朝の朗読会「触れる距離」Bチーム
無事に千秋楽を終えました。


相手役の西本健太朗さんと、
素敵な弾き語りをして下さった大垣友さん。




2週間前に急遽出演が決まって
3回の稽古と4回の本番。



数にするとあっという間でしたが
想いにするとイカめしの中の
もち米くらいには
ぎゅぎゅっとした時間でした。
(絶対もっと他の例えあった)


急遽だったのにも関わらず
出演を決めたのはもうまず脚本が
ビビビッときすぎたというのが
1番の理由。本当に。

それに加えて
今回の脚本演出の中島庸介さんは
知り合いの俳優さんが
出演していた舞台の脚本演出も
されていたので知っていて、
さらにプロデューサーのえのもとぐりむさんは
このお話を頂く1週間前くらいに
お友達と話してた時に
「えのもとぐりむさんって方の舞台
見たことある??」って聞いていて
その時「わ〜面白そう!いつかご一緒したい!」
って言ってた、そんな矢先の出来事で。



これはもう、巡り合わせでしかない。
と思って出演を決めました。



急遽で、しかも朝からの舞台。
にも関わらず、足を運んでくださった方
本当にありがとうございました!


朗読劇は始めてでしたが
ずっと声のお仕事をしてみたいという
想いがずっとあったので
朗読劇という形で声でのお芝居を
経験できてすごく嬉しかったです!


そしてとても難しかった(笑)


私演じる「堀田」と
にしけんさん演じる「加藤くん」との
すれ違いの中での甘酸っぱい、
でもとても温かいお話。

織姫と彦星みたいな2人で
お手紙やメールでのやり取りの中で
進んでいくんですが、
2人が会う時期って「7月7日」なんです。

七夕の日に、引寄せられるふたり。

ロマンティックで切なくて。


4回のうち2回はその時その時の
時間軸の中を生きるように読んで、
残りの2回は大人になって
「今」を生きてる自分が
過去の手紙やメールたちを
読み返してる懐かしい時間を意識して。


それぞれでの感情があって
毎回自分の中で生まれて溢れる感情が
全く違って凄く面白かった。

少ない稽古だったからこそ
常に手探りで、それでいて新鮮だった。

復習用に毎回ボイスメモで録音して
聞き返すんだけど、
面白いくらいに全部違って。


相手役のにしけんさんとも
いろんなこと話して、
ふたりがどういう気持ちなのか
この言葉にどんな想いを乗せて
書いたのか、送ったのか。


台本があって、文字として
目の前に言葉がある状態だったので
本当に送られてきた手紙やメールを
読むように、文字の力を感じながら
言葉を感じながら読みました。


朗読劇ではありますが
表情、目線、仕草、動きの中でのお芝居は
意識してしたつもりです。

、、、伝わったかな?


その時の気持ちで動いていたのだけど
千秋楽は特に思い返す気持ちが大きくて
最後の大垣さんの弾き語りの時は
台本を1ページ1ページまた
読み返すように巡って。

堀田と加藤くんとのこれまでを
もう一度、懐かしむように辿った。


カップに入ってる水を飲む時も
なんだか堀田として
飲んでる自分がいて、すごく
不思議な感覚だったな〜。


今回は収録もしてないので
形に残ることはないのだけど
また絶対に絶対にやりたいと思いました。


朗読劇の言葉だけで
伝える事、受け取る事の
難しさと楽しさ、
両方知れて、両方もっと突き詰めたくなった。


たくさんの感想ありがとうございます。


声を褒めて頂けた感想も多くて嬉しかったです!
声のお芝居も新鮮だったけど
どうだっただろう??、


「いきたかった」という声も
すごく嬉しかったです。


あーなんか、自分で脚本書いて
読むとかもしてみたいなあ、って
思ったり思ったり思ったり。笑


そして今回この朗読劇の中で
新たな自分のやってみたい事も
ひとつ実は増えたんです...🥺


これはきっとまだまだ先になるけれど。
いつか絶対実現させるので
その時はこのブログを読み返して
ああ、この瞬間にこの夢を想像
したんだなあ、って思い返そうと思います。

みんなと一緒に☺️

あ、この時に思ってたのこれだったんだ!
って、思わせるのでお楽しみにです。



そして私はやっぱり私は
お芝居に悩む時間がとても好きだなあと
お芝居を届ける瞬間が幸せだなあと
改めて感じました。



来週ビッグなお知らせもあります。

おたのしみに!!!


とにかく!


堀田を生きれて本当によかった!
素敵な時間でした。




中島さん、ぐりむさん、
こんな素敵な機会を与えてくださって
本当にありがとうございました!

またすぐにご一緒したい、、!

今回はあまり深く関わる時間が
なかったので、もっともっと
色んなこと学びたいです。

そして、西本さん、大垣さんとも。

続いていく道の先で、必ず、また。







ありがとうございました!








あ、中島さん作詞、大垣さん作曲の
エンディング曲ものすごく素敵で。
大好きでした。今もずっと口ずさんでる...!




あと、個人的にこの朗読劇に向かう時
気持ちをグッと入れるために
ぴったりだなあと聞いていた曲があって
Sajiさんの「シュガーオレンジ」
切なくてなんだか堀田の気持ちに
寄り添ってくれて、ずっと聞いてました。


という余談☺︎