼吸を送れてないらしく、酸素マスクをはめさせられる。何回かに1回、陣痛の合間に深呼吸するよう言われる。

一度旦那さんは出てもらって、その間に先生再び登場で内診。この内診でどうやら破膜したらしい。

生温かい液体がじゃーっと出た。

そのあと、おしっこがたまってるということで導尿する。

ゴットハンドNさん、この時シフトの関係でいなくなる。

それから新しい看護婦さんたちがあわただしく手術の準備をする。=誰もいきみ逃しの手助けがいない!

私、陣痛が来るたびに「押してーーーー!!!」と叫んで看護婦さんを呼ぶ(笑)

看護婦さん、ハイハイ、って感じで半笑いで押してくれる。

もうね、ここまでくるといきみ感すごいし、いきみ逃しを失敗すると息ができないくらい苦しい。


◆AM 9:30
ようやく足を広げて分娩姿勢へ。

ここで旦那さん登場するも、私1回も見てない。

とにかく仰向けの姿勢が陣痛が一番強くて痛くて、目も開けれてない。

呼吸も乱れっぱなし。声も出まくり。。。

で、私、何の指示もされないからまだいきみ逃ししないといけないかと思って

「出るーーーーー!!!」

って叫んだw

そしたら先生、「出していいよ!!」って。

「え?いきんでいいんですか?!!!」って聞いたら、

「もういいよ!!」と。

知らんかった~~~~!!!!とばかりに、次の陣痛に合わせて

「うあぁあぁあああああ~~~~~~~~~~~!!!!!!」

っていきむ。

こんなデカイ声、今まで生きてきて1回も出したことないってくらい、ほんとに声にならない声を出して叫びまくってた。

目も完全につぶって、とにかくう○ちするときみたいにいきんだ。

そしたら先生、看護婦さん、みんなで

「違う違う、腰を浮かしたらだめ!おしりを天井に向けて!!!!」っていう。

「声出したらいかんよーーーー」っていう。


へっ???全然意味がわからない!!!!!

自分は腰をつけてるつもりが、ついてないって。

「おへそ見てふーってしてごらん!!」って言われる。

おへそ見るけど、「頭起こし過ぎ!!」って言われる。


全くもってどうしたらいいかわからん!!!!!

叫んで、ふーーーーーーー!!!!!!ってして、フギィイイーーーーーーーーーーッ!!!!!っていきんで、陣痛がおさまったら、一旦いきみ方の確認をする。


私:「こうですか?!こうッ?!!」

先生&看護婦さんたち:「そうそう、それそれ!!!」


よし、わかった!次は頑張ろう!!

ハイ!!陣痛来たッ!!!!


私:「フギィイイーーーーーーーーーーッ!!!!!」

先生&看護婦さんたち:「違うーーーーーーーーッ!!!!!!!」

もう全っっっ然分かんね~~~~!!!!!


で、赤ちゃんの髪の毛見えてるよー!とか、あ、またひっこんだ(笑)とか看護婦さん言ってるけど、

そのまえに会陰切開するための麻酔を打ってるせいかあんまり感覚なくて分からない。

でも何かが挟まってるのは分かる。

先生が会陰を下にぐいーーーーーって広げられながらいきむ。

いきみの途中で会陰をちょきんて切られる。でも全然痛くない。髪を切られたくらいの感覚。


先生、ここで「促進剤準備して!あと吸引も!」って言う。


でも次の陣痛で「フギィイイーーーーーーーーーーッ!!!!!」っていきんだら

「あ、それそれ!!上手上手!!出てきた出てきた!!!」って言ってる。

でも、私には出てきたかどうかわかんない。マヒしてる。

で、頭が完全に出たところで私、「イタタタタタタタタ!!!!!!!!」

陣痛の波が治まってるにも関わらず、いきみ感が全然止まらない!!!私、いきみ続ける!!!!

先生&看護婦さん:「もういい!!!もういい!!!もういい!!!!!(笑)」

私:「いやーーーーーー!!!!出すーーーーーーーー!!!!!」

先生:「じゃあ出していいよ・・・・(笑)」

私:「うあ゛あぁああぁあ゛~~~~~~~~~~~~!!!!!!」


「おぎゃーーーーーおぎゃーーーーーおぎゃーーーーーおぎゃーーーーー!!!」


2011年1月12日午前10時09分。
分娩時間 12時間12分。
体重 3338g。
待望の長男、誕生しました



いきんだのは10回くらい。

カンガルーケアで、我が子を初めて抱っこ。

もう放心状態で愛情とか全く湧かず、ただただ、「デカイ。。。(笑)」と思いました。


私、実はずーーーっと微弱陣痛だったらしく、NSTの計測で40~60くらいでここまできたらしい。

たまに100になるくらい。だから子宮口9cmの時点でも陣痛の合間は普通に笑って話せてました。

お腹すいた~とか言ってたし。たまに間隔が開くと寝てしまうほど。

だから、私が頑張ったというよりは赤ちゃんが勝手に降りてきたんだと思います。

そして、赤ちゃんの泣き声よりも自分の叫び声の方がデカかったと思います(笑)

先生から「色々あったけど、結果安産やったね!!」

って言ってもらったのがすごくうれしかったしほっとしました。

旦那さん、泣いてたらしいけどそれすら見ないまま出て行かされてしまった・・・。

でもしきりに横で「なおみ、ありがとう、ほんとありがとう!」って言ってた。感動したんだろうな。


そのあと赤ちゃんは真横のベッドで処置される。

私も同じく胎盤出したり会陰縫合したりで処置される。

けっこう裂けたらしい。でも縫われてる間は麻酔をちょくちょく追加してくれるので全然痛くない。

で、赤ちゃんしばらくどこかへ連れて行かれる。お風呂かなぁ?


看護婦さんに、

「大きい赤ちゃんやったんやね~!あなたそんなに体大きくないのによく頑張ったね~!陣痛もずっと微弱やったのにね!!」

って言われました。

そうなんだ。でも、私的には微弱なのが助かったと思ってるよ?w

多分微弱で出産できるのが一番楽なんじゃないかと思う。だって、陣痛激しいの、痛いもん。




・・・・はてさてハッピーエンドに見える出産レポですが。

この後、思いもしないトラブルが待ち構えておりました。。。